【重要な記事:社会問題】 千葉の小4女児虐待死に思う「児童相談所」の問題について  

2019年2月6日、
本日の内容は、千葉の小4女児虐待死に思う、「児童相談所」の問題について

自分の子供を虐待して殺してしまう。。。「鬼畜」以下の所業がなぜできてしまうのか?

連日の様に報道されていますが、自分の子供を虐待する?「脳」が、完全にいかれてうるでしょう。
この父親は、幼少期どんな環境の中で育てられたのか? 劣悪な貧困家庭で育ってそうなったのか、生れ付き「脳神経」がおかしいのか? まずは、そこからでしょう。

問題点は2つ
1つ目は、「脳」が、おかしくなった親(加害者)を減らすことができないのか?
2つ目は、それが不可能なら、子供(被害者)を守る手段をどう対処するのか?

1.現状

平成29年度の全国児童相談所における児童虐待相談対応件数は、速報値として13万3778件(前年度比1万1203件増)と公表されました。
これは、過去最多で、統計を取り始めた1990年度から27年連続で増加しています。

虐待の内容別では、「心理的虐待」が7万2197件と最も多く、次いで、身体的虐待が3万3223件、ネグレクト(養育の放棄・怠慢)が2万6818件、性的虐待が1540件でした。
※「心理的虐待」・・・子どもの前で父親が母親に対して(その逆も)暴力を振るう「面前DV」や暴言を浴びせるなどの行為

件数を見ると、北海道も3,023件と、人口比が出ていないので、各都道府県で多いか少ないか判断するのは難しいが、でも多い。 札幌市で云うと、1,700件余り、これも多い様な気もします。

児童相談所での児童虐待相談対応件数(対前年度比較、都道府県、指定都市、児童相談所設置市別)

参照サイト:https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/000348313.pdf

現状、「児童相談所」は、脳の配線のおかしい「親」を逮捕する事はできないが、子供を避難させることはできるはずだが。。。。

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2.年々、相談件数が増加しているが、世の中どうなっているのか

▮児童虐待防止法の定義としては、虐待は4つに区分されます。
(1)身体的虐待
(2)ネグレクト
(3)心理的虐待
(4)性的虐待

実際には、1つの類型だけで完結しているケースは少なく、さまざまな事象が複合的かつ複雑に絡み合っている為、把握するには非常に難しさがあります。

▮その要因として
(1)ひとり親家庭
(2)子供の実親ではない人が家庭に入ってきた場合
(3)産後うつ
(4)父母の不仲
(5)経済的貧困
(6)望まない妊娠
(7)子どもの障害
(8)親の孤立
(9)子どもの頃に虐待を受けた親が加害者に回る
(10)親の精神的障害など

相談件数とその推移では、平成の初めでは、1100件程度だった数字が、平成29年度では、133,778件になっている。

意識が変わって、相談する件数が増えただけで、昔から、しつけと称して、こんな虐待行為を普通に行っている家庭がいかに多いのかという事ではないでしょうか。

ですので、今始まった事ではなく、昔から、産んだは良いが、子供を育てる「能」の無い、親が今でも沢山いるという事なのではないでしょうか。

頭の配線のおかしい親に、子供を養育させる—–>その子供も、同じように、正常な脳の配線にならず、同じような事を繰り返してしまう。

発達障害、愛着障害、人格障害など、生れ付きの障害の場合もあるが、そうでない障害も、養育環境が劣悪で、頭の配線のおかしくなった親に育てられれば、同じようにおかしくなるでしょう。

人間は、自分より弱い者をいじめる。そして、自分で受けた嫌な事を一番弱い者に「はけ口」を求めていじめる、虐待する。

職場などでは、まともな社会人の顔をしているが、家に帰れば「だだのクズ」、「外道」でしかない「ケダモノ」以下の行為を平然と行い生きている。世の中、一定数の「クズ」が、社会の中に紛れているのですが、警察は「民事不介入」と言いますが、人の物を盗んだり、殺したりしなくても、「民事」に介入しないと、こんなの全然なくならない犯罪でしょう。

海外では、殺さなくても、犯罪者として、実刑をくらうようなシステム(法律)になっていますが、日本ではなぜ法改正をしないのか?  こんなの凶悪犯罪と同レベルです。どんなに先進国になって、絶対的貧困が減って、豊かな社会になっても、世の中、一定数の頭の配線がおかしくなった「クズ」が、社会の中に紛れているのが、現実の日本の社会なんでしょう。

 

3.「児童相談所」の機能不全

1)「児童相談所」は全然専門家ではないのです。「気の弱い素人」の集団でしかない

今回、会見でテレビに出ていた「児相の所長」。。。なんだか、普通の人間にどう見ても、見えないんだが、大丈夫なのか?

