【世の中のモンスター】植松死刑囚が勤務していた「津久井やまゆり園」障害者殺傷事件から5年 まだモンスターが大量に居た。

2022-05-14、
本日のお題は、植松死刑囚が勤務していた「津久井 やまゆり園」障害者殺傷事件から5年経ちますが、「やまゆり園」には、まだ「モンスター(バケモノ)」が大量に居た。そしてモンスターは撲滅できないのです。

1.「小心者のクズ」がやらかす

モンスター1匹だけかと思っていたら、そんな簡単な事ではなかったと思うと、憤りを通り越して、どうして、腐ってモンスターになってしまうのだろうか?

モンスターと云うより、「小心者のクズ」は、常に監視していないと、やらかしてしまうのが本当の姿だという事を認識すべきなのです。

厚生労働省による令和元年の調査によると、高齢者施設の介護現場での虐待の原因として
■「教育・知識・介護技術等に関する問題」が366件(56.8%)で最も多い。

■「職員のストレスや感情コントロールの問題」が170件(26.4%

■「虐待を助長する組織風土や職員間の関係の悪さ、管理体制等」が132件(20.5%
事業所の隠蔽体質

■「人員不足や人員配置の問題及び関連する多忙さ」が81件(12.6%)であったとの結果が出ています。

植松聖死刑囚が勤めていたのは、かながわ共同会「津久井やまゆり園」だが、他に2か所ある。
・芹が谷やまゆり園
神奈川県立知的障害者施設「中井やまゆり園」— 今回の虐待疑いの現場

 

2.中井やまゆり園虐待事案、最大60人処分も 神奈川県の障害者施設

職員らが入所者に不適切な対応をしたとされる神奈川県立知的障害者施設「中井やまゆり園」を巡り、県は11日、外部調査委員会が虐待の疑いを指摘した五つの事例で、懲戒処分対象となる職員らが最大約60人に及ぶ可能性があると明らかにした。

外部調査委は4月、2020年に入所者の肛門内からナットが見つかるなどした計5例に虐待の疑いがあると認定した。5例のうち、入所者に繰り返しスクワットをさせたケースで処分対象の職員が最も多く、約40人に上る見込み。

県はさらに調査を進めて事実を確認し、処分内容を判断する。

神奈川県立の知的障害者施設でこのようなことが起こっていたとしたら、国は、全国の他の施設も、全部、調査する必要があるでしょう。

人間が、腐ってモンスターになってしまう施設なら、二度と、モンスターが発生しないように対策をしないと、まずいでしょう。

高齢者施設、精神病棟、障害者施設でも、同じ様な事例が多数発生しているが、事件になるのは、氷山の一角に過ぎないでしょう。

3.ヒトは、どんなに善人ツラをしていても、簡単に「化け物」になり下がるのです。

このような個人が人権を主張できない様な場所では、いじめや虐待と同じように、「なくならない」という考え方で、常に監視が必要でしょう。 そうしないと、クズ人間が居る職場では、「モンスター」が発生してしまう。

■これは、職員に採用する時に、サイコパスのテストをしても、発見できないでしょう。「モンスター」が発生してしまう事を想定して対処するしかないのです。

■事前に発見できないなら、職員を死角のないようにカメラ等で「監視」するしかないでしょう。

■人格障害でもない人間が、人格障害の人間より、ひどい事をすることを、なぜこうなるのかを知っておく必要が大いにあります。

■なぜなら、自分もこのような所に入れられる可能性があるからです。
人を精神病扱いにして、精神病棟に送り込むのは、今の精神医療の制度では簡単なのです。

下記の記事を読めば、よくわかるでしょう。

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