【面白記事】頭の配線のおかしい奴は「男」とは限らない。 DV被害の男性への支援が進まない背景は

2024-11-21、
最近の「クソあま」は、昔からかどうかは知らないが、男に暴力をふるうような「身の程知らずのクソ」がいる様で問題になっているが、殺されないので問題に上がらない、家庭内で済まされるのを良い事に、調子こいて、のさばる、頭の配線がおかしい「クソあま」が、密かにのさばっているが、誰も、止めようともしない。 被害を受けている男性側にも問題がある場合も多々ある。

「クソあま」が、問題行動に出てくるタイミングは、やはり、結婚後が多いのも納得で、この「こずるさ」を観ても、完全なバカではないのです。だから始末が悪いのです。

誰も、止めようともしないというより、被害を受けている男性が相談しに来ないと、DV被害を受けていることさえ気が付かない問題でもあります。

1.男性のDV被害に対する実態

男性のDV(ドメスティック・バイオレンス)被害は、社会的に見えにくい問題ですが、実際には多くの男性が被害を受けています。
例えば、内閣府の調査によると、男性の約20%が配偶者から身体的暴力、心理的攻撃、経済的圧迫、性的強要のいずれかを経験したことがあると回答しています。

この問題に対する解決策としては、男性専用の相談窓口や支援プログラムの設置が進められていますが、まだまだ十分とは言えません。社会全体での認識の変化と、支援体制の整備が求められています。

女性が、体力的に反撃できないのは承知だが、男性がこのような「クソあま」に対して反撃できないのはちょっと困ったもんで、「豆腐の角に頭をぶつけて死ね」とは言えないが、思う事はある。

1)この実態を知るまで、事の深刻さが、あまり伝わってきません。

なぜか、圧倒的な体力差のある女性が、旦那から暴力を受けても逃れないのは、理由が分かります。
しかし、暴力を受けても、瞬時に仕返しのできる立場の男性が、その暴力に甘んじる心が理解できません。

世の中、結婚できない男女が増えている中で、そこまで我慢して、結婚生活を続ける意味が分からないし、そんな価値観? どこからわいてくるのだろうか?

私なら3秒で制圧します。 ぶっ飛ばせばいいだけですので、なんの時間もかかりません。

女性のように「暴力」と云う「恐怖」からの「トラウマ」も無い男性が、何も逆らえないでいる事自体、不思議でなりません。 いくら、草食系の男子が増えたからっと言って、どんな物の考え方をしているのか、不思議でなりません。

思春期になっても、脳内に、「エストロゲン」が、極端に欠乏した状態の「男子」が多くなったのでしょうか?

 

2.男性のDV被害に対する支援が進まない背景には、いくつかの要因がある。

■社会的認識の不足
DV被害は女性に多いという認識が強く、男性がDV被害を訴えることが少ない背景には、社会的な認識の不足や、男性が弱さを見せることへの抵抗感が影響しています。これにより、男性が被害を訴えることが難しくなり、支援を受ける機会が限られています。

■支援体制の不備
多くの支援機関やシェルターは女性向けに設計されており、男性が利用できる施設やサービスが限られています。

■文化的・社会的プレッシャー
男性がDV被害を訴えることは「弱さ」と見なされることが多く、社会的なプレッシャーが男性の声を抑え込んでいます。

これらの要因が重なり、男性のDV被害に対する支援が進みにくい状況が続いています。社会全体での認識の変化と、支援体制の整備が求められています。

 

3.「自己愛性人格(パーソナリティ)障害」の問題

DVをする人間は、自己愛性人格障害(NPD)と云う、精神疾患を抱えている可能性が高いと言われている。何も凶悪な犯罪を犯していなくても、この障害は、全人口の1~6%が該当するという統計も存在します。

人格(パーソナリティ)障害は、単に性格の問題では無く、「生まれ持っての脳の特性」、「幼少期のトラウマ」、「劣悪な環境」、「育て方」に影響を受けていると云われていますが、いまだ、はっきりと原因や因果関係が分っていないのが現状です。

■自己愛性人格障害(NPD)とは
アメリカ精神医学会によって10種類に分類され、自己像(セルフイメージ)と他者やストレスに対する反応のパターンに、それぞれ特徴的な問題がみられます。更に、大きく3つのグループに分類されています。