会見中、目をきょろきょろと泳がせて、自分がどうの様な立場にいるのか、認識できていないようにしか見えないが。。。大丈夫なの? あの児相の所長。

 

ここに、元職員が非情な現場を告発する一冊の書籍があります。

何度も通報されていたのに、虐待が見逃されるのはなぜなのか?最後のセーフティーネットであるはずの児童相談所は今、子供を救う場所ではなくなっている。親の言うなりになる児童福祉司、いつも満員で入れない一時保護所、虐待親の心理など、元職員が非情な現場を告発する内容の書籍です。

■告発 児童相談所が子供を殺す (文春新書)

本当に、虐待された子どもの「最後のとりで」となるのが児童相談所なのでしょうか?

これを読むと、困っている子供に、「児童相談所」に行って相談しなさいなどと無責任に絶対に言えない現実があります。 はっきり言えば「児童相談所」として機能していない、子供を救うための場所ではないという事です。

「児童相談所」の多忙、人手不足、専門家の不足、ハード面の限界は各メディアでも言われていますが、それは本質的な問題では無いと云う事だそうです。

何度も通報されていたのに、虐待が見逃されるのはなぜなのか? 最後のセーフティーネットであるはずの「児童相談所」は今、子供を救う場所ではなくなっている。

クズ親の言うなりになる児童福祉司、いつも満員で入れない一時保護所、虐待親の心理など、元職員(児童心理司)が非情な現場を告発する内容です。

「児童福祉司」は、虐待などで子供を保護しようとして、クズ親に怒鳴り込まれるのが、怖い!!のだそうです。 はあ?です。

そんなに怖ければ、恫喝にも屈しない「まる暴」課の定年退職者(OB)でも横に置いとけって。

児童福祉司」とは、相談所に配属された人間の職名であって、専門家ではないそうです。 地方公務員試験を受けて役所に入った普通の公務員が、児童福祉司として、人事異動で、簡単な研修を受けて配属されるだけの地方公務員で、数年したら、他の職場に移動するような職だそうです。

全然、専門家ではないのです。 「気の弱い素人」小役人の集団でしかない。

政府もなぜ、こんな事態になっているのが分かっているのに、「素人の集まり」に任せておくのか?

資格が無いと成れないらしいが、資格が何の役に立つのか? 資格を持っていても質の悪い職員ばかり、がん首揃えていても、何の役にも立っていない。

一生懸命、働いている職員には申し訳ないが、この組織、何とかしないと「児童相談所」としての存在価値すらない。

参照記事
「子ども家庭福祉士」の国家資格創設よりも福祉専門職の労働条件向上をー子ども支援の資格創設議論を憂うー

その支援の質を上げるためにも新しい国家資格が必要だという主張だが、児童福祉司、社会福祉主事、保育士、子育て支援員、放課後児童支援員、社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、子育て支援カウンセラー、育児セラピスト、伴奏型支援士。。。こんなに資格があるのに、この体たらくです。

どの資格を持っていれば、あの子を救えたのでしょうか? 何にも救えていないでしょう。

資格の問題では決して無い。ちゃんと答えて下さい。

 

2)頭の配線が、おかしい親が怒鳴り込んでくるのは、想定内のはずだが。。

親の「脳の配線」が、おかしいから、子供がDVの被害に遭うんでしょう。脳の配線がおかしい親にどう対応しようと云うのか? 「気の弱い職員」では無理に決まっているでしょう。

 

それは、昔から比べれば、「子殺し」は圧倒的に少なくなっただろうが、現代社会の中で1件でもあってはいけないのです。

当然、頭の配線が、おかしい親が怒鳴り込んでくるのは、想定内のことなはずですが、なぜ警察権力を使わないのか?

