【書籍紹介】ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか (朝日新聞出版)  森下 香枝 (著)

2024-02-12、
本日のお題は、社会問題の中でも「無縁遺骨」の問題です。
これは、第二次世界大戦中(太平洋戦争)やその後の戦時中に亡くなった日本人兵士や一般市民の遺骨が、戦場や収容所、その他の場所に散乱し、身元が特定されずに残されている状況を指しますが、これとは別に、現代社会の中で近年、日本社会の深刻な問題の一つとして、「無縁遺骨」問題が注目されています。

戦後すぐのお話ではなく、これは、身寄りがなく引き取り手のない遺骨が年々増加している状況を指します。厚生労働省の調査によると、2020年には全国で約3万柱の無縁遺骨が火葬され、その数は年々増加しています。

■ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか

目次
第1章 葬る人が見つからない社会
第2章 最期の不条理
第3章 異状死の不平等
第4章 増える無縁遺骨
第5章 ひとりでも無縁にならない
第6章 政権の政治課題となった身寄りなし問題
第7章 増える無縁墓
第8章 将軍家・大名家の墓じまい
第9章 変わりゆく死生観
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1.しょせん、他人事ですから。。。

日本の種々の「社会問題」について、これををとらえておく意義はあるのかと云うと、大抵の場合、実際に自分の身に降りかからないと気が付かないし、気が付いてもそんなもんか。。くらいしか関心が無いでしょう。

しかし、自分の事で精一杯の「生活困窮者」を除き、世の中の事を知るうえで「社会問題」をとらえておくことは非常に重要です。

日本の社会が徐々に変動するの中で、永遠に改善できない、解決できない問題として、どんな問題があるのかを知るだけでも、世の中の事を知ることができるのではないかと思います。

日本における社会構造の変化、経済状況の変化、個人の能力などにより、解決するのが困難な、主な社会問題を挙げると、下記の様な少子高齢化の問題も浮かび上がります。

まず、
50年後の日本の総人口が、現在の7割ほどの8,700万人に減少するとの推計が発表された。
これから「子育て世帯」はたったの2割になる…日本社会を待ち受ける「家族崩壊」という現実

この人口減少の問題は、個人レベルでも、国レベルだけでも、どうにもならない事です。
子供が少ない理由は、ほぼ、結婚できない、しないから増えないのです。「生む自由」「産まない自由」がありますので、誰も口出しできないでしょう。 言い方は悪いが、子供を生むことが可能な女性だけでも、たくさん特典を与えて、結婚してもらい、産んでもらうしか方法が無いでしょう。

 

少子化の問題とは反対にこんな問題もあるのです。

2.日本の「無縁遺骨」問題は、引き取り手のいない遺骨が増加している現象です。

背景には、少子高齢化や核家族化、社会的な孤立など、様々な社会変化が複合的に影響していると考えられます。こうした遺骨は、高齢化が進み、核家族化が進んだ日本社会において、家族との縁が薄れたことが一因とされています。

引き取り手のない『無縁遺骨』は、2021年10月時点で少なくとも6万柱にのぼる」と言われています。

具体的には、以下のような問題が浮き彫りになっています

■引き取り手がいない遺骨:
これは、亡くなった人の遺骨を誰も引き取らない状態を指します。自治体などが「処理手続」を行うことになります。

■経済的な問題:
葬儀費用やお墓の費用を工面できないケースがあります。葬儀や火葬にはかなりの費用がかかり、さらに新たなお墓を用意する必要もあります。

■家族のあり方の多様化:
血縁があっても、遺族が引き取りを拒否するケースが増えています。長期間音信不通だったり、険悪な関係であったりする場合もあります。

無縁遺骨の増加傾向は今後も続くと考えられており、供養のあり方や社会的な対応について検討が必要です。皆さんは、供養のあり方についてどのように考えていらっしゃいますか?

供養のあり方と言いますが、現代社会では、「虐待問題」など、クソ親に育てられ、苦労して育った子供たちまで、親が死んだ後、供養をする必要があるのでしょうか?

 

最後に、

私の場合は、多分、誰も当てにしていないでしょう。 「墓」もあるが、「永代供養」もクソも無い、合祀で十分で、供養もされるつもりもない。

荼毘」にふされれば、あとは何も残らないのです。 「虎は死して皮を残す、人は死して名を残す」と誰が言ったか上手い言葉ですが、地獄の様な「この世」はあるが、三途の川の先に「あの世」など無いのです。地球上で原子、分子に還り、使い回しされているだけです。

約30万年前に「ホモサピエンス(現生人類)」が、誕生してから現在までの死亡者数は、約1,000億人から2,000億人程度と推定される様です。しかし、あくまでも推定値であり、実際の死亡者数はもっと多い可能性も少ない可能性もありますが、人間だけでも、約1,000億人から2,000億人程度の生死で、これが他の生物まで入れるとどんな数になるのでしょう。

人間の人生は、今の所、どんなに頑張っても、寿命は120歳くらいまでだそうです。
早く死のうが、長く生きようが、私の知ったことではありませんが、「憎まれっ子世にはばかる」と同じように、「楽観脳」のヒトは「悲観脳」のヒトより10年くらい長生きできるそうです。

ですので「バカやアホ」で、能天気の方が、長生きできると思います。

 

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