【殺人事件】札幌ススキノ 頭部斬殺持ち去り事件の謎が少し分かってきたような気がします。

2023-07-26、
本日のお題は、札幌ススキノ 頭部斬殺、持ち去り事件について、理解するのが難しい「謎」の部分が少し分かってきたような気がします。一つ言えるのは、無差別殺人ではない。

この記事は、テレビ、新聞報道とは違い、事実関係が、確定していない事まで、拾い上げて、なぜなんだろう、どう云う脳の配線をしていれば、こんな事が起きてしまうのかについて、周りの報道記事から記載していますので、まして、犯人の心の中まで、追及しないと、どうしてこんな事になるのかが、一生分からないでしょう。

人の心の「闇」ではなく、「ダークトライアド」な所は、計り知れないものがあります。

精神科医夫婦と、その実の娘が起こした事件ですが、頭部に、異常な執着があり持ち去った訳では無いようですが、まだちょっと分かりません。 人間の首を「チョンパ」できるのは、よほど「強い恨み」を持っているか、「偏桃体が逝かれたサイコパス」の所業でしょう。遺体を全部持ち帰ればよかったが、処理しきれず、頭部だけ持ち去ったのか? なぜ自宅の風呂場に頭部を置いたままにしておいたのか?

遺体は、後ろ手に縛られていたというが、殺害前にそんなことが女にできるだろうか?と云う疑問も、
本当は、父親が、旅行キャリーケースの中に、隠れて入っていたのでは?と思う犯行手口なのです。実行犯を偽装するために。 ホテルを出てきた時も、多分、「頭部」は背負ったリュックの中で、キャリーバックの中には、父親が隠れていた可能性はないのか?

1997年、神戸連続児童殺傷事件の「酒鬼薔薇聖斗を思い出してしまう。
脳内の大脳辺縁系(偏桃体、側坐核、海馬)と前頭葉が、完全に動作不良状態になっている、怖いものなしの脳になっているのではないかと思います。

 

1.トラブルの原因となった元は

この娘も、あまり普通の人間たちが、出入りしない様な場所に出入りしているが、そんな中に、鴨にして、金を巻き上げ用とした「変態野郎」が、逆にやられて首チョンパされてしまった。 人を甘くみていると、とんでもない事になる典型でしょう。

1)この被害者の背景

この家族の祖父が、語っていた話によると、首を切断された男は、どうやら、当初、言われていた様な普通の男性ではなさそうで、「女装」が趣味なのか、ススキノ界隈のその筋のお店に行って、迷惑行為(酔った女性の胸を触ったり、キスをせがんだり、LINEでしつこくデートに誘ったりなど)で、何度か複数の店舗で出入り禁止になているような札付きの男で、女装をしているが、LGBTではなく、女が好きで、女装をして、若い女を油断させて、強姦する様な人間だったようです。

事実関係は、本人が亡くなっているので、確定していないが、どうやら、この女装趣味の男は、金欲しさに、この一家を脅していた様です。 殺害の動機にはなるかと思います。

この精神科医の娘も被害に遭って、遠ざけたが、また、脅しをかけて、近寄ってきたようで、どうやら、これが許せなかったようです。

このようなことが、娘の行動のせいで、脅される事になり、裁判ではなく、このような犯行に及んだのは、家族関係が歪んでいるのか、普段おとなしそうに見える人間でも、怒りの持って行き所が、おかしくなっている人間などは、少なからずいると思います。

いずれにしても、分かり易く言えば「ミイラ取りがミイラになった」。
普通ではない家族を脅すとこんな目に遭うと云う事でしょうか。欲望に任せて行動すると、こんな目に遭う。

2)加害者家族の背景

最初のトラブルの段階で警察に通報するという選択肢はとれなかったのだろうか?
訴えて裁判を起こせば、家族の秘密、娘の秘密が全部、公になるのが恐かっただけでしょうか?

勤務先の病院は、某党系の病院で、勤務医として党員かどうかは不明ですが、近い存在でしょう。

発達障害、人格(パーソナリティ)障害など、背負っている人間は、このような極端な犯罪を犯す可能性を秘めているのは確かで、そのやるか、やらないの一線を越えて、始めて、頭(脳)がいかれているのだと気が付くだけで、誰も気が付かず、止められないのです。 今回の場合は、父親が、「娘」可愛さに主導した可能性がある。

精神科医としての立場、娘を溺愛する父親の立場が、どう交錯しているのか?

 

2.なぜ「精神科医」の父親が、犯行に共謀してしまうのか

この父親も、大切な溺愛している娘が、女装した男にレイプされたと知れば、そして再度、娘に近寄ってくれば殺してやりたくなる気持ちは分かります。父親は「精神科医」ですので、娘の「脳の配線の状態」を一番よく知っていればこそ、不憫さと怒りが増幅して、共謀して手助けしてしまう事になったのでしょうか?

