2024-12-14、
以前、食道がんの手術を受ける前に、外科の担当医に質問しました。
術後、5年間生き残れる確率は? 先生、即答で「50%くらいかな」とあっさり躊躇なく答えが返ってきました。
私も、先生が即答してきましたので、一瞬、動揺しながら、やはりそんなもんか。。だったら、手術しないで、騙しだまし生き延び、朽ち果てる方が、良いのかもと一瞬思いましたが、先生は、「当然手術するでしょう」という顔でしたので、逆らうこともできず、その流れに乗ってしまいました。
そうですね。年齢的にもう少し高齢、例えば、養老先生の年齢くらいなら、無理して手術をしないで、抗がん剤治療で持たせるようなやり方も有ったのかもしてません。
普段、元気でポックリ死ねるのが一番ですが、そのポックリがいつ来るか分かりませんので、厄介です。 それなら、余命、あと何か月ですと言われた方が、準備しやすいのです。
がんの場合は、転移があるので、手術をして、患部をキョンギっても完治とは言わないのです。必ず、5年以上経過して、転移がなければ、完治とするらしいのです。
「がんが治った」という意味で、「治癒」「根治」「寛解」という表現があります。
1.術後の経過について(2024年7月手術)
食道を全摘して、胃を持ち上げているので、相変わらず、食事を一人前取れません。体重を気にしながら、何とか食べています。
今年の夏は、一番暑かった様に思いますが、あまり暑さを感じなかった。
しかし、今年の冬は、流氷の来る街で育っていますので、寒さにだけは強いはずだったのですが、体温調節機能が低下したせいか、とにかく寒くて寒くて仕方なくなってしまいました。
厚手の衣類を何枚着ても寒いのです。
そこで、Amazonから電熱ベスト ヒーターベストを購入して、本日、届きました。
この商品をなぜ選んだかと云えば、バッテリー付きで3千円台でしたので。
電熱ベスト ヒーターベスト【PSE承認 専用高性能ICバッテリー付き】
モードは、「腹回り」、「肩・背中」、「腰」の3点から、温める場所が、選択できます。
そして各モード毎に三段階の温度の調節が出来ます。
私の場合、手術をしたお腹の部分を温めるのが一番気持ちが良いです。
これで、家に帰る途中で、温泉に入って、電車で帰る時も、このベストが有れば、湯冷めをしないで済むような気がしますので、寒い日でも大丈夫でしょう。
大きめでも良いのですが、やはりチョッキが身体にピッタリとくっ付いた方が暖かいでしょう。 セーター一枚着れば大丈夫でしょうか。
2.本当にあった、深い、深いお話です。
北海道の南端に「上ノ国町」という町があるのですが、ここに住んでいた、もう少しで百歳になる、ある家のお爺さんがカバンに自分の身の回りの物を詰めていたので、「何しているの?」と家族が聞くと、「そろそろお迎えが来るから」と言ってカバンに詰めた荷物を持って、縁側で座っていたそうです。
その後、呼んでも返事も無く、観ると静かに眠るように亡くなっていたそうです。
この上ノ国町では、百歳の誕生祝いに、町から百万円が、いただけるようになっていましたので、もう、家族は悲しさより、悔しがっていたそうです。 もう少しで誕生日だったそうです。
このお爺さん 絶対に「Goodジョブ」ですよね!!
自分の「死期」を感じ取る能力があるなら欲しいものです。こんな風に、意識がなくなり、一人静かに死ねるのが理想ですが、こんな死に方が出来る人は、本当に稀です。
大袈裟に口癖で「そう長くない!」と言っている奴は、まだまだ死にませんので、全然、大丈夫でしょう。 私の様に「憎まれっ子世にはばかる」です。
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