【書籍紹介】 恋愛結婚の終焉 恋人は欲しくない? 恋愛は面倒? _でも、結婚はしたい!?

2023-09-24、
本日の書籍紹介は、恋愛結婚の終焉  牛窪 恵 (著) です。

恋人は欲しくない? 恋愛は面倒? でも、結婚はしたい!? まるで、イソップ寓話の「すっぱい葡萄」です。

すっぱい葡萄認知的不協和
狐が己が取れなかった後に、狙っていた葡萄を酸っぱくて美味しくないモノに決まっていると自己正当化した物語が転じて、酸っぱい葡萄)は自己の能力の低さを正当化や擁護するために、対象を貶めたり、価値の無いものだと主張する負け惜しみを意味するようになった。

取れずにぶどうをあきらめる。好きなのにあきらめるという矛盾が“認知的不協和”と呼ばれる不快な感情状態を喚起し、それを低減するために好みを変化させる。

本書を読むと、なるほどと思われることは、多々あり感心するが、恋愛、結婚については、誰が何と言おうと「個人の自由」でしかないでしょう。しかし、そこには「不都合な真実」がたくさん有り、まずはそれをあぶり出してみましょう。

私の場合、自分の娘も含め、スタバでアルバイトをしている学生女子とお話する機会が、多々あるが、若いので失敗もするでしょう、失敗しない子も居るでしょう。 失敗しないで、賢く、生きている子も居るが、失敗する子がダメと言う事が無く、失敗を繰り返しても、結果、良ければいいと思います。その方が、人間の幅を感じます。「石橋を叩いて渡る」タイプの子は、何だか面白くない子が多いように思います。

やはり、生まれ育った環境が、その後の人生に大きく影響している事は確かで、どんな家庭で、どんな風に育ったのか、両親の性格など、それとなく聞くと、本人の様子が、精神分析する以前に見えてきます。

私の場合は親としては、結婚しようが、しまいが、好きにすれば良い、クズと結婚して別れるくらいなら、しない方がましか。クズを選んでしまうのも自業自得でしょう。 人を観る目が無かったんでしょうから。

ダイバーシティの時代ですが、LGBT、発達障害、人格障害、愛着障害など「ニューロ・ダイバーシティ」をしっかり勉強しておかないと、結婚後、失敗する確率も高くなるでしょう。

後から、「こんな人だったのか!」では遅いのです。人柄を見抜けないのは、誰のせいでもなく、自分のせいです。「人口減少が止まらない」そんなの国の政策で何とかなるわけないだろう。。。色々な意味においてと思うのです。

それより、こんな場合が多々ある。 貧困母子。
これを国で何とか手厚く保護したらどうか? とりあえず、子供の数を確保できるではなく、まともに子供を育てる環境が整わないと、また頭のおかしい子が社会に出てくる結果になる。子は国の宝というなら、こんな母子を救うてを打てと思うのです。
もう、食べ物を買うお金も…年収100万円以下「生活保護」の母子世帯、厳しすぎる現実

格差・貧困問題、幼児虐待、ネグレクト、毒親、イジメ、不登校など、社会の階層層を問わず、色々な社会問題が、親の代から「連鎖」を繰り返し、溢れている。

恋愛結婚の終焉

目次
第1章 なぜ「恋愛」「結婚」しないのか
□1・1 少子化対策の遅れと「恋愛結婚の終焉」
□1・2 「結婚しない(できない)」の正体

第2章 ロマンティック・ラブ幻想史
□2・1 欧米で誕生した「ロマンティック・ラブ」
□2・2 日本の「ロマンティック・ラブ幻想史」
□2・3 細く長く続く「共創」という感情

第3章 恋愛常識の落とし穴
□3・1 愛はなぜ冷めるのか
□3・2 人類の進化とパートナー選び

第4章 恋愛結婚とコスト
□4・1 婚活の落とし穴
□4・2 「ただ一人」の相手を見つけるために

第5章 経済格差と社会通念の壁―― 「共創結婚」に向けた24の提言
□5・1 経済格差の壁を越える
「奨学金が返せない」/「生理用品が買えない」/女性も「低年収だから結婚できない」/「結婚・出産すると、仕事上で〝大損〟する」 ほか
□5・2 社会通念の壁を越える
「親が支える」は当たり前か/「結婚=異性と」は当たり前か/「結婚すれば妊娠する」は当たり前か/「夫は妻より稼いでこそ」は当たり前か ほか

本書では、「結婚には恋愛が必要だ」という呪縛から人びとを解放する必要性を説き、若者の「恋愛離れ」を受け入れたうえで、「結婚に恋愛は要らない」とする「共創結婚」の重要性を、歴史学や脳科学、行動経済学など、多方面から検証、提案する。

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■恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

<目次>
第一章 恋愛レボリューション 何が若者たちを恋愛から遠ざけているのか?
・若者たちの恋愛阻害要因1
「超情報化社会」がもたらした功罪──バーチャル恋愛とリアル恋愛の狭間で

・若者たちの恋愛阻害要因2
「男女平等社会」と「男女不平等恋愛」のギャップとジレンマ──昭和の恋愛幻想に縛られる若者たち

・若者たちの恋愛阻害要因3
超親ラブ族の出現と恋愛意欲の封じ込め――なぜ子離れできない親が増えたのか?

・若者たちの恋愛阻害要因4
恋愛リスクの露呈と、若者たちのリスク回避――「自己責任」に脅える恋愛事情

・若者たちの恋愛阻害要因5
バブル崩壊と長引く不況が招いた、恋愛格差社会──非正規では恋愛もできない?

第二章 恋愛とセックスと結婚の歴史、そして、世界事情 恋愛と告白、結婚は相容れない! ?
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