【2020年】今年もあと数日で終わりますが、今年1年の回想です。

2020年12月28日、
本日は、今まで、書いたことのなかった、今年1年の回想でも記載してみましょうか。

今年は、百年前に起こったことが再来しまして、大変な年になりましたが、まだ、収束のメドも立っていません。幸か不幸か、感染していないのか、無症状なのか、PCR検査を受けていませんので、何とも言えませんが、今のところ大丈夫です。

仕事納めは、お客様の会社に合わせて、本日、29日で終了にします。

今年は、早々に「メンドクサイ」人達の所は、積極的に回り、もう電話もかけてこないでしょうから、取り敢えず一安心です。行き付けのお店に行くと、今年は何時から休み、来年は何時からお仕事と、お互いに確かめ合って、ご挨拶を済ませるところもありました。私の行き付けのお店は、沢山あります。
ただ、本屋とコヒー屋と蕎麦屋しかありません。決して「すすき野」の飲み屋には行きませし、「狸小路」より南側のエリアに侵入するとは、5年に1回くらいですので、ほぼ、無縁です。

■札幌駅西側の紀伊國屋書店、書店2階のスターバックス
■札幌駅ビル、ステラプレース5階の三省堂書店、その中のUCCの「ブック&カフェ」
■ステラプレース3階のスミス(文房具店)
■北海道庁側の大同生命札幌ビルのミレドの地下1階の蕎麦屋、スターバックス、花丸(回転ずし)
■同じくミレドの2階のスターバックス
まずと言っても、こんなもんでしょう。 ほぼ毎日行くのは、本屋さん2件、スタバ、蕎麦屋くらいです。

コロナ禍の中で、何も生活が、変わらず、ここまでこれたのも、自分の仕事が、ウイルス騒動で無くならなかったことが一番大きいですね。 しかし、仕事が無くなってしまった人たちが、大勢居ると思いますので、たいへん気の毒に思います。

 

札幌の郊外に出れば、歩道を歩いていても、しっかりと「マスク」を付けて歩いている「バカども」が大勢溢れかえっています。

混んでも居ない歩道を歩いていて、飛沫感染するか「バーカ!」です。

そうですよね。 仕事さえあれば、できれば、コロナ禍なんて、せいぜい、マスクをするくらいで、生活する上で、何も関係ない暮らしで居られる。 旅行だって、帰省だって、金があるから行けるのです。金が無ければ「Goto~」も年末年始も、何にも関係ありません。

幸いにも、日本では、ロックダウンをしませんでした。 自分の周りに、コロナで、職を失ったりして、困っている人が居ないので、何とも実感が沸かないのですが、なぜ、自分だけ、あまり影響を受けないのだろうと、考えている人も大勢いるのではないかと思います。

ただ、医療従事者の皆さんは、仕事があっても、たいへんな思いをしている事も忘れない様にしないといけません。 特に、医療従事者の家族を差別するような「外道」は、顔写真付きで名前を公表すべきです。得意のSNSで拡散すれば良いのです。

 

コロナ禍で、世の中の人間が、いかに思考停止しているのかが、より鮮明に見えてきます。「危ない民族」であることに変わりありません。「無知」な奴は、どこの国も同じ様にいますが、日本は「同調圧力」だけは、どこの国より強いのが特徴で、もっとも「危ない国」なのです。

「無知」と「同調圧力」をセットで抱え込んでいる民族は、歴史的に視れば、頭の配線の怪しい為政者が現れると、一発で最悪の方向に向かってしまいます。

 

1.種々の社会問題について

自分の今の仕事ができるのは、金を貰って仕事をしている以上当たり前のことで、それ以外、何ができるのか、何を知っているのかが、大切な事の様に思います。

1)コロナ禍でも、潜行する悪行

コロナ禍で、やはり仕事が無くなることにより、世の中が、弱い者が、もっと弱い者をいじめる、子供や弱者への虐待件数も、確実に増加している様です。 

■いじめの問題
子供たちの「いじめ」も低年齢化して、小学校の腐れガキたちの犯行が、件数も増加している様ですが、これは、その親も病んでいる場合が、多々ある様に思います。

2019年度のいじめ件数61万件2496件のうち、約8割は小学校で起きたいじめです。小学校のいじめ件数は48万4545件。過去5年間で3倍以上にも増えました。

現在のいじめの特徴は「見えづらい」ことと「低年齢化」です。調査によればいじめがもっとも多い学年は小学校2年生。次いで小学校3年生、小学校1年生と続いており、小学校の低学年にいじめ件数の約半数が集中しています。

「いじめが再生産される構図」は、親に、勉強しろとプレッシャーをかけられた子が、自分より弱い子を狙っていいじめる構図が浮かび上がってくる状況が多々あるようです。

 

