2024-11-20、
本日の書籍紹介は、久しぶりに養老先生の「壁」シリーズ 「人生の壁」です。
御年87歳の先生は「肺がん」で、今年9月末に放射線治療が終了したそうですが、私は7月に「食道」をブったきり、胃を喉まで伸ばしてくっ付ける術式で、食道の癌を切除しましたが、癌の場合は、手術して患部を切除しても、約5年ほど経過して再発していなければ、「根治」と云う言い方になりますが、まだ、ちょん切って3ヶ月ですので、治ったと言えない状態なのです。
術後、4ヶ月が過ぎ、以前の様な日常を取り戻しつつありますが、傷口も塞がり、大好きな「温泉」に入れる様になりましたが、「胃」を加工して「喉」まで引っ張っていますので、普段、体の中で、切り刻み、加工した胃の部分からチクリチクリと、針で刺された様な、耐えられない痛みでは無いのですが、時々、体の中で走ります。
そのほかでは、長く歩ける様になり、書籍を読む様になり、ブログサイトもやっと記事を書くところまで回復しましたので、以前より疲れるのは早いのですが、ほっとしています。
しかし、来年の今頃に、どうなっているのか? 回復の具合がまだ想像できませんので、ちょっと怖い気持ちもありますが、人生、生きる意味など考えても、しょうもない事です。
自分で死ねない奴は、産まれた以上、死ぬまで生きているしかないのでしょう?
■人生の壁 養老孟司(著)
【目 次】
まえがき
第1章 子どもの壁
1 子どもを上手に放っておきたい
2 子ども時代は大人になるための準備期間ではない
3 子どもを大人扱いするのは大人の身勝手
第2章 青年の壁
4 解剖学を選んだのは「確実」だったから
5 煩わしいことにかかわるのは大切
6 貧乏は貴重な経験
第3章 世界の壁、日本の壁
7 世界は一つにはなれない
8 歴史は急によみがえる
9 日常生活は生きる基本である
第4章 政治の壁
10 あいまいなのは悪いことではない
11 自給自足を基本に考える
12 数字に惑わされてはいけない
第5章 人生の壁
13 怒りっぽい人が見ていないこと
14 人生とは学習の場
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