【書籍紹介】 2020年、正月休みに読んでおきたい2冊と日本の社会についてです。

2019年12月24日、
本日の書籍紹介は、2020年、正月休みに読んでおきたい2冊と日本の社会についてです。

せっかくの正月休みですが、何も無い。。。方にお勧めの書籍です。 たまには、書籍を買い込んで、まとめて読むのも良いもんです。

恒例ですが、休みに入る前に、書店を回り、読みたい書籍を物色しておきます。 普段より、ちょっと厚い(ページ数が多い)のでも良いかなと思います。

やはり、人類学系、社会学系、脳科学系、生物学系、歴史学と、興味のあるカデコリーは、沢山あるのですが、せっかくの休みですので、分厚い書籍2冊です。

2冊で、5千円が飛んでしまいます!!! 高いか安いかは、自分次第ですね。

1.書籍紹介 2冊

世界の起源: 人類を決定づけた地球の歴史 ルイス・ダートネル (著)

– 目 次 –
第1章 人類の成り立ち
第2章 大陸の放浪者たち
第3章 生物学上の恩恵
第4章 海の地理
第5章 何を建材とするか
第6章 僕らの金属の世界
第7章 シルクロードとステップの民
第8章 地球の送風機と大航海時代
第9章 エネルギー

地球のどんなプロセスが人類の進化を促したのか?

地球物理学から、人類学まで、この惑星「地球」の歴史についてですので、面白そうです。

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生命進化の物理法則 チャールズ・コケル (著)

– 目 次 –
第1章 生命を支配する沈黙の司令官
第2章 群れを組織化する
第3章 テントウムシの物理学
第4章 大小さまざまな生き物
第5章 ひとまとまりの生命
第6章 生命の限界
第7章 生命の暗号
第8章 サンドイッチと硫黄について
第9章 水——生命の液体
第10章 生命の原子
第11章 普遍生物学はあるか
第12章 生命の法則——進化と物理法則の統合

物理法則と生命のつながり、生物進化に物理法則が絡んでくるようです。

地球という惑星と生物の進化について、新しい角度から考察しているので、興味がわきます。
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2.日本の社会について 

今年は、特に社会問題になっている事柄、例えば「いじめ」、「引きこもり」の高齢化「5080問題」、格差問題、相対的貧困の問題、少子高齢化、児童虐待、「ダイバーシティ」の問題などが、気になりますが、テレビのニュース等で、上っ面だけしか、放映しませんので、国民の認識としては、自分に関係ないことは、「ふーん」で終わってしまうでしょう。

一個人としては、どうにもならない事柄が多いのですが、世の中人びとが、今、どのような状況に置かれているのかさえも知らないのは、ちょっと問題です。

この調子でゆくと、「人工知能」が発展しなくても、人間が劣化しているので、あと20年位で、人工知能が人間に追いつくのではないでしょうか。

心の無い人間が多くなれば、人工知能と同等です。 人間が、レベルダウンして「人工知能」に近ずくのです。

 

今年1年を振り返ると、日本の「社会問題」についての書籍をかなり紹介したな。。と感じます。

歴史社会学者の「小熊 英二」氏の「私たちの国で起きていること」に書かれている文章というか言葉の選び方が、とても素晴らしいです。 全然、真似できません。

下記の関連記事に、日本の色々な「社会問題」についての書籍を紹介していますので参考までに。

関連記事
社会学
■日本の社会についての考察なら、歴史社会学者の「小熊 英二」氏の2冊です。
【書籍紹介】 「私たちの国で起きていること」 小熊 英二 (著)
【書籍紹介】 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学   小熊 英二 (著)

■「橘 玲」氏の著書は、とても読みやすい「社会学」を分かりやすくした書籍です。
【書籍紹介】 上級国民/下級国民  橘 玲 (著)

人間の普遍的な、弱さゆえの本性について
【書籍紹介】「悪と全体主義」―ハンナ・アーレントから考える 仲正 昌樹(著)

■引きこもり
「引きこもり」の背景にある問題について
「引きこもり」が高年齢化。。。の記事に思う。

■いじめ
・【書籍紹介】 ヒトは「いじめ」をやめられない  中野 信子 (著)
【書籍紹介】 「いじめは生存戦略だった!?」 進化生物学で読み解く生き物たちの不可解な行動の原理」

■児童虐待
【重要な記事】 千葉の小4女児虐待死に思う「児童相談所」の問題について
【重要な記事】 女児虐待死事件でメディアがぜったいいわないこと
・【なるほどと思う記事】 孤独な出産・子育てはまるで「蟹工船」 なくならない児童虐待に若新雄純氏

・【書籍紹介】 「子どもを攻撃せずにはいられない親」 片田 珠美 (著)
【書籍紹介】 虐待死  なぜ起きるのか,どう防ぐか 川崎二三彦(著)

■「ダイバーシティ」の問題  発達障害、認知障害
【書籍紹介】 ケーキの切れない非行少年たち   宮口 幸治 (著)

【興味深い記事】「毒親」の子どもは許すべきなの? 親と関わりを断つ自由
【書籍紹介】「毒親」の正体 ―精神科医の診察室から 水島広子(著)

【書籍紹介】 ネオサピエンス 回避型人類の登場 岡田 尊司 (著)
【書籍紹介】 ヒトの発達の謎を解く  明和 政子 (著)

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