「貧困の連鎖」と簡単に言いますが、殆んどの原因は、劣悪な環境に置かれた「脳」の変化でしょう。 親子代々の正常でなくなった脳の連鎖です。

▮家庭の問題
親子代々、子供たちは、この親の環境の影響を受けて「脳」が正常に発達できなくなる。可能性の芽が潰されてゆく状態が続いてしまうのでしょう。生後の「養育環境」がいかに大事か、脳科学、脳神経学を学べば、理解できると思います。 「養育環境」と言っても、そんなに高邁な環境ではなく、普通に育てられる環境の事で、その「普通」さえもままならない状態の親が多く居ます。

子供は、国の、社会の「財産」です。  決して自己責任の問題ではないのです。

少子高齢化の問題もありますが、私たち高齢者はどうでもいいが、若いこれからの子供たちを少しでも良い環境で養育できるようにすることが必要ではないでしょうか。

 

▮教育機関の問題
だいたい、先生たちが、精神疾患で、退職したり、入院したりする数も増えています。

先生たちも、すぐに教師にしないで、一度、兵役ではないが、一般企業の中に入れて、社会の醜さを一度、味合わせてからではないと、教育現場に入れないようにすべきなのか?

教師自体も、いじめの兆候が有ったとしても、面倒なことに巻き込まれたくないと云う、腐った根性で、クラスを運営している状態なんでしょう、すべての先生とは言わないが。。

それとも、教育以外の、「腐れ親」、「モンスターペアレント」、「腐れガキ」を扱う、別の能力を身に着けた職員を配置すべきなのか、発生源を絶つことができなければ、海外の様に、先生に全部背負わせるのではなく、分業することが必要なところまで来ているのではないでしょうか。

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2)改善されない教育システム

更に、根底には、現代社会の教育システムの中にも、置いてきぼりにされている人間が発生しているにも関わらず、そこを見過ごしたままの状態が続いています。

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政府が公立小学校の1学級当たりの上限人数を、2021年度から段階的に35人に引き下げることを決めていますが、学習指導要領についてこれない子供たちをどうカバーしてゆくのか、いじめの問題も含めて、質の高い教員が、増々必要になると思いますが、そこも含めて、改善して行かないと、システムが機能しません。

ダイバーシティ(多様性)」と簡単に言いますが、この「ニューロダイバーシティ(神経構造の多様性)」の問題は、社会の中でどう扱うのかが、問題になってくるのですが、何も進んんでいません。「LGBT」の差別の問題もありますが社会の中で、理解が進みません。

少しでも、世の中で、「弱い人間」を生み出さない様にしてゆかなければ、大変なことになってしまいます。

引きこもりも、「引きこもる」家があるのは、まだましな方で、それもまた、いずれは、家族や自分自身も年老いて、破綻を来す。
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一見、平和な国で、戦争など無いが、弱者の目線で見れば、毎日、戦争状態と同じような事が起こっている事に気が付くべきです。武器を持って戦わなくても、戦争状態の様なもので、弱者から見れば、決して平和な世の中ではないのです。

弱い者が、さらに弱い者をいじめる、この醜い連鎖を起こすのが人間です。 野生動物の食物連鎖の様に、人間社会でも同じような事が、日常的に平然と起っている。

人間ほど恐ろしく、醜いものは無く、どんなきれいごとを言っても、空々しいのです。

 

3)更に、世の中の弱者に目を向ければ、

相模原市の「津久井やまゆり園事件」の判決が下り、「植松聖」死刑囚の異常さ、特異性ばかりが取り沙汰されているが、親による虐待の他に、障害者施設、老人介護施設、児童養護施設などの組織内での虐待が、密かに、未だに続いているのも事実です。自身も弱いくせに、「サイコパス」の様な行動をする外道も居るのです。全施設に、死角の無いよう「監視カメラ」を設置するべきでしょう。

どこの組織も同じだが、トップが腐っていると、その下も、確実に腐っている。

何が「悪」なのか?  「悪」は、ほぼ、虐待する側の「弱さ」から発生しているように思いますが、だからと云って、「強くなれ」そうすれば、悪が起きなくなると云うことも無いように思います。

 

■中国、武漢で、当局の削除にも屈せず、情報を発信し続けた女性の言葉ですが、

一つの国が文明国家であるかどうかの基準は、高層ビルが多いとか、クルマが疾走しているとか、武器が進んでいるとか、軍隊が強いとか、科学技術が発達しているとか、芸術が多彩とか、さらに、派手なイベントができるとか、花火が豪華絢爛とか、おカネの力で世界を豪遊し、世界中のものを買いあさるとか、決してそうしたことがすべてではない。基準はただ一つしかない、それは弱者に接する態度である

日本は、本当に、文明国家といえるのでしょうか。 あやしいのです。

このように、半径5m以内の自分の事だけではなく、広く社会に目を向けて、色々な問題を考える必要もあるように思います。

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