【書籍紹介】 2023年、今年も色々なことが起きました。 正月休み読んでおきたい3冊です。

2023-12-10、
本日の書籍紹介は、もうすぐ正月休みですが、2024年、正月休み読んでおきたい3冊です。

先々週あたりから、痛風の発作が治まったと想ったら、今度は「腰」の調子が悪く、立つときに激痛が走ります。いつもは、4,5日で痛くなくなるのですが、今回は長引いていて、書籍もじっくりと読んでいられない状態で、唯一、バスの中で読んでいるのが精一杯です。

そして、現在は、当サイトのコンピューター関連以外の記事を選んで一つづつ別サイトに移動していますが、これもまた、急いでいる訳ではありませんが、中々、捗りません。トータル500記事くらい、移動する記事が有りますが、移動したのは1割程度ですので数ヶ月くらいかかるでしょう。

こんな状態ですので、何とか、クリスマス前には、仕事をかたずけて、スタバで、のんびりと書籍を読む時間を作りたいと思います。できれば、冬の旭川駅側のスタバにも娘がいますので、悪口を言いに行きたいところです。

▮その他、読んだ、読みたい書籍は、下記のブクログのサイトに登録していますので参考までに。
https://booklog.jp/users/step01hy

 

そろそろ、本題に、ヒトの本質的な部分は、醜く、悲惨なものです。生きる為に、嘘も平気で保身を図るその姿は、偉くなっても同じで、クズはどこにでも存在します。

■まずは、日本社会の問題点では、少子化問題、引きこもり、不登校、毒親、貧困家庭に起因する親の質の低下でいえば子供への虐待、更に介護施設などでの虐待事件などが繰り返される問題も止める事ができません。

年の瀬になり、腐れ政治家の問題が出て来たが、こちらも腐ってしまうのでノーコメントですが、どんなに名誉や地位を得ても、タダで貰える金は自分の懐に入れたいのです。普段どんな偉そうなことを言っても、これがクズの由縁です。

■政治家ではなく、今年は、日本企業の腐った組織の問題も次から次へと出て来ました。
ジャニーズ、日大、宝塚など、腐った組織の問題は、バカと同じで、自分たちが腐っている事を認識できない事でしょう。来春、新社会人となる人達には、言い難いのですが、コーポレートガバナンスの皆無な組織は山ほどあるのです。まともなフリをしているだけで、何かあるとすぐに露呈するでしょう。腐ったリンゴ(組織)は、腐ったリンゴを全部排除しないと治りません。

■地球規模で言えば、奇々として進まぬ「気候変動」問題、戦争状態が中々治らない問題など、相変わらず、ホモサピエンスは厄介な生き物です。

このままでは、人工知能(AI)の発達により人間社会が脅かされる前に、「人類」自体の質が劣化して、滅ろんでゆきそうになるが、多分、小賢しいので、最後は人工知能(AI)のせいにするでしょう。

 

1.〈私〉を取り戻す哲学 (講談社現代新書)

まずは、暇つぶしの道具を手に入れた頭の悪い、腐れ国民の話から。

電車の中や部屋の中、気が付けばいつもスマホをスクロールしている。本当は何が知りたいのか、自分に何が必要なのかわからないままSNSの世界に浸り続け、気が付けば自分自身を見失ってしまった――。
スマホ時代の過剰な繋がりによって失われた〈私〉を私たちはどうやって取り戻すのか。気鋭の哲学者による現代を生き抜くための思考法!

20代の約6割が「スマホ依存症」を自覚している──マーケティングリサーチ事業などを行うクロス・マーケティングが12月7日に発表した「目に関する調査(2023年)」で、スマートフォンに依存している実態が浮き彫りになった。

参照サイト
20代は6割が「スマホ依存症」自覚 老眼世代の50代は7割以上が「目に疲れ」
10~20代の6割超が“歩きスマホ”をしている──ドコモ調査 交通機関のある大都市は高い傾向に

世の中、スマホ中毒、依存症の状態で、歩きスマホを注意する奴は皆無状態で、調子こいてるバカ女どもを止めようとはしない、誰にも怒られないと、空気を無視する、ずるさだけは持ち合わせている。

〈私〉を取り戻す哲学  岩内 章太郎 (著)

目次
第1章 デフォルトの〈私〉――――動物になるか、善い人になるか
第2章 〈私〉を取り戻すための哲学的思考
第3章 ポスト・トゥルースを終わらせる
第4章 ネガティブなものを引き受ける
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2.不妊治療を考えたら読む本〈最新版〉 科学でわかる「妊娠への近道」(ブルーバックス)