その中で、B群(クラスターB)、劇場型 (dramatic type)の分類で、感情の混乱が激しく、ナルシスティックで演技的で情緒的なのが特徴的。ストレスに対して脆弱で、他人を巻き込むことが多い。

この分類には、極めて危ない反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害(BPD)、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害などが分類されている。

自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder)は、パーソナリティ障害の一種であり、一連の特徴的な行動パターンと思考スタイルを示す精神的な疾患です。

共通する特徴として、自己中心性、特別意識、共感力欠如がある。 最悪の特徴で、別名:クズでしょう。

■自己愛性パーソナリティ症の診断を下すには、患者に以下が認められる必要がある。
・誇大性、賞賛への欲求、および共感の欠如を示す持続的なパターン、このパターンは、以下のうちの5つ以上が認められることによって示される。
□・自分の重要性および才能について誇大で根拠のない感覚がある(誇大性)。
□・際限ない成功,影響力、権力、知性、美しさ、または無欠の愛の空想にとらわれている。
□・自分が特別かつ独特であり、最も優れた人々とのみ付き合うべきであると信じている。
□・無条件に賞賛されることを求める。
□・特権意識がある。
□・目標を達成するために他者を不当に利用する。
□・共感を欠いている。
□・他者に嫉妬し、他者が自分に嫉妬していると信じている。
□・傲慢かつ横柄に振る舞う。

この精神疾患の場合は、治療しても治らないでしょうから、対処は、必ず餌食にする人間を見つけ出すので、対処は無理でしょう。

関連記事
社会の中に潜む「自己愛性パーソナリティ障害」と診断されそうな「化け物(モンスター)」について

 

4.毒親の問題

この毒親の問題も、DVとの関連があります。

「毒親」の正体 ―精神科医の診察室から  水島広子(著)

毒親」と云う親が発生・成長してしまう精神医学的事情は、下記の4つのパターンがあり、何の事情もなく「毒親」になることはないようです。

1 発達障害タイプ(自閉的スペクトラム障害=ASD、注意欠如・多動性障害=ADHD)
2 愛着障害タイプ 不安定な愛着スタイル(不安型と回避型)
3 うつ病などの臨床的疾患 (トラウマ関連障害、アルコール依存症)
4 DVなどの環境問題 (深刻な嫁姑問題、育児に対する心の準備不足)

水島さんが診てきた「毒親」で最も数が多いのは、実は「発達障害」の人たちだという

そう、この「発達障害」という障害は、腕が無い、足が無いと言った、身体的な障害ではありませんので、普通の人達は理解できていないでしょう。学校でも教えませんので。ましてや自分自身でも理解できないでしょう、よっぽど症状がひどくないと、わからないのが、脳の症状です。

まず、毒親を理解する前に、精神医学的事情について、認識出来ないと、これを理解することなど出来ないでしょう。

子どもは、母親(養育者)との関わりのなかで、自分を意識し、自己概念を発達させます。

つまり、子どもは、どんな時でも母親(養育者)を必要としており、自分が自分であるというのは母親があって成り立ちます。そして、子どもは母親の眼差しを見て自分のことを価値があるように思います。母親から愛情をたっぷり貰うことで、自己のまとまりはしっかりしていき、こころは豊かになって、心響き合う人間関係の土台が作られます。しかし、母親の不在やネグレクトなどの虐待、過干渉のもとで育った人は、自分が素晴らしい存在であるということを確信できず、自己愛が歪んだ形であらわれて、こころは病的になります。

人間は、自己の生存をかけて、通常の養育環境において、養育されないと、脳神経系の編成が大きく変わってしまうのではないかと、つくづく思います。

 

5.モンスターを生み出さないようにするには

1)モンスター誕生

モンスターになる原因は、「発達障害」、「人格障害」、「愛着障害」などの精神疾患を背負った人たちの可能性も十分に有ります。

男、女に関係なく、「脳」に影響を与える環境、要素は、「遺伝的要素」、「生後の養育環境」、「成人するまでの友人環境」も影響を受ける要素に十分なり得るのではないかと思います。