頭の配線が、おかしい親が怒鳴り込んでくる場合は、警察の「まる暴」課が、担当すべき案件です。

よく、頭の配線のおかしい奴を何十人もの警察官が取り囲んで、確保する様子を映像で見ることがあるが、これを観て「税金の無駄遣いだ!」とほざく「頭の軽い」奴がいるのですが、誰だって、頭の配線のおかしい奴を捕まえるのに大変でしょう。 そのために警察があるのですから。決して「税金の無駄遣い」ではないのです。

米国の様に、一発で射殺できれば苦労しないのです。

「生け捕り」にしなければ、後で何を言われるか分かりませんので、警察も多勢に無勢で取り囲むしか方法はないのです。

 

4.母親も逮捕されていますが、罪の有無は別にしても、捕捉する必要はあるでしょう。

夫婦ともども、発達障害、愛着障害、人格障害を抱えている場合も沢山あるのです。

結婚して、初めて気が付く、相手が「頭に障害を持った人だった」という事が。。。。

そして、「共依存」の関係になれば、夫婦の関係を壊したくないが為に、父親がいけない事をしても、母親が見て見ぬふりをしてしまう事は十分に考えられます。

もし、本当に、子供が虐待を受けているのを「見て見ぬふりをしていた」のなら、母親の精神状態もおかしいでしょう。

通常は、自分の親の元に、子供を連れて逃げ帰るでしょう。 それもできない?

母親の脳も精神科の判断を仰ぐ必要があるように思います。

この親もまた「毒親」に育てられていれば、判断能力を欠く行動を取ることは十分に考えられます。 「毒親」とは、これもやはり、発達障害、愛着障害、人格障害を抱えている親が「毒親」になってしまう場合が非常に多いのです。

関連記事
【書籍紹介】「毒親」の正体 ―精神科医の診察室から 水島広子(著)

 

ライオンなら、オスは、メスの子供を殺してでも、母親を速く発情させますが、人間の母親が、それを阻止しないという事は、動物と同じになってしまいます。

 

6.ヒトはなぜ幼児を虐待するのか

 ■ヒトはなぜ幼児を虐待するのか

人類の成り立ち、生物学的な処から考察しています。

人類は、最近まで生活苦のために母親の手で間引き(子殺し)が行われていた。

日本では、宗教的も、キリスト教文化ではなりませんので、明治期以前の日本人の生命観で「7歳までは神のうち」という言葉を知っていますか?

「七つまで」は、いつでも「神にお返しする(間引き=子殺し)」ことが出来ると考えてきたのです。

歴史を見ると、江戸時代などは、性的には、本当に、いい加減で、今の世の中以上に、乱れていたようです。 だいたい、まだ「夜這い」など言う言い方をするでしょう。

この様に、ちょっと前まで、日本人も好き放題やってきていますので、「道徳観」が狂っています。 日本の教育で、ちゃんと性教育していないでしょう。

だから、クズみたいな人間が、沢山、ひっそりと、普段の社会のなかで、平然と暮らしているのです。 

ですので、女性は、特に、このクズの被害にあわないように、細心の注意する必要があるのですが、幼少期にDVなどの被害を受けた女性は、逆にこの同じような「クズ男」に引かれるのです。

なぜなら、私が居なければという様な「クズ」を選択してしまう様な脳の配線になってしまっているのです。

 

7.「脳が病んでいる親」から子供を守るには

「子どものことを真剣に考える」のに、ままならない親もいるのです。 そこが原点です。

「子供は、親が育てるべき」という、基本的な考え方を、捨てる必要がある場合がある事を認識すべきです。

そうしないと、「家庭崩壊」の結果、一番弱い子供が犠牲になる。

児童相談所 ——> 各施設へ(乳児院(0歳から3歳)、児童養護施設、里親制度)

などがあるが、乳児院などは、「愛着形成」ができる様に少し改善されてきているが、施設は満杯、里親も不足の状態が続いている様です。

政府も、この様な「一番、弱い子供」一人、助けることのできない、機能しない「児童相談所」を改善して、何とかしようとしない。

「頭」が、「脳」が、何らかの原因で、病んでいる人が、たくさん居る中で、ちゃんと対策しないと、こんな事件は、これから、何回も同じような事件が発生するでしょう。

日本の社会の中で、「絶対的貧困」が減少しても、「相対的貧困」が格差社会の中で蔓延すれば、その中で頭の配線がおかしくなった人間が起す事件が、目立ってしまいます。

どんなに世の中が進歩しても、可愛い「女の子」1人救えないのです。

江戸時代なら、市中引き回しの上、打ち首、獄門(さらし首)の刑です。

生かしておくなら、このようなことのできる父親の「脳」の障害を明らかにして欲しいものです。 それとも、父親の「脳」に障害が無くてもこんな事件が起こるのか?

どのように脳がおかしくなれば、平気で、我が子を虐待できるのか? この父親を研究材料にして、研究発表してほしいものです。

 

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