【書籍紹介】 新・階級闘争論 ー暴走するメディア・SNS   門田隆将 (著)

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2021-05-09、
本日の書籍紹介は、新・階級闘争論 ー暴走するメディア・SNS   門田隆将 (著) です。

日曜日、昼の番組「そこまで言って委員会」のレギュラー出演者でしょうか、 そんな「門田隆将」さんの書籍です。 今回、彼の著書を初めて読みましたが、内容が、「新・階級闘争論」と厄介な内容かと思いきや、やはり、そこをほじくり返す? と云う様な色々な問題を独自の目線で記載されていますので、共感できる部分と、そうでない部分が交錯していましたが、読みやすいので、1日で読み終わりました。

21世紀の現在、20世紀の一時期を席捲した「階級闘争」が姿を変えて世界を覆い始めている。
ネットのSNS(交流サイト)という、歴史上なかった「情報伝達手段」で巻き起こっているこの「革命」の正体を知り、これに躍らされることなく、異論を許さない「全体主義」に立ち向かう――その重要性を筆者は説いている。

参照:出版社からのコメント

 

メディアや「SNS」の世界では、下記の様な、私が思う肝心なことが全然、話題に上がらない。

やはり、SNSは、バカやアホの集まりでしかない。

▮なぜ、政府のバカの一つ覚えの「自粛」に、国民は文句を言わないのか?

無自覚陽性者」を洗い出す為に、PCR検査をもっと金をかけて、大学などの教育機関、企業などで実施すれば良いが、絶対しない。

1日の検査数が圧倒的に足りないのに、本日の陽性者の数が500人を超えましたとマスコミで発表するが、茶番だ!  なぜ、検査しない? と言えないのか。

なぜ、「無自覚陽性者」を「PCR検査」等で洗い出し、隔離しない。 何で陽性でもない市民に自粛を強いられるのか? 飲食業界などに大きく経済な打撃を与え、同時に働く人も職や店を失う。

政治家や役人は、仕事をちゃんとしていなくても、給料が減らないのはなぜ?

自粛を求めるなら、「無自覚陽性者」を「PCR検査」等で、徹底的に洗い出してから言え。
味噌もくそも一緒に「自粛しろ」というのは、どう考えても、おかしいだろう。

この件に関して、誰も騒がないのはなぜ?

 

▮医療崩壊が起こると言われているが、日本は人口当たりの病床数は世界一なのに、なぜ?

全国の重症患者数。。千人? はあ? 日本に病院がいくつあり、ベット数がいくらあるのか?

この有事の時に、病院に、自由に使える金を政府が支給しないから、病院を経営している側では、赤字経営になるから、コロナ病床にしないだけだろう。

 

▮なぜ、「ワクチン接種」が、他の国より2か月以上、遅れた原因をなぜ追究しないのか?

これなどは、厚生労働省の役人と族議員が、ビビッて、遅らせただけだろう。 なぜ、責任追及しないのか?

接種率が、他の先進国などでは、30%を超えているのに、日本は、数%で1割にも到達していない、この体たらく。

どのワクチンだったか、アストロゼネカか、国内で治験を200人くらいしかしていないで認可したくせに、なぜ、遅れたのか。。。。。だれも、責任を追及しない。

 

ある意味、このような「不作為」が横行しても、誰も責任を追及しないし、追及されない。 カメが首を引っ込めている状態を続けていれば、そのうち終息して、「ハイ、お終い」にするのでしょう。

 

▮新・階級闘争論 ー暴走するメディア・SNS

目次
序 章 「メディアリンチ」吊るし上げ時代
第1章 SNSの標的になった人々
第2章 コロナで焼け太る習近平と官僚
第3章 メディアの「反日」が止まらない
第4章 司法は国民の敵か味方か
第5章 緊迫する世界と平和ボケ日本
第6章 妄想する韓国・戦う台湾
第7章 日本人の矜持を取り戻せ
終 章 子や孫の命をどう守るか
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ちょっとだけ、感想を、
「日本人の矜持を取り戻せ」の章に出てくる”少年Aが背負った「新たな十字架」”ですが、

1997年(平成9年)、神戸連続児童殺傷事件の犯人の少年が名乗った別名『酒鬼薔薇聖斗事件』の「少年Aの手記『絶歌』を出版した事にも触れて、彼は「新たな十字架」を背負うことになるだろうと。。。

少年A」の様な人間?は、少年法や、普通の法で裁くのは、無理があるように思います。 「精神異常」がなくても、反省、後悔、恐怖の概念が極めて薄いと云うより機能していない人間は、生まれ付き脳の機能部品の働きが悪いため、起こしてしまう事すので、普通の人間の様に、矯正プログラムを組んで、実施しても、一時的にはおとなしく、凶暴さを出さないでしょうが、何かのきっかけで、「獣」の様になってしまうのは、一生、直らないでしょう。

なぜなら、生まれ付きかどうかは分かりませんが、脳の配線、機能部品との繋がりに異常があり、普通の人間の様に、感情、情動が制御できない状態になるのでしょう。

彼は「新たな十字架」を背負と云う、言い方は、彼がいかにも普通の人間が、何か過ちを犯したような言い方ですが、例えば「獣」が他の動物を殺しても、誰も文句を言わないでしょう。

人間、「精神異常」でなくても、サイコパス的な犯罪を犯す、人間の皮を被った、例えがあまりよくないですが「獣」も居るのです。 当時、中学生でしたか、子供の首を切り、学校の門に置くと云う行動は、どう見ても、恐怖を司る脳の「偏桃体」、「眼窩皮質」がいかれていて、恐怖、畏怖の念が感じられなければ、できない犯行でしょう。

このような人間が「十字架」を背負う訳がないのです。「十字架」を背負うのは、人間だけです。精神異常」でなくても、同じ「人間」として、横並びにしてはいけない人間も居るのです。

罪を憎んで、人を憎まず」と言いますが、生後の劣悪な養育環境のせいでもなく、脳の状態が異常なのは、生まれつきでしょうから、この世に生を受けて、人間として生まれてしまっただけで、本人のせいではないのかもしれません。

あえて言えば、この世に生を受ける前から「十字架」を背負って生まれたのでしょう。

現代科学でも、人の脳の機能部品を後から「矯正」する技術は、まだ無いのです。

ただ、被害者感情からすれば、許されることは無いのでしょうが、このような人間を「精神障害者」として、犯罪を犯さない限り、世の中から隔離できないのです。

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