2019年4月9日、
『妻のトリセツ』(講談社+α新書)と言う書籍なのですが、三省堂書店にほぼ毎日行きますので、平積してあるのは分かっていました。手に取って、目次をチェックしましたが、なぜか購入して読んでみようという気が起きませんでした。
朝日新聞デジタルの記事で、
妻のトリセツが説く脳の性差 東大准教授は「根拠薄い」と書かれているのです。
参照:https://www.asahi.com/articles/ASM427TKZM42UCVL02J.html
黒川伊保子編著『妻のトリセツ』(講談社+α新書)。黒川氏は、コンピューターメーカーで14年間AI開発に携わり、脳とことばの研究を開始したという。著書『女の機嫌の直し方』を原案とした同名映画が、日テレなどの製作で6月に公開予定
別にこの書籍を批判するつもりもありません。
ただ、いつもこの様な題材を扱う時に、ファクトかどうかと云う問題が、はらんでいますので、何が正しいか、「読み手」が感じ取る方法があるのではという事について。
1.問題は次にあげる点ではないでしょうか
1)「脳科学本」的な書籍は、これまでもたびたび話題を呼んでいるが、科学的根拠はどうなのか、何が人々を引きつけるのか。。。という問題。
何が人々を引きつけるのか? それは人それぞれ、違うでしょうが、何とか、理解したいと思う為と言うよりも、アドバンテージが欲しいのでしょうね。その気持ちをお手軽な書籍で入手出来るのですから、思わず買ってしまいます。
でも、理解しようと思わない人も居ます。
・所詮は他人、男・女関係なく、無理でしょうと思っている場合
・発達障害、愛着障害、人格障害を抱えていて、他人に「共感」する脳の配線が少しおかしい場合は、こんな事、考えもしないでしょう。 これも男・女は関係ありません。
手っ取り早く、こんな書籍を読んでも、男性と女性の「性差」による「脳」の機能差の根拠は、多分、無いでしょう。 あるある。。程度です。
それよりも、人類学、脳神経学、遺伝学、発達障害・愛着障害・人格障害などに関する書籍を読んだ方が、はるかに、「人間(男性・女性)」と言う「生き物」の事が理解できると思いますが。。。。
2)「女の脳 男の脳」に関係する書籍を何冊も読んでいますので、分かるのですが、本に書かれていると、本当ではないかと妙に納得して信じてしまう事ではないでしょうか。
この問題は、この様な書籍を読むときは、1冊で終わらしてしまうから、ダメなんでしょう。
「何とか科学」的な書籍は、特に、必ず同じコンテクストの書籍を少なくても、数冊以上読んで見ることです。
私も、過去に、おーすごい事、書いてあると勘違いして、すぐに購入して読んでみましたが、同じ内容の書籍を探しても、なかなか見つからないのです。 はて?
やられた!!。。。と思いました。 数年に1回くらいやられる事が有ります。
書籍を出版するまでには、出版社の編集が必ず関係していますので、必ず、チェックが入り、事実でないことが少なくする様になっていますが、書いた人と編集者(出版社)の関係によっては、「がせねた」が、そのまま誠しやかに記載されることも多々あるでしょう。
テレビなどの報道も、SNSもそうですが、バカはすぐ信じてしまうのです。
ましてや、書籍の世界でも同じことが起こりますので、同じようなコンテクストの書籍を何冊も読むのは、一見、無駄なように思いますが、そんなことはないのです。 こんなことが多々あるからです。
「裏」をとろうとすると、何が真実か。。。キリが有りませんが、著者、翻訳者、出版社など経由してチェックが入り、書かれている書籍でも、1冊しか読んでいないのは、ちょっと危ないのです。
私も、科学技術、自然科学系の書籍を多数読んでいますが、「人類学」や「脳科学」系の書籍は、それぞれ、何十冊も読んでいますが、同じように書いてあれば、そうなんだと思いますが、やはり分からない事も沢山あります。
2.別の角度からで云えば、おもしろい例が有ります。
1)地球100周分以上遅れている人達が、まだまだ大勢いると云う現実
先日、幼稚園の先生たちが、職員室で、他人の事を「血液型」で、あれやこれやと、大きな声で分かったようなことを分析しているのだか、「いまどき! 血液型」で何が分かるの? だいたい、血液型で判断するのって日本人だけでしょう。。。。
「なに?B型は人の話を聞いていない」。。はあ?。。先生「頭のレベル低すぎ」、地球100周分以上遅れているのです。
まあ、幼稚園の先生でも、このレベルですので普通のお父さん、お母さんは、「発達障害」など理解できるレベルに達していないのです。
「人の性格」を未だに「血液型」で判断している国民ですので、脳機能の違いなど理解できるレベルにないのです。
