本日は、子供たちに読書習慣の定着を。。。です。 「1冊も本を読まない」…47.5%

2017年1月19日、
本日は、子供たちに読書習慣の定着を。。。です。

産経ニュースに、下記の様な見出しの記事を見つけました。ちょと古いのですが。

■「1冊も本を読まない」…47.5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」
https://society-zero.com/chienotane/archives/151

「1冊も本を読まない」…47.5%
(対象は、全国の16歳以上の男女3,000人を対象(マンガや雑誌を除く1カ月の読書量)

私の場合、殆ど、統計情報のデータはあまり信用していません。よく、ブログなどで、アンケートの調査結果などをさももっともらしく引用している方がいますが、アンケートなどの対象者などの属性などが、全く不明ですので、あてにしません。 ただ、そこから見えてくるものも有るのは確かです。

それは、答える人間の「不都合な真実」による現状との乖離です。

例えば、「1冊も本を読まない」…47.5%。。。。。。もっと多いだろう。 とすぐに感じます。
統計データなんてあまりあてにしません。 それより自分の生活している範囲内の人間を見れば、すぐに理解できるからです。

 

1.自分の周りを見渡してみると

私の付きあっている人間のレベルが、低いのか? 少なくても私の周りで、読書をちゃんとしている人間なんて、3本指で足りてしまいます。 例えば、100人くらい、知り合い、友達、仕事での付きあいなど居るとして、読んでいる人は、たった3人ですよ。

ですので、「1冊も本を読まない」…97%  になります。。。。  統計と全然、違うでしょう!!!

あんたの周りの人間関係。。。。。「レベル低いな」と言われるのを覚悟で言っていますが、もう、ここまで来ると、多勢に無勢で、「1冊も本を読まない」のが、何が悪い。。。と毒づいてきます。

 

2.何が読まれているか?

スマホやタブレットが世の中に出回り、電子書籍だ、自炊など、私も記事にしていますが、流行っていると云うか読まれているのは、ほとんどが「マンガ」本です。

本なんて、図書館が有るので、貧富の差なんて関係(タダで借りられると云う意味で)ないと思われがちですが、やはり、親の生活レベル、生活習慣に左右されますので、子共も本なんて読む習慣が付くわけが有りません。

 

3.なんで読まれていないのか?

北海道は、特にひどいです。 読書をするという習慣が全く無い。

多分、字を読めない人はいないのでしょうが、書いてある内容を理解できる、理解しようとする人は少数ですね。 多分、もう、マンガ本レベルの活字しか理解できないのでしょう。

「年収と読書量は比例する」という調査結果もありますが、そうでもないような部分もあります。北海道などは、子供を「偏差値30台のFランクの私立大学」に車を買い与えて通わせることのできる親は沢山います。

親の経済的なレベルではない部分も多々ある。 貧乏ではないが、親の代から、「ヤンキー」、「マイルドヤンキー」的な生活環境の中で育てば、同じ様な子供が世の中に出てきます。

もう、家庭では、無理なのかもしれません。やはり、教育現場に任せるしかないのでしょうか。。。でも先生には、「余計な仕事を押し付けるな」と怒られるかもしれません。

中高生になると、スマホを所有していて、中毒になっているガキも居る時代です。 パソコン離れも進んでいる様です。

パソコンを使い始めたのは、社会人になって、回線がISDNの時代から使用していますが、パソコン中毒になった事など無いし、スマホの時代になってもスマホ中毒になった事なども無いのですが。。。。。
若い年齢層から使い始めると、パソコンのゲームにはまった「ネトゲ」、スマホでSNSにはまった「スマホ中毒」などになり易い、子共だけではない現象でもあります。 ですので、なんで?「はまる」のか? 理由が理解できません。 本当に理解できません。

「テレビ離れが進んでいる」と言われていますが、そんな事は無いと思います。
好きな番組を録画して後で観ているか、動画サイトです。レンタルビデオを見ているんです。

動画しか観ていない。 そう、スマホもタブレットもパソコンもどんな使われ方をしているかと云えば、SNSをやっているのはまだいい方で、エロ動画、バカ動画を観ている時間が殆どなのが。。。。実態で、この「不都合な真実」は決して語りません。

世の中、技術革新が進むのですが、理想どうりに進まない事は理解していても。。。。説明できません。

世の中、平和で物質が豊かになると、人間の頭が「クズ、カス」になってしまうんでしょうか?

 

4.子供時代の生活習慣

女の子を2人育てましたが、幼い頃、よく絵本を寝る前などに、2人とも読み聞かせをしていました。子供も成長過程で、読む時期と読まない時期があると思いますが、小さい頃に、読書の習慣を身に付いていれば、社会人になってから、ちょっとしたきっかけで、自然と読むようになうのではと思うのですが。

自分も、祖父が、亡くなるまで、本を手放しませんでした。 それを今になって感じます。 普段の生活の中で、読んでいるのが、「当たり前なんだなー」って、感じます。

今は、人が想像して書いた書籍は、例えば、昔読んだ「小説」などは、殆ど読みません。
でも、 これは立花さんの受売りですが、「人が想像して書いた書籍を読んで楽しむ暇は、今は無い」ですが、娘が読み終わった「小説」はちょっと気になり、みてしまうと、最後まで、面白くて読んでしまいます。。

自然科学系の書籍が、やはり面白いです。自分の知らないことがたくさんありますので、週に5回は本屋さんに行きます。いつも行くので、新しい書籍が入荷しているとすぐに分かります。 たまにコーナーの配置換えをしている場合があり、そんな時はパニックです。どこにどんな本が有るか。。。頭の中で再配置する必要があります。

欲しい本が有っても、高価な書籍は、すぐに購入しません。 iPhoneで表紙を撮っておきます。 そして、お金に余裕が有る時に、どうしても、読みたい書籍を購入します。 本屋で書籍をかごに入れて購入している人を見ると、羨ましく思います。 好きなだけ、かごに入れて購入してみたいですね。

「趣味が、読書です」という人が居ますが。。。。。読書は、「趣味」ではないでしょう。。と思います。仮に、趣味でも良いのですが、読書習慣を定着させるには、「知」を吸収する楽しみが、「脳」で感じなければ、無理なんでしょうか。

ダンさんの受売りですが、「空気を読むな!!、本を読め!!」。。。。。ですね。

「子供たちに読書習慣の定着を」と叫んだところで、親のレベルが底辺では無理難題なのかもしれません。

関連記事
「ダーウィンの覗き穴:性的器官はいかに進化したか」 本日は、書籍の紹介です。

「デジタル・デメンチア」 子どもの思考力を奪うデジタル認知障害(マンフレド・シュピッツァー著)を読んで、「リテラシー」との関係について

Sponsored Links




コメント