【アプリ】 脳を構造部位に分類し、立体表示する無償アプリ「3D Brain」がすごい!!

2015年5月14日から、
脳の立体構造学習スマートフォンアプリ「3D Brain」日本語版の配信開始されています。

コールド・スプリング・ハーバー研究所のDNA学習センター(米国ニューヨーク州)が製作・提供する脳の立体構造・機能学習スマートフォンアプリ「3D Brain」をNTTデータ経営研究所の日本語訳協力により実現したものです。

人間の脳を29の構造部位に分類し、立体的に表示するアプリです。

自分の「脳」に興味のない人には、何のこっちゃ? と思うでしょうが、最近では、人工知能が、囲碁の世界でプロに勝ったりと進化が進んでいますが、脳科学の分野も、この謎だらけの「脳」の色々なことが、研究が進み、分かり始めています。

科学者の間でも、科学の最後のフロンティアは、「宇宙物理学」と「脳科学」と言われているほど、謎だらけの存在です。

特に、脳は、自分で使用している「脳」のことを自分で考えるのですから、不思議です。
そう、自分って何なんだろう? とか、「意識」とは何なんだろう? と、知能の低い「脳」を持った、動物や人間は、決して考えもしないでしょうが。。。。これがわかれば、人工知能が、より人間のような「脳」に近づくのではと思います。

今回は、日本語の翻訳(無償)が付いた iOS 対応のクラシック版をダウンロードして、さらに 追加料金(120円ほど)を支払いHQ 版をダウンロードしてみました。

「iPhone 6 Plus」にインストールして、アプリを表示したのが下図です。

アプリの特長

  • 人間の脳を29の構造部位に分類し、立体的に表示します。
  • タッチパネルで回転、ズームしながら、複雑な脳構造と機能を視覚的に理解することができます。
  • 日本語または英語で各脳部位の名称を表示できます。
  • 各脳部位に特化した機能、損傷した場合の影響、関連する精神疾患等、最新の研究成果、症例に基づくポイント解説(500を超える参考文献へのリンクを含む)を日本語または英語で表示します。
  • 米国の国立衛生研究所に属する国立医学図書館が提供する医学件名標目表「MeSH」や、国立生物工学情報センターが提供する、医学を中心とする生命科学の文献情報を収集したオンラインデータベース「MEDLINE」へのリンクが表示されます。参考文献の概要や著者情報を直接閲覧することができます(英語のみ)。
  • スマートフォンや端末の言語設定により、日本語と英語を切り替えることができます。
  • 日本語と英語の検索機能があります。
  • 学生、教育・研究関係者から、企業、一般の皆様まで、広くご利用頂けます。

 

 

対応OS
・無料のクラシック版は、iOS、Android、Windowsの対応
・iOS 対応版には、オプションで有料の HQ 版もある(120円程で購入可能)。

・iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/3d-brain/id331399332?mt=8

・Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.dnalc.threedbrain&hl=ja

 

追記
2010年12月16日に、Googleが、無料で人体解剖3D模型が閲覧できるサービス「Body Browser」を開始しています。

これも、すごいですよ!! 人体の構造がわかりやすく表示されます!!!

■「Body Browser」を利用するには 下記のサイトにアクセスします。
https://www.zygotebody.com/

但し、ブラウザが対応していない場合は、WebGLをサポートしているブラウザGoogle Chromeなど最新バージョンをインストールが必要です。

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