【面白記事】 私が最近知ったことの中で、面白い、すごい、今さら、と感じた事について

2023-05-12、
本日のお題は、特になしですが、今まで気が付きそうで、気が付かなかった事についてメモっておきましょう。

まず、面白いと感じた事。

1.ヤクザ(:893)の語源

ヤクザ」の語源は、花札で行う博打「おいちょかぶに由来するそうだ。
札を3枚引いて合計値の一の位の大小を競うゲームで、 つまり、0が一番小さい。 この時に8,9,3の3枚を引いてしまうと合計が20で一の位は0なので負けとなる。ブタのうちでも最悪の手になる。

ある記者が、ある暴力団幹部に取材した時に、それまで穏やかに話をしていたのに「ヤクザ」という言葉を使ってしまい、相手が急に怒り出したそうです。

ヤクザ」という言葉の意味は、893、役に立たないこと、価値のないこと」の意味なのです。

■ここからが本題で、
この「ヤクザ」という言葉は、「かたぎ」の普通の会社でも、役に立たない「ヤクザ」な奴が、必ず数名いるよなと思う事です。

今度から、役に立たない、仕事をしないクソ社員を「ヤクザ」と呼びましょう。
何も暴力団員以外にも、こんな奴、世の中に沢山いるのです。

生物学的には、コロニーを形成する「ハチ」、「アリ」さんの世界では、ちゃんと働いているのは2割と言われていますが、これには理由があり、だれも仕事の指示をだすものは居ないが、全員で同じ行動をしない様にできている。

それは遺伝的な個体差を利用して、例えば、巣の中の温度が上がって、全滅しない様に冷やす行動を取るが、それぞれ、温度を感知する個体差があるので、冷やす行動に差が出て来て、全員で実行しない様にできているのです。

人間社会では、あり得ない事ですので、

仕事をしないクソ社員を今度から「ヤ・ク・ザ(839)」とでも呼びましょう。

 

今まで、気が付かなかったこと、なるほどと思った事

2.「脳腫瘍」ってどこに癌ができるの?

Googleさんで検索しても、大抵は、腫瘍の部位は出てくるが、脳のその部位の細胞なのか? 何も認識できていませんでした。

脳科学、脳神経学については、書籍を読み漁っていますが、それでも気が付きませんでした。多分、読んでいたのは医学書ではないので、脳腫瘍(癌)との関連性において、そこまで記述されていない為でしょう。

しかし、よく考えれば、神経細胞(ニューロン)は、大脳辺縁系にある「海馬」など一部の部分を除き、成人になると、成長つまり増殖しないのですが、がん細胞は自分の細胞が異常増殖した結果ですので、「ニューロン」は成長しないので癌化しないのでしょう。

それでは、どこの細胞が「癌」になるかと言えば、それは「グリア細胞」が殆どだそうです。ニューロンを知っている方は多いでしょうが、「グリア細胞」の存在を知らない方はけっこういると思います。

「グリア細胞」はいくつか種類があるのですが、同じ脳の中で、主に、ニューロンをバックアップ、メンテナンスをしている働きを担っている細胞で、もちろん、ニューロンより数が圧倒に多いのです。

補足説明
グリア細胞」は、脳の中で、ニューロン以外の細胞のことで、形態や機能によってアストロサイトオリゴデンドロサイトミクログリア、上衣細胞の4種類に分類される。

 

<マメ知識3つ>
■アインシュタインの死後、脳を取り出して、色々な研究者が調べたが、普通の人と、脳神経細胞は、変わらなかったそうです。しかし、このグリア細胞の数は比べ物ならいくらい多かった様です。

■コロナウイルス感染で、「ブレインフォック」などの後遺症が出る原因も、神経細胞に感染するのではなく、研究では、このグリア細胞の種類の内、「ミクログリア(免疫系担当の細胞)」がコロナウイルスに感染して、神経細胞に影響を及ぼしているそうです。

■もう一つ、認知症のアルツハイマーも、アミロイドβが貯まると言われていますが、これを排除する機能も、グリア細胞のミクログリアなどが担っていますが、機能しなくなると、脳神経細胞は、死んでしまう様です。

 

最後に

このグリア細胞の研究は、脳神経細胞と比較しいて、100年ほど遅れていると言われていますが、最近は研究が進みつつある様で、私も、脳のグリア細胞の記載した書籍を見つけましたので読んで、書籍紹介で記載してみましょう。

この仕組みは、まだ解明されていないですが、意識にも関係しているので、人工知能ではまだ実装出来ない機能でしょう。

脳は自ら自分の細胞機能を補う(バックアップ、メンテナンス、成長を促す)機能も備えた、優れた装置、いや「臓器」なのです。

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