私も、娘が2人いますが、首を切断する様な、そんな楽しい事は、娘には絶対にさせません。
父親の私が実行して、生きている状態で、少しづつ、切り刻んで行くでしょう。。。もしくは、阿部定事件のように、ちょん切って、殺さず生かしておくでしょう。 ことは、そんな単純なことではない。

■この精神科医の親は、「過保護型」と「甘やかし型」が折り重なって、親子が「共依存」の関係になっている様に思います。

犯行前ですが、父親が、ダンスホールまで、娘が知ってか知らずか、ついて行って様子を観ているのは、「ヘリコプターペアレント」と云うそうです。

ヘリコプターペアレント」:とは、
ヘリコプターのように「頭上をホバリング」し、子どもの生活のあらゆる側面を絶えず監視している様子から名付けられた。

 

3.娘の「人格」は、どんなだったのか?  かなり危ない人格か?

父親が、娘が首チョンパを殺人を実行するだろう、できると思う根拠は何なのか?
精神科医の立場から、確信的な事だったのか?

だとしたら、この娘のメンタルは、異常で、刺して、殺して、首を斬り、一連の行動の異常な情動は、どこからきているのか? これを父親は、精神科医として認識していたのだろうか。

この娘の場合、不登校になっているが、通常、「いじめ」に合い、めげるが、この子の場合は、逆にいじめられそうになると、刃物で「脅し返す」ようなメンタルを持っている様ですが、この凶暴性はどこから来ているのか。 いくら金持ちの子でプライドが高くても、刃物で脅し返すような真似を自らしないだろう。

元々、サイコパスの様な「扁桃体」が、いかれた脳をしていていたのか、又は、他に発達障害や、人格障害(自己愛性人格障害など)を生まれ付き持っていたのか?

この様な「精神障害」は、多分、親から引き継いでいるが、母親からか? 娘のこの残忍性は、どこから来ているのかもわからないが、調べる価値はある。

事件発覚後の近所の住人たちの証言は、普段の「表の顔」を見ているだけで、当てにならないのです。特に裏の顔を持つ、人間は、普段は、バレない様に、静かに生きている場合が多々ある。 事があると「本性」を現すので、よほど、親しい人間でないと分からないのです。

 

4.そうなんです。 疑問は、なぜ、「首チョンパ」を娘に実行させてたか?。。。です。

娘を溺愛していれば、事前に犯行を知っていれば、娘に、絶対に実行させないでしょう。
「仇討ち」をさせてしまう、ここが、父親(精神科医の先生)の歪んでいるのか、計算高い所なのか、異様に思います。

犯行の計画を立てたのは修容疑者とみられる。
「犯罪を起こす意思、つまり犯意は父親が中心とみている。犯意、殺意は父親にあるが、実行したのは娘ということです。しかし娘は判断能力や責任能力を問うことが難しい可能性があり、公判請求されない可能性も十分あることから、おそらく措置入院程度になるのではないか。父親が実行犯となれば、娘の生活を支えていくことが困難になると危惧して、責任能力が問えない娘なら、と父親は計画を考えたとみています」(前出・捜査関係者)

優秀な精神科医ですので、捕まった後、裁判での自分の娘の量刑、処遇まで予想するほど、「責任能力が問えない娘なら」と先が読めれば、自分ではなく、娘を実行犯に仕立てる事も考えられるのか。。

1)なぜ、「首チョンパ」を娘に実行させてたか?。。。の疑問も、分るような気がします。

優秀な精神科医が、こと溺愛する娘の事や家族にまで危害が及ぶ事になると、他人との接し方の「限界」を超えてしまう所が、何とも、人間らしく、哀れな気がします。

参照記事
【精神医学】人間社会の怪物と呼ぶにふさわしい「サイコパス」と「ダークエンパス」と「ゲミュートローゼ」
【事件】札幌ススキノ 首チョンパ 「頭部」持ち去り事件の加害者たちの人間性について

【書籍紹介】犯罪心理学者は見た 危ない子育て  出口保行(著) 育て方ばかりではない気もするが

《ススキノ“首狩り親子”逮捕》「何かを隠したかった」ロングヘアの引きこもり娘(29)と有名精神科医の父(59)に事件後起きた“異変”「容疑者はバンドにも力を入れ…」

《ススキノ首なし遺体》被害者が「瑠奈容疑者宅に押しかけトラブル」新証言、父が娘を実行犯にした理由

 

5.私の知り合いの中にも、別な意味でも「危ない夫婦」が居ます。

■平気で夫に暴力を振るう「チンピラ嫁」と可愛い子供2名を養う、「ASDグレーゾーン」だが、怒って離婚することもできない夫。 子供が2人いるので、離婚など不可能です。

裏切ったら殺されるでしょう。
夫婦ともども「脳の配線」がおかしいと、「共依存」の関係になり、中々、離婚しない、できないのです。

 

■2回離婚して、2回目の元嫁も、頭がおかしく、SNS上で、離婚前に子供に「虐待」していた実態を暴いている。
男の方は、普段はおとなしいが、何かあると、普通の人間ならしない行動を取ってしまうが、自分が悪いと気が付かない、感じる脳の配線がいかれていると云った方が正しいか。発達障害で云えば、ASDとADHDの混合タイプの様に診えます。

子供もいるが、元嫁も、実家は本州なのだが、離婚後、また札幌に戻ってきて、未だに、収入の大半は、親の仕送りで成り立っている状態で、SNS上で、元夫の子供への虐待していた実態を暴いているが、こんな事をしていれば、もし見つかったら、襲撃される恐れもあり、ちょっと怖いのです。

 

■危ない性格をしている「人格障害」を患っている、金持ちの家の「嫁」を持っているASDグレーゾーンの「とっちゃん坊や」の夫
住んでいる近所の住民とトラブルこそ発生していないが、この嫁の家系もやはり、危ない親の存在があり、遺伝しいているのでしょう。「子供は作らない」と言っていますが、優生保護法上、大正解です。親と同じ様な「脳」をした子供が生まれてしまう。

このように、「愛着障害」は親の養育環境が、親の精神障害などの障害により、劣悪な環境で養育された場合に発症しますが、「人格障害」、「発達障害」の場合は、両親のどちらかが障害を持っていて、遺伝が多いでしょう。

もう一つ言えることは、夫婦ともども「脳の配線」がおかしいと、「共依存」の関係になり、中々、離婚しないのです。良いんだか、悪いんだか、不思議なのです。 脳の配線がおかしい者同士、見かけ上うまくゆくのですが、一たび、許しがたい事例が発生すると、このような脳の配線の人たちは、極端な「犯行を犯す」というハードルをいとも簡単に乗り越えてしまう可能性を秘めているのも確かでしょう。

事件、犯罪を実行して警察に捕まらないだけで、こんな危ない「脳」を持った人間は、世の中に、数パーセントは居るでしょう。

 

追記1
どうやら、この娘は、殺害後の様子を動画撮影したらしく、これも押収された様です。
どちらが指示をしたのか、父親はコンビニから大量の氷袋を購入して、風呂場で「頭」を保管していたようです。 普通なら、捨てるか、処分するでしょうが、取っておくと云うと云う心理状態は通常では考えられない事ですが、それをやってしまう。
狂ってしまった人間の行動をなぜ? と言ってもあまり意味がありません。 なぜなら、狂っているのですから仕方ありません。情動に任せてどんなことでもできるでしょう。

 

追記2> 2023年8月15日
2人とも、未だに黙秘を続けている様で、分からない事だらけだが、事件前、被害者と知り合ったと言われているダンスホールで被害者と親密な関係の様子を親父も入店していて、娘を監視している様子が店の監視カメラに映っている?
父親は、いつも「娘」がこの様な所に出入りする時には、心配で着いて行ったのか?

■犯罪心理学者は見た危ない子育て

犯罪心理学者の「出口保行」さんの最新書籍に ”犯罪心理学者は見た「危ない子育て」”に記載されている様に、「支配」「服従」「保護」「拒否」と親の養育態度は4つに分類される(サイモンズ式分類)。

・「支配」×「保護」=過保護型
・「支配」×「拒否」=高圧型
・「服従」×「保護」=甘やかし型
・「服従」×「拒否」=無関心型
2種の方向性の養育態度が重なったケースが殆んどだそうです。

■子育ての4タイプ
「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」の4象限を「子育ての4タイプ」として扱っています。

■多分この精神科医の親は、「過保護型」と「甘やかし型」が折り重なって、親子が「共依存」の関係になっている様に思います。

幼少期から、過保護で甘やかされて育っているせいで、尊大で、世間知らずで、他罰的で、何でも自分の思い通リになると思っている様な、バケモノの様な子供が、体だけ大きくなった感じでしょう。

確かに、札幌でも、土地成金などの「機能不全家庭」に育った、態度の横柄な「腐れガキ」の様な大人が結構います。兄弟そろって頭がおかしいだろうと云うほど、一緒なのです。 怖いもの知らずで、何かあると、すぐに、怒鳴り込んでくるような態度で、多分、近所付き合いなども、態度が横柄すぎてないでしょう。 ただ一つ、「金」だけは持っているので生活には困っていない。親の金を常に狙っている。

頭(脳)の配線が、元々おかしいのか? 金に不自由していない裕福な親の子供でも、親の養育態度がおかしいと、あんな風な人間に育ってしまうのか? モンスターを輩出してしまった原因を解明してほしいが、いずれににしても恐ろしい状況になっている。

 

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