人生で、上手くいっている時は、症状が出なくても、上手く行かなくなり、ストレスが溜まり、それがあふれ出て、スイッチが入り、体や脳が変調をきたす場合もあるでしょう。

しかし、悲しいのは、自分の「病識」という概念が、自分の「脳」ですので、「総合失調症」などと同じように、どのような問題が起きているのか、自分で「認識」できない場合が多いのではないでしょうか。 例え、分析できても、自分で治すことなど不可能でしょう。

男女とも、クズみたいな人間が、沢山、ひっそりと、普段の社会のなかで、平然と暮らしているのです。ですので、女性は、特に、このクズモンスターの被害にあわないように、細心の注意する必要があるのです。

幼少期にDVなどの被害を受けた女性は、逆にこの同じような「クズ男」に引かれるのです。なぜなら、私が居なければという様な「クズ」を選択してしまう様な脳の配線になってしまっているのです。

子育てをすべき母親が、ちょっとクズでも、みんなで子育てしていれば、親の「クズ」具合からくる影響が少しは弱まるのですが、如何せん、日常的に、専属で「クズ」に育てられる状態になるので、味が、もろ濃くなってしまいます。

自分が親になる前に、社会性、モラル、礼儀、躾を身に着けていない人間が、出産して、ある日から、親になる。そのまた、親も、同じように、ちゃんと躾られていない。そして、クズ、カス人間の連鎖は、多分、親子代々引き継がれている。

親子代々、クズを育て続ける連鎖を止めれなければ、どんどん、密かにモンスターが誕生してしまう。バケモノの数は減らせても、根絶するのは不可能でしょう。

 

2)ダークサイド

社会では、簡単に手っ取り早く「性格が悪い」と云った言葉を使いますが、その中身(ダークサイド)は、とてつもなく深く、理解しずらいが、原因は簡単なのです。

人間社会に、なぜこのような「バケモノ」が存在するかと云えば、「ヒト」それぞれ脳の構造は似通っているが、脳のネットワーク、つまり情報の流れに欠陥、障害が発生すると、通常の人間として生前、生後に備わるべき機能が障害を起こして、バケモノの様な振る舞いをしてしまうのです。ですので、不思議でも何でもないのです。

数万年前の狩猟採集の時代には、動物と同じように、こんなホモサピエンスは、生き残るために、普通に存在していたのではないでしょうか、ヒトの脳は、特に社会性を身に着けるべきところが不可能になってしまっているだけです。 現代社会でも、マイノリティですが淘汰されず存在するのです。

関連記事
【精神医学】人間社会の怪物と呼ぶにふさわしい「サイコパス」と「ダークエンパス」と「ゲミュートローゼ」

 

 

6.最後に

中々、結婚できない時代だと言われていますが、無理して、人を見る目もないのに、焦って結婚しても、ロクなことにならないのなら、初めから、結婚なんてしない方が良いのです。

若い時は、人を見る目が無いから、簡単に結婚するんで、年齢を重ねると、自分に取って「良い人」の目が、肥えてきますので、なかなか結婚に踏み切れなくなります。

お互いに「良い人」って、どんな人でしょうか?

そんな人、なかなかいませんよ! 「頭の配線」がおかしいかどうか、ちゃんと分析できるくらい賢くないと、「クズ」をつかんでしまいます。 お互い「クズ」の場合が多いが。。

もっとも、自分自身も「頭の配線」がおかしければ、「良い人」なんて必要ないのです。

ただ自分に取って「都合のいい相手」を捕まえるだけですから、「良い人」を見分けることなど必要ないのかもしれません。

 

別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判

関連記事
【書籍紹介】「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学  小塩 真司 (著)

【おもしろ記事】逆DV “アウトレイジ”な妻に泣く30代夫

【社会問題】 「引きこもり」と「孤独死(孤立死)」
【社会問題】NHKスペシャル シリーズ 子どもの声なき声「“不登校”44万人の衝撃」

【書籍紹介】 「私たちの国で起きていること」 小熊 英二 (著)
【書籍紹介】 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学   小熊 英二 (著)
【書籍紹介】 パンデミック以後――米中激突と日本の最終選択 エマニュエル・トッド (著)
【書籍紹介】 同調圧力 (角川新書) 日本独特の村社会(タコツボ社会)からくる、激しい「同調圧力」
【書籍紹介】「悪と全体主義」―ハンナ・アーレントから考える 仲正 昌樹(著)
【書籍紹介】ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論  デヴィッド・グレーバー (著)

Sponsored Links




コメント