2)チンピラみたいな「嫁:母親」、2人も知っています
母親で、子供に対してネグレクトや暴力は振るわないが、怒りが抑えられない、夫に対してのみならず、旦那の友人に対しても、世間に対しても、気に入らないと「チンピラ」みたいな攻撃を仕掛けてくる母親が、密かに存在しています。
子供が大きくなるにつれて影響が出てきていと言っていますが、 旦那、曰く、「腐れヤンキーの様だ」と表現していますが、本当に、同じ、職場に、この様な嫁を持つ夫が2人も居ます。
こんな女性とよく巡り会って、「結婚」したなと思うのですが、結婚する前は、まさかこんな女だとは思わなかったでしょう。 旦那の方も、発達障害(ASD)のグレーさを抱えていますので、お互い、惹かれ合うものが、最初は有ったのでしょう。同類というものは、互いに惹かれ合うことがあるのです。 サイコパス的傾向のある人間もお互いに惹かれ合うものがあるようですので。
男なら、ぶっ飛ばせば良いと思うのですが、事はそう簡単ではないのです。
そして、嫁の生立ちを聞くと、2人の嫁は、実家が「チンピラ親」か、「腐れヤンキー親」の様な家族の中で育ったようです。
ですので、旦那の実家とは、嫁は、「絶縁状態」になっている様です。
旦那の実家が名古屋で、家族で、札幌に遊びに来ても、嫁には、絶対分からないようにして、遊びに来るそうです。
「母親」が、狂っている例では、大抵の場合、旦那は、ほぼ、お手上げ状態で、凶暴過ぎて「触らぬ神に祟りなし」で、我慢して、無視して、子供が大きくなるまで、夫婦生活を続けようとします。「妻」も関係が破たんしているにも関わらず、別れると絶対に言いません。
旦那、曰く、「こんな女だと、初めは気が付かなかったと」 共通点は、2人ともデキちゃった婚です。 うまく、「はめた」のではなく、「はめられた」のでしょう。
ここが不思議なところで、どんなに冷たくされても、「嫁」も別れようとしないのです。
男ですので、ちゃんと稼いでいて、経済的理由ではないのに、なぜか? 化け物の様な「脳」をした人間(嫁)と生活を続けようとするのです(ほとんど、接触するのは避けていますが)。
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・【おもしろ記事】逆DV “アウトレイジ”な妻に泣く30代夫
DV夫と別れられない「共依存」の関係とは違うように思います。また、女性も、「ASD」の夫を抱えて、「カサンドラ症候群」になる人も居ますが、この様な場合は夫もなぜか、配線のおかしい脳をした妻と別れようとはしない状況になってしまうのです。
多分、子供がまだ小さいうちに、「離婚」を持ち出せば、腹いせに「何をされるかわからない!」という恐怖心があるように思います。 とても怖くて言えないのです。
男、女に限らず、頭の「配線」のおかしい奴は、同じように、どこにでも居るのです。
ストレスの限界点が低いので、それを簡単に超えてしまい、子供に「虐待」する親が後を絶たないのも原因の一つではないでしょうか。
「取り扱い説明書」を作ろうとすると、パターンが多すぎて、数万ページになり、誰も読まないでしょう。
最後に、
本書では「女性脳は、半径3メートル以内を舐(な)めつくすように“感じ”て」と面白い記述が有りますが、そうではなく、火に油を注ぐようなことを云えば、
「女性脳は、半径3メートル以内しか認識できないのでは?」と思う事がしばしばです。
また、こんな事を書けば、女性に、ぶっ飛ばされますので、この辺で。。。。。
<Biological Diversity(生物多様性)です>
カタツムリの仲間は、オス・メス、お互い両方の生殖器が付いていますので、交尾すると両方、妊娠します。 これぞ、平等です。 こうなれば、誰が育てるとか、へったくれもありません。
ゾウ、クマ、ヒョウなどの野生動物は、母親一人で、逞しく子供育てます。 雄は種付けするだけで、一緒に暮らしません。
人間様だけです。 子育て、男・女平等なんて叫んでいるのは。。。。
チンパンジーなどは、発情すれば、乱婚です。 誰の子だか分からないので、みんなで育てます。
ですので、ゴリラ、人間、チンパンジーの「たまたま」の大きさを比較すると、チンパンジーのが一番デカいのです、そして「ゴリラ」のが一番小さい。。なぜか? ゴリラは数頭のメスとハーレムを作るので、オス同志の「精子間競争」が少ないからです。
よし、今度、生れてくるときは、強いオス「ゴリラ」がいいかな!! しかし、年をとると若いオスに敗けて、全部、取られてしまいます。
最後、何のお話をしているのか、訳が分らなくなりました。。。。。
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