【面白記事】 ビジネス書は本当に役に立つのか?  コロナ菌でなんだ?

2020年5月12日、
本日の面白記事は、「ビジネス書は本当に役に立つのか? 田端信太郎氏「司馬遼太郎だって参考になる。他ジャンルの棚にも目を向けるべし」。。。です。

この時期、「意識高い系」の人達は、することが無くても、密かに「ビジネス書」などを読んでることでしょう。

「バカ漫画」や「バカ動画」を観ているよりは、書籍を読んでいる方が、よっぽどましですが、面白い記事がありましたので紹介します。

 

1.「ビジネス書」は、本当に役に立つのか?

コロナ禍で、漫画や児童書、学習参考書と共に、売り上げを伸ばしているという「ビジネス書」があります。

自己啓発、精神安定剤的な意味もあって、昔からビジネス書は不況になると売れると言われている」と話す。

ただ、
・「読んだからって成功するの?
・「著者しか実践できないようなことしか書いていないものは出版しないでもらいたい
など、ビジネス書に対する疑問は尽きないのですが、ついつい、役に立つと思い込んで購入してしまうのです。

■そんな中、フリーライターの堀元見氏が、「100人分のエッセンスを取り入れれば、100倍成功できる」と仮説を立て、古書店で100冊(約1万8000円分)のビジネス書を購入して、起業家が書いた100冊のビジネス書を読み漁り、教えを全て実行するという企画を試みたのです。

ところが36冊目、書き留めた教えが564に達したところで、試みは挫折してしまう。
「似たような教えばかりが出てきて、もう100冊読んだことにしていいんじゃないかと。

 

■幻冬舎の編集者:箕輪厚介

「“この本さえ読めば成功できる”というようなことは100%あり得ない。必死に仕事をし、生きていく中でヒントが一つでもあればいいなと思って読むものだ。その意味では、戦っていない人にとってはただの文字の羅列だ。猛烈に答えを望んでいない状態で読んでも意味はないし、アウトプット前提で読むのが効果的ではないか」とアドバイス

 

■ビジネス書評家:土井英司

「残念なことだが、ビジネス書が売れる理由には、皆が成功してないからということがあると思う。僕がAmazonでバイヤーをやっていた時も、ある決算の入門書を買った人の6割ぐらいは別の出版社の入門書も買っていた。やはり解決できずに、次の手、次の本…となっているのだろう。

 

■オンラインサロン「田端大学」塾長:田端信太郎

「いわゆるビジネス書らしいビジネス書は最もマーケティング・オリエンテッドに作られているし、ほとんどはゴーストライター、ブックライターが入る。そして、“あくまで僕はこうやってきた”ということでしかないので、“同じようにやったけど上手くいかないじゃないか”と言われても、“そりゃあそうだろう”という感じだし、“自分語りでしかない”と言わればその通りだ」と説明。

 

1)スキルが足りない

このように、「ビジネス書」、「how-to」本を読むこと自体は、悪いことでは無いと思うが、例えば、「独立したい」と思っているが、スキルが足りない。

そのスキルが、あれば、この会社に居ない」と言いながら、そのスキルを身に着けようともしない。

「ビジネス書」、「how-to」本なんか読んでいないで、そのスキルを身に着けるための専門書を読んで、勉強すれば。。。と思うのですが、どうでしょう。

特にITや技術系の仕事がしたいのなら、自分で楽しくメンドクサイ「技術書」を読んで、勉強するのが、成長する秘訣でしょう。

自分が一番身に着けたい「技術」をすっ飛ばして、「ビジネス書」、「how-to」を読んでも意味がないでしょう。 ただの経営者になりたいのなら別ですが。。。

特に、IT系や技術系の仕事で独立したいのなら、プログラミング言語などの「技術書」を読んで、一つでも良いから学習し、習得できるようにならないと無理でしょう。

 

2)一般教養

私などは、「技術書」はレファレンス程度で、もっぱら、人類学、社会学、脳神経学、脳科学、脳機能障害、生物学、遺伝子工学(ゲノム科学)、歴史学など、気が付くと、人工知能(AI)を開発する人たちが、読むべき書籍を読んでいます。 と云うより、残念ながら、それしか興味がありませんが、こんなジャンルで十分でしょう。

この記事でも言っていますが、

心理学者「アドラー」の『嫌われる勇気』もビジネス書だし、ひろゆきさんが好きだという文化人類学の「ジャレド・ダイアモンド」博士の『銃・病原菌・鉄』もビジネス書かもしれない。

■『銃・病原菌・鉄』    これお勧めの名著です。

すぐに役に立たないかもしれない幅広いジャンルの「知識」をたくさん浴びないと、世の中で起こっていることを正しく認識することは難しいでしょう。

 

2.「コロナ菌」と言っている「バカ」

日本の社会では、「コロナウイルス」の事を「コロナ菌」と言っている「バカ」が結構いるそうです。

ウイルスと菌は、違うと言う事さえも認識していないのでしょう。

世の中、新型コロナウイルスにより「緊急事態宣言」まで出ていますが、細菌とウイルスの区別もできない知能の低い人たちも沢山いるのです。

1)宿命

「バカ漫画」を観て、「バカゲーム」に夢中になることしかできないのでしょう。 でもこんな奴に限って、テレビやネットで観た「受け売り」を小賢しく、もっともらしく語るのです。

バカは、どんな事態になっても、決して、何も学ばない。 ウイルスの様にただ浮遊していて、生き物の細胞に入り込んで増殖する。 宿主を死なせない程の毒性ですので、感染させて、蔓延してしまう。

「バカ」と「ウイルス」って似ているかもしれません。 蔓延すると云う意味においては、ウイルスと同じように、只今、バカの感染者が増殖中です。

 

2)提案

現在、下記の様な、都道府県別のコロナウイルスの感染状況が表示できるWEBサイトが数件立ち上がっています。

道内の最新感染動向
https://stopcovid19.hokkaido.dev/

ですので、現在、社会問題となっている「ひきこもり」、「学校のいじめ」、「不登校児」、「貧困」の人数を日単位で表示して、どこの都道府県に問題があるのか、掲載できれば良いのではないかと思います。

増殖中の問題点は、このようなサイトを利用して表面化させ、みんなで意識して、協力して、問題を解決する方向に、政府が頼りにならないなら、こんな手を使ってでも、問題提起するのは、どうでしょう。

何も、「コロナウイルス」の感染者数だけでは、能が無いでしょう。

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