【書籍紹介】老害脳 最新の脳科学でわかった「老害」になる人 ならない人   加藤 俊徳 (著)

2024-11-17、
本日の書籍紹介は、老害脳  最新の脳科学でわかった「老害」になる人 ならない人  加藤 俊徳 (著)です。

最近まで、1974年スウェーデン生まれの精神科医、アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen)著の「メンタル脳」、「ストレス脳」、「スマホ脳」などが、流行っていましたが、まだまだ、何とか「脳」と云うお題の書籍が出版されています。

ここ数年、私が、なんとか「脳」と題する書籍の出版で読んだ代表的な例は下記の様な書籍で、どうも上記の様な書籍は、一冊も読んでいません。

■『進化しすぎた脳』 – 池谷裕二著。中高生と語る「大脳生理学」の最前線を紹介しています。
■『単純な脳、複雑な「私」』 – 池谷裕二著。脳の働きと自己認識についての考察がされています。
■『意識はいつ生まれるのか』 – ジュリオ・トノーニ著。意識の謎に挑む統合情報理論を解説しています。
■『脳を鍛えるには運動しかない!』 – ジョン・J. レイティ著。最新の科学でわかった脳細胞の増やし方について述べています。
■「脳とグリア細胞」- 工藤 佳久著。見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち。
■「
脳の意識 機械の意識」 – 脳神経科学の挑戦 (中公新書)  渡辺正峰著

まず、脳について興味が有るなら、上記の様な書籍がお勧めです。

 

老害脳 加藤 俊徳 (著)

著者 : 加藤俊徳
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 : 2024-10-18

目次
第1章 社会と人を疲弊させる「老害」
第2章 「老害脳」と認知症 ── 「高齢化先進国」日本の進む道とは
第3章 あなたはもう「老害脳」の兆候が出ている!
第4章 「老害脳」を予防し、回復するための脳番地強化テクニック
第5章 「老害脳」から自分を守る脳番地テクニック

最新脳科学が明かす意外な事実
・リモートワークの普及で「老害脳」リスクが増加?
・短時間で質の悪い睡眠が「老害脳」化の原因に
・脳の中年期は45~75歳! 40代からの対策が必要
・高学歴ほど陥りやすい?意外な「老害脳」のリスク
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あなたの周りに、こんな人はいませんか?
・他人の意見を聞かずに一方的に自分の意見を押し付ける人。
・SNSで自分の価値観を押し付けるコメントをする人。
・「こんなものくだらない」「どうせダメだ」と、自分の知らないことや新しいものに否定的な態度を取る人。
・店員に理不尽なクレームをつけたり、突然大声で怒鳴る客。
・飲み会で長々と説教をしたり、昔の武勇伝を語る先輩社員。

「年上の人によるこれらの行動は、いわゆる「老害」と呼ばれるものです。」と云っていますが、世の中、高齢者でなくても、この様な、脳の配線が元々、おかしい奴は、歳に関係なく、ごまんといるのです。

一歩譲って、高齢になると、なぜ人は「老害」になってしまうのか? 最新の脳科学でその謎を解き明かします。と云っていますが、人それぞれ違う「脳の性能」によるもので、元々、ポンコツの場合は、歳をとっても、ダメダメで、若い時から変わらないでしょう。

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