不妊の原因の半分は、男性の精子の劣化による場合が、多く報告されていますが、女性だけでなく、男性も妊娠のメカニズムを今さらですが、ちゃんと認識しておいた方が良いと思います。 不妊治療のみのお話ではありません。

生理、生理と云いますが、生理は、受精しなかった卵子の排出ですが、妊娠のお話は、「排卵」から始まります。卵胞から卵子が飛び出し、卵巣を出て行きます。 これを「排卵」と言います。その辺のメカニズムを理解していないと、なかなかうまくゆかないと思いますが、この書籍を読めば排卵後の状態を理解でき、男性も理解が深まるでしょう。

不妊治療を考えたら読む本〈最新版〉 科学でわかる「妊娠への近道」 浅田 義正 (著), 河合 蘭 (著)

目次
巻頭付録 妊娠にかかわるさまざまなホルモン
第1章 不妊治療大国・日本の現実
第2章 命のはじまり
第3章 不妊検査の最新事情
第4章 一般不妊治療と卵巣刺激法
第5章 体外受精と顕微授精
第6章 胚の移植と凍結
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内容
・英国で非推奨の「妊娠率が低い治療」が日本で数多く行われている
・「検査で異常なし=すぐ妊娠できる」は間違い
・40代の胚で妊娠率を上げるコツ
・もっとも妊娠しやすいのは「排卵日2日前」
・胚を凍結したほうが妊娠率は上がる理由
・男性不妊への対処法
・卵子凍結は、卵子の時間を止める

 

3.免疫「超」入門

新型コロナウイルスのパンデミックによって、感染症や免疫に関する情報を目にすることが多くなったが、世の中の無知なバカやアホは、未だに郊外でもマスクをして、バカつらを隠して歩いている。
ただ、知識階級の国民でも知識が増えたように見えるが、ただ、これまで出てきた情報は、曖昧なものや誤った情報、感情的なものなどもあり、いまだ、エビデンスのないものもある。

本書では改めて、ウイルスなどの病原体がどのように感染を起こし、免疫がどのように働くのか、その複雑なしくみを、基本から正しくわかりやすく解説する。
また、身体を守るための免疫が、アレルギーの原因となるなど、ときには自分に攻撃的にもなるメカニズムについて解説。免疫が低い場合についてはもちろん、過剰な場合の脅威にも触れる。後半では、さまざまな病気との関連、特にがんとの関係について、期待される免疫療法を軸に展開する。
さらに、免疫は、老化と脳にも深く関わっているという研究が進んでおり、今後の医療への応用も期待できる。認知症や脳梗塞などを、免疫という視点からひもといていく。

免疫「超」入門
「がん」「老化」「脳」のカギも握る、すごいシステム  吉村 昭彦著

目次
第1章 人類の宿命・病原体と免疫の戦い
全世界がウイルスの恐ろしさを実感/免疫のカギとなる「抗体」とは ほか

第2章 ヒトに備わった、5つの感染防御機構
5つの感染防御機構/獲得免疫で働く2つのリンパ球・B細胞とT細胞 ほか

第3章 病原体との攻防
過剰な免疫応答「サイトカインストーム」/ワクチンは世界を救うと期待されたが ほか

第4章 自己を攻撃する免疫―― アレルギーはなぜ起こるのか
4つのアレルギー反応/病原体の排除に働く3種類のヘルパーT細胞/アクセルとブレーキのバランス ほか

第5章 炎症とサイトカイン―― さまざまな病気と免疫
骨が破壊される自己免疫疾患・関節リウマチ/アレルギー疾患を増悪化するもの ほか

第6章 免疫とがん
逆転の発想 免疫のブレーキを外せ/「疲弊化」の総元締めNR4a/免疫でがんを治療する!? ほか

第7章 老化を免疫で止められるか
細胞の老化/免疫の老化/老化は止められるのか ほか

第8章 脳と免疫の深い関係
認知症も免疫と関係があった!/脳梗塞と免疫 ほか
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興味深いのは、「脳神経細胞(ニューロン)」は、「グリア細胞」に守られていますが、そのグリア細胞の中の免疫細胞を「ミクログリア」と言いますが、これが脳細胞の老化に関係している事が分かってきています。脳疾患はニューロンとシナプスのネットワークの問題だけだと言われてきましたが、この脳内ホルモンとグリア細胞が関係してきている事が分かってきています。

ちょっと、難しいが、体のメカニズムがよくわかる一冊です。

 

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