【書籍紹介】「言ってはいけない」シリーズ2冊を紹介します。 不都合な真実「日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない」。

本日の書籍紹介は、「言ってはいけない」橘 玲 (著) シリーズ2冊を紹介します。

日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。

この事実(ファクト)は、自分が今、訪問している会社でも、ほぼ言える事で、そんな「頭」の人間がいかに多いか、如何せん多勢に無勢ですので、「自分の脳がいかに性能が低い」かが、認識できていないので、本当に始末が悪いのです。

人生、100歳時代と言われてきていますが、学校を卒業後「勉強」もしないから、一生、死ぬまで「低脳」のままなのです。

なに、「AI」が不安だと?
「AI」は仕事を奪わない。 一生、「AI」にこき使われる労働者になればいいだけです。

 

1.政府の主導する「働き方改革」など、何を言っているのか、意味不明です。

世の中、「低脳」だらけなのに、「働き方改革」など、出来るわけが無いのです。

AIが進歩してきている中で、「知識社会」というのは、定義上、「言語運用能力」や「数学・論理的能力」に秀でた者が大きなアドバンテージを持つ社会のことで、それで仕事ができるのだが、現状オフィスワークに必要なスキルに達しない労働者がミスマッチ状態で求職して就労している場合も多数ある。

大企業なら試験などで選抜するが、中小企業の大部分は、入社試験もしないから、後から大変なことになるのです。「生産性の低い」労働者が出来上がってしまうのが現実です。

先進国の学習到達度調査PISA(ピサ)はその順位が大きく報じられることもあってよく知られているが、PIAAC(ピアック)はその大人版で、16歳から65歳の成人を対象として、仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITを活用した問題解決能力(ITスキル)」を測定する国際調査だ。OECD(経済協力開発機構)加盟の先進国を中心に24カ国・地域の約15万7000人を対象に実施され、日本では「国際成人力調査」として2013年にその結果の概要がまとめられた。

「国際成人力調査」の結果概要

(1)日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。
日本人の約30%(およそ3分の1)が日本語をうまく読めない、つまり、正しく読解できないとされています。これは、日常生活や仕事で必要とされるレベルの文章読解力に課題があることを示唆していると考えられます。

(2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

(3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

(4)65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない。

ほとんどのひとは、これをなにかの冗談だと思うだろう。

だが、これは事実(ファクト)だ。

参考:文春オンライン

日本人の3割は、むかしから「教科書が読めない子どもたち」だった。そんな中高生が長じて「日本語が読めない大人」になる連鎖が続いているのです。

「義務教育」レベルで、日本は問題がある様に思います。欧米の様に多民族国家でもないのに、ほぼ、バカばかりの低レベル愚民が多いのか?

 

2.「国際成人力調査」の結果概要について

1)日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。

これは文字通り「ひらがなやカタカナ、漢字の読み書きができない」という意味ではありません。
日本の識字率は非常に高く、基本的な読み書きはほとんどの人ができます。

「日本語が読めない」が意味するもの
PIAAC調査における「読めない」は、より正確には「複雑な文章を理解し、情報を活用する能力」が低いことを指しています。

具体的には、以下のような状況を示唆していると考えられます。

■機能的非識字:
文字は読めても、日常生活や仕事で必要なレベルの複雑な文章(例:契約書、取扱説明書、新聞の社説、公的な通知など)を正確に理解し、そこから必要な情報を読み取ったり、活用したりすることが難しい状態です。

■抽象的な概念や論理の理解不足:
新聞記事や専門的な文章には、抽象的な概念や複数の論理が絡み合った記述が多く含まれます。これらの内容を深く理解し、批判的に検討する力が不足している可能性があります。

■長文読解の困難:
現代の情報社会では、要点だけを素早く把握する能力も重要ですが、一方で長い文章全体の構造や意味を把握する力も求められます。この点で課題を抱える人がいることを示唆しています。

 

これは、日本人が「文字」が読めないのではなく、書いてある内容を正確に認識できないという事だろう。 だから、長文を読まないのではなく、読んでも頭の中で、整理して理解できる能力が無いので読まないのだろう。

「マンガ」レベルの内容しか理解できないのです。

具体的にいえば、「読解力」がないのです。
■確かめるのは簡単です。大学入試の国語の問題をやってみればすぐに分かります。「読解力」系の問題を解いても、3割も正解しないでしょう。

■日本の若い連中は、書籍を読まない、いやいや、大人も書籍なんて、ほぼ読まない、読んでも内容を理解できなければ、面白くないでしょうから、読まないでしょう。

■本を読んでも、漫画しか読まないガキや大人が多すぎるのです。30歳過ぎても、漫画しか読まない奴は、腐るほどいる。

■大人になっても、長文を読んでも理解できないから、書籍などを一切読まないのです。

■子どもたちが、危機的状態だが、子供を養育している「親」自体が、本も読まないアホですので、子供に教えることさえ、ままならない。

知能も連鎖するが、「低脳」も親子代々、連鎖する。

参考図書
AI vs. 教科書が読めない子どもたち

 

2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

数的思考力は「基礎的な計算、50%のようなおおまかな割合、単純なグラフがわかる」とされている。

これも、データを分類して集計、分析したりする能力ですが、表作成も手書きでクリエイトできない奴は、いつまでたってもExcelなどを活用できる訳が無いのです。

 

3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

携帯電話の使い方、一つとっても明白でしょう。

精々、バカ、エロ動画を観るか、「バカゲーム」、SNS(承認欲求ごっこ)をして、暇つぶしするしか「能」の無い奴らばかりです。

電車の中を見れば一目瞭然です。8割は、スマホで暇つぶししかしていません。

パソコン教室に金を払って、WordやExcelを習う奴らが居るが、どだい、文章もクリエイトできない、表作成も手書きでクリエイトできない奴が、WordやExcelを習う意味が無い。

文章もクリエイトでき、表も手書きでクリエイトできる能力のある人は、別に、習いに行かなくても、使い方くらい、ネットで調べて、使いこなせるのです。

 

4)65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない。

元々、若くても、パソコンも使いこなせないから、スマホを所有していても、使いこなせないし、単に「暇つぶしの道具(おもちゃ)」でしかない。

バカだから、利用料金の安い「MVNO」があっても、ユーザーは「笛吹けど踊らず」キャリアから移動すれば安くなるのに、未だに1割しないない。

総務省が、しょうがないので、「キャリアの料金を下げろ」と圧力をかける。。。。

別に、そのままで良いでしょう。バカは、高い利用料金を一生払っていれば良いだけです。

 

「不都合な真実」が沢山、記載されています。

■言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

目次
I 努力は遺伝に勝てないのか
【1】遺伝にまつわる語られざるタブー
【2】「頭がよくなる」とはどういうことか――知能のタブー
【3】知識社会で勝ち抜く人、最貧困層に堕ちる人
【4】進化がもたらす、残酷なレイプは防げるか
【5】反社会的人間はどのように生まれるか

II あまりに残酷な「美貌格差」
【6】「見た目」で人生は決まる――容貌のタブー
【7】あまりに残酷な「美貌格差」
【8】男女平等が妨げる「女性の幸福」について
【9】結婚相手選びとセックスにおける残酷な現実
【10】女性はなぜエクスタシーで叫ぶのか?
III 子育てや教育は子どもの成長に関係ない
【11】わたしはどのように「わたし」になるのか
【12】親子の語られざる真実
【13】「遺伝子と環境」が引き起こす残酷な真実

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■もっと言ってはいけない (新潮新書)

目次
プロローグ 日本語の読めない大人たち
1 「人種と知能」を語る前に述べておくべきいくつかのこと
2 一般知能と人種差別
3 人種と大陸系統
4 国別知能指数の衝撃
5 「自己家畜化」という革命
6 「置かれた場所」で咲く不幸―ひ弱なラン
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出版社からのコメント

この社会は残酷で不愉快な真実に満ちている。
日本人の3人に1人は日本語が読めない」「日本人は世界一〝自己家畜化″された民族」「学力、年収、老後の生活まで遺伝が影響する」「男は極端、女は平均を好む」「言語が乏しいと保守化する」「日本が華僑に侵されない真相」「東アジアにうつ病が多い理由」「現代で幸福を感じにくい訳」……人気作家がタブーを明かしたベストセラー『言ってはいけない』がパワーアップして帰還!

 

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