【面白記事だが難しい】なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか─文化人類学のビジネス人類学への系譜とは?

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2022-03-30、
本日の面白記事は、ちょっと難しい内容ですが、書籍を読んでいて、一見、普通の人には面白くもないだろうが、私にとっては、とても興味深い「人類学」の事柄が取り上げられていましたので紹介します。

なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか─文化人類学のビジネス人類学への系譜とは? 参照は、Biz/Zineの記事です。

もう今年も、3か月経ち、もう少しで春ですが、月日が経つのが早いですね。

普通の人には人類学など興味がないと思いますが、人間は何者なのかを知るには必要なことで、これが商売の役に立つ事があるのだ?という事ですので、是非、知っておいた方が良いので、興味のある方は、書籍などをあさって読んでみてください。

そもそも、人類学とは、人類の進化や生物学的側面を研究する自然人類学と人類の社会的・文化的側面を研究する文化人類学(社会人類学)の大別されます。

私の場合、この「人類学」というジャンル、自然人類学、文化人類学(社会人類学)、更に言語学や考古学、民俗学や民族学、芸能も包括するのですが、どちらかと云えば、生物学的特性について研究対象とする「自然人類学」の方が好みですが、「文化人類学」も大切です。

私の知っている学者で云えば、「ジャレド・ダイアモンド(進化生物学・生物地理学)」博士は「自然人類学」ですが、「デヴィッド・グレーバー」氏と「クロード・レヴィ=ストロース」氏はどちらかと云うと、文化人類学(社会人類学)の巨匠です。

 

 

 

 

 

1.なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか

1980年代あたりから文化人類学が商業的に意味のある学問とみなされるようになり、「ビジネス人類学」(Business Anthropology)と呼ばれるカテゴリーとして注目される。

ビジネス人類学の目的の1つである「より深い理解」。アカデミックな知識を用いて、主に対象に関しての表面的な理解ではなく「より深い理解」を促進させるために活用する。もう1つ目的は、イノベーションを生むための「実践的な洞察」。

2000年代のビジネス人類学の主な適用領域とは何か。
それは「組織分析」、「マーケティング/消費行動分析」、「製品・デザイン開発」の3領域が該当する。

ビジネス人類学は、1980年代に、まず米国を中心に活用が始まる。主にその要因の一つに、日本企業の成功理由を、米国企業にはない「日本文化が有する何か」だと仮説が立てられ、日本企業の組織に関する研究が進んだそうです。しかし、今の日本は、衰退の一途を辿っています。

1)労働生産性が低いままの国

何がダメだったんだろう? 労働生産性は、世界の中では、遅れを取ったままで浮上できない。 あの頃の高度経済成長期と何が違うのだろうか?

一つ言えるのは、現代社会では、「IT化社会」、「知識社会」と言われて、分かり易く言えば「脳」の能力をフル活用しないと付いて行けなくなる社会の中で、「置いてきぼりを食らっている多數の国民が存在している」が、それを否定しない社会なのではないでしょうか。 スマホ一つ満足に使えこなせない愚民が多すぎる。

高度経済成長期は、工場で流れ作業の中で物を作っていれば、金が稼げたでしょうが、今の社会状況を見ると、「高度な技術」がある中で、パソコンなどの道具さえも使いこなせない労働者が溢れている状態で、同時にこの「無知な消費者」をどう購買に結び付けるかが重要な課題になってきています。

高度な技術だけでは解明できない「マーケティング」などを行うために、人類学の観点から、問い直そうとしているのでしょうか。そうなのです。人類学的に観ると、過去も現在も人間は、本質的な小ざかしい部分は、変わらないのです。

間違ってはいないと思います。
なぜなら、人類とは、自分は何者なのだろうか? と考える事ができる知能を持った人なら、原点に還って問い直すと、何か見つかるのでしょう。

私の人類に対する感想
■思考停止した国民を利用して、バケモノの様な独裁者が現れて「戦争」を始めてしまう。悲惨さではなく、思考停止を辞めさせるべきなのです。

■世の中、これだけ、科学技術が発達しても、相変わらず、バカやアホが、大勢ゾンビの様に存在する。 寛容過ぎるのか、教育制度が間違っているのか。

■現代社会では、「知識社会」と言われていますが、インターネットが発達しても「WEB2.0」は夢と消えて、バカ動画、バカ漫画、バカゲームと30歳過ぎても、幼稚園児か小学生が遊ぶコンテンツで戯れている。 おまけに「低脳」が集う「SNS」も大人気で、いつも罵り合いを起こす。

年に1冊も、身銭を切って書籍も読まない、頭に何も詰まっていない空っぽの頭をした社会人モドキの「小学生」が多勢に無勢を占めている。

 

3)イノベーションを起こすには

Appleの「スティーブ・ジョブズ」が起こしたイノベーションは、こんな圧倒的多数のアホどもに、サブスクで、通信会社と組んで、「iPhone」をタダ同然でばらまいたおかげでしょう。

Microsoft社のスマホは、自滅しましたが、当時のCEOの「スティーブ・バルマー」は、「同じようにサブスクでやれば「Windows Fone」も成功したかもしれないと、ほざいていましたが、何も分かっていないのです。

なぜなら、iPhoneをタダ同然でばらまいた様に、「Windows Fone」をばらまいたとしても、成功しなかったでしょう。

だって、IOSと違って、Windowsパソコンの様に、小難しくて、バカやアホどもには使いずらかったでしょう。 だから、タダ同然でばらまいても売れなかったでしょう。頭の良い人だけが使いこなせる端末を作って販売しても売れる数は少ないのです。

Appleのスティーブ・ジョブズが、日本で成功できたのは、iPhoneをタダ同然でばらまいたのと、バカやアホどもでも使える様に簡単にしたからです。

マーケティングの要は、製品の良し悪しもあるが、圧倒的多数のバカやアホどもでも、簡単に使える様に落とし込むのと、楽しませて、受けるかどうかにかかっているのです。

スマホのおかげで、世界中の「無知」が共有された。

最後に、

人類がここまで進歩しても、地球で生きている人間の大半は、進歩できない人間が、圧倒的多数を占めているからです。 「格差社会」と言われているが、ほぼ「平和ボケ」している、アホばかりです。 それ故に、いつの時代でも「頭の配線のおかしい為政者」が暴走して、戦争を始める。だから、文化人類学的な知見が必要なのでしょう。

でも、こんな事、「文化人類学」を利用しなくても、儲ける為に行う「消費者行動分析」などしなくても分かりそうな気がしますが、どうでしょう。

先史時代から現代まで人類の歴史を通観しながら、人間の本性を分析する事は、自分自身を知ることに他ならないのです。

 

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