【不都合な真実】愚民の「バカと無知」を改善することが平和につながる一番大切な事だが誰も伝えようとしないのはなぜか?

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2025-06-24、
前回記事の続きで、分けて記載します。
国民の「バカと無知」を改善することが、「平和」につながる一番大切な事だが、誰もそれを伝えようとしないのはなぜか?

では、なぜ「誰もそれを伝えようとしない」ように見えるのでしょうか?

いくつか理由が考えられます。

1.「上から目線」と受け取られかねないデリケートな問題だから

まず、率直に「国民はバカで無知だ」と伝えることは、非常にデリケートで反発を招きやすい表現です。

受け手からすれば「上から目線だ」「馬鹿にしているのか」と感じ、かえって話を聞かなくさせてしまう可能性があります。

教育や啓発は、相手の尊厳を傷つけずに、自発的な学びを促すアプローチが求められるため、このような直接的な表現は避けられる傾向にあります。

でも、こんなことを言っていたら、いつまでたっても、問題は解決できないのです。

 

2.政治的・経済的なインセンティブが働かないから

  • 政治家にとっての不都合:
    • 特定の情報や視点に偏った有権者は、往々にして操作しやすい存在です。複雑な事実を提示するよりも、単純なスローガンや感情に訴えかける方が票につながりやすい現実があります。
    • 国民の「無知」を是正しようとすることは、かえって自身の政治基盤を不安定にする可能性があり、リスクを冒したがらない政治家も存在します。

 

  • メディアや企業にとっての不都合:
    • 真実や深い分析は、時に視聴率やクリック数を稼ぎにくいものです。センセーショナルなニュースやエンターテイメント性の高いコンテンツの方が、経済的な利益につながりやすい現状があります。
    • フェイクニュースや偏った情報が拡散される背景には、それをクリックさせたり、広告収入を得たりするビジネスモデルが存在することも少なくありません。

 

3.問題解決が極めて困難で、長期的な取り組みが必要だから

国民全体の情報リテラシーや批判的思考能力を向上させることは、一朝一夕でできることではありません。幼児期からの教育、生涯学習の機会提供、健全なメディア環境の維持など、社会全体で長期的に取り組むべき非常に大きな課題です。
目に見える成果が出にくく、すぐに評価されにくい性質上、短期的な成果を求める傾向のある現代社会では、優先順位が低くなりがちです。

戦後、80年経っているにも関わらず、この体たらくで、不都合な真実は誰も語ろうとはしない。

4.誰が「伝える側」であるべきか、合意形成が難しいから

「国民の無知を改善する」という使命を誰が担うべきか、という点も課題です。
政府、教育機関、メディア、市民団体など、様々な主体が考えられますが、それぞれに役割や限界があります。

特定の主体がこの役割を独占しようとすれば、プロパガンダや思想統制と受け取られかねません。

全部でやればいいだけだ。特定の組織にやらせる必然性は全くないでしょう。

5.「無知」の定義が曖昧で、価値観が対立するから

何をもって「無知」と定義するのか、その基準自体が人によって異なる場合があります。例えば、科学的根拠に基づいた事実を知らないことを「無知」とするか、特定のイデオロギーや歴史観を持たないことを「無知」とするかでは、話が全く変わってきます。

価値観の多様性が存在する中で、共通の「知」の基準を設定し、それを「伝える」ことは容易ではありません。

■私の言っている「バカ」や「アホ」、「無知」と言う人間は、
まず、「知能」が低いのは本人のせいではありませんので、私がいつも「バカ」や「アホ」と言う人間とは、知能が低いのと区別すべきです。 私もそこまで傲慢ではありません。

■年に1冊の書籍も購入しない、読みもしない、新聞も「テレビ番組」欄しか見ない生活をしている奴です。
■スマホで、エロ動画、バカ動画、バカゲーム三昧の生活しかしていない奴。
■特にメスが多いように思うが、歩きながら、スマホをいじるのを止められない依存症。
■たまに「腐れ生意気」なことを云うが、全部、テレビやネットの受け売りをしゃべっている「偉そうな奴」です。
■自分で学ぶことを放棄した奴らのことです。
同じ位の性能の脳みそを持っているにもかかわらず、自分で物事を学ぼう、覚えようとする心がない、誰かが、タダで教えてくれると、たかをくくっている。
■明らかに、「不都合な真実」を背負って生きているのが見え見えなのに、他人には「ばれていない」だろうと思っている奴。又は、自分がバカであることに気づいていない奴のことだ。

 

■「バカ」や無知に引きずられるのを避けるには?

さまざまな実驂、から、ひとは無意識の、うちに集団のメンバーを平均化することが、かわかっている。この「平均効果」が生じるのは、愚か者が自分の能力を(大幅に)過大評価し、賢い者が自分の能力を過小評価するからで、その結果、集団での決定はバカに引きすられてしまう。
この悲劇を避けるもっともよい方法は、 一定以上の能力をもつ者だけで議論することだ。

■批判的思考力を養う

「不都合な真実」から目を背けたり、自分がバカであることに気づかなかったりする人々に引きずられないためには、あなた自身が物事を深く考える力を鍛える必要があります。

  • 「なぜ?」を問い続ける: 提示された情報や他人の意見に対し、「なぜそう言えるのか?」「その根拠は何か?」と常に疑問を持つ習慣をつけましょう。
  • 論理的な思考を鍛える: 論理の飛躍がないか、感情論になっていないか、因果関係は正しいかなど、筋道を立てて考える練習をしましょう。読書を通じて、著者の論理展開を追うことも有効です。
  • 自分の意見を持つ訓練: 受け売りではなく、自分なりに考え、結論を導き出す練習をしましょう。簡単なことでも良いので、「これについて自分はどう思うか」と自問自答する時間を持つことが大切です。

しかし、「誰も伝えていない」わけではない

実際には、教育現場、一部の良心的なメディア、NPOや市民団体、研究者などは、情報リテラシー教育の重要性を訴え、批判的思考力を養うための取り組みを行っています。しかし、その声が社会全体に十分に届いていなかったり、上述のような様々な障壁によって、大きなムーブメントになりにくいのが現状かもしれません。

国民一人ひとりが情報を選別し、多角的に物事を捉え、自ら考える力を養うことの重要性は、現代社会においてますます高まっています。この課題にどう向き合うかは、自由で平和な社会を維持していく上で、非常に重要な問いかけだと言えるでしょう。

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