2018年12月19日、
本日のお題は、「不都合な真実」シリーズ、第何弾になるか分かりませんが、世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている。。。。です。 なぜか?
「BLOGOS」の記事3本ですが、仕事上、かかわりがあるので記載してみます。
—今回の参照サイトの記事—
□世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている
□家電量販店のスマホ販売員が見たとんでもない客 ”家族がそれぞれ光回線を契約””隣町のイオンのWi-Fiが使えないとキレる”
いま世界中で進行している「知識社会化」の影響は、さまざまなところに出始めています。言い換えるならば、まっとうに生きていくために必要とされる知識のハードルがどんどん上がっている。たとえばアメリカでは、今まで自動車工場で組立工をやって家族を養い、「これが俺たちの生き方だ」とプライドをもっていた人たちが、いきなり「君にはもう用はないよ」と言われて追い出されている。そんな状況はとうてい受け入れられませんから、「これはなにかの陰謀にちがいない」と思うのは当然です。
1.中小零細企業の現状
私の場合、「コンサルタント業」ではないのですが、札幌市で、色々な会社を定期的または、私のシステムを使っている会社は週4日程度、訪問しているのですが、スキル的にミスマッチなのに、経営者側から指示が出て業務をやらされている従業員たちが結構いるのです。
当然、パソコン全般の使い方、トラブル対応などを従業員に教える仕事も入っているのですが、「コンサルタント」業者が使う手は、使おうとも考えていません。
経営者側は、気を使って考えているか、能力を認識できていないのか、個人レベルの事は何も考えていない様なのです。つまり、「コンピューター」くらい誰でも使えるだろうと考えているのです。 とんでもない間違いなのです。
本来は、企業内で研修すべきレベルの問題でもなく、入社試験もしないで、人を雇う経営側にも問題がないかと云えば、有る様な気もします。
ミスマッチを起こしているのです。 本来、コンピューターを使った作業をさせては、いけない人に仕事をさせている時が多々あるのです。
2.働き方改革以前の問題で、ただただ「生産性」が低いのです。
この様に、「知識社会化」、「情報化社会」の中で、仕事をしてこなっか人が、コンピューターを使って作業をしなさい。。。と言われても、実際の作業現場、事務処理が、分かりやすく云えば、どんどん変化する事務処理にも対応できなく、EXCELの表をにらめっこしている(フリーズ)状態が続くだけで、極めて、非効率な状態が、日常業務の中で続いています。
こんな人たちに、どんなふうに、どのように、ものを教えればいいんだろう。。。。と、途方に暮れてしまいます。
働き方改革以前の問題で、ただただ、生産性が低いのです。
3.「生活習慣病」の様に、何もしてこなかった人に何をどう教えるのか?
答えは、簡単ですが、非常に仕向けるのが、高度過ぎるのです。
実業務はさておき、自分で、コンピューターごときで分からないことが有れば、Googleさんの検索エンジンを使えば、ちゃんと答えは、おのずと出てくるのです。
しかし、知識集約型の業務をしたことが無く、工場勤め、運転手、サービス業などしか、仕事をしたことが無い人たちは、まず、日常生活の根本から修正しないと、追いついてこれないように思います。
新聞も読まない、年に1冊も書籍を読まない、仕事が終わり家に帰れば、風呂入って、飯食って、テレビを観てバカ笑いして、糞して寝るだけの生活