【書籍紹介】愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる  岡田尊司(著)

2024-11-29、
本日の書籍紹介は、愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる  岡田尊司(著)です。

キーワードは、愛着障害、PTSD、トラウマです。

愛着障害にについては、ある程度、勉強しているが、この「複雑性PTSD」に関しては、他の脳機能疾患とどう違うのか、理解するのが、難しかったが、この書籍を読んで理解できたのかもしれない。

PTSDですので、もちろん、トラウマ(心的外傷)とは、「PTSD」はつらい体験から記憶障害を起こし後遺症となったもの、「トラウマ」は極度の恐怖に直面した際の普通の反応という違いがあります。

 宮内庁は、2021年10月1日、秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(29)の結婚発表の中で、眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されていたことを明らかにした。

生きづらさを紐解くうえで、かかせないのが「愛着障害」と最近の研究で認められた「複雑性PTSD」である。たとえば、最近増えている「発達障害グレーゾーン」の人をみると、これらの2つの障害のどちらか、もしくはどちらも抱えている人は多い。

グレーゾーンに限らず、現代人の生きづらさに愛着障害と複雑性PTSDがおおいにかかわっている。
本書では、生きづらさの背景にある愛着障害と複雑性PTSDについてわかりやすく解説し生きづらさの克服法を提示する。

●愛着障害:
親など養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる。

●複雑性PTSD:
命の安全が脅かされなくとも 慢性的持続的なストレスが続き、心の傷が折り重なって生じて起こるPTSD。感情の調整や対人関係に困難が生じ、日常生活や社会生活上に大きな支障をきたす

 

愛着障害と複雑性PTSD 生きづらさと心の傷をのりこえる  岡田尊司(著)

はじめに 不安定な愛着とトラウマ
●第一部 愛着トラウマと複雑性PTSD
第一章 生きづらさの正体
第二章 トラウマとPTSD
第三章 愛着トラウマと複雑性PTSD
第四章 複雑性PTSDの症状と診断
第五章 脳・心・体で何が起きているのか

●第二部 愛着トラウマを克服する
第六章 回復のための理論と方法
第七章 回復のステップ
終章 自分の人生を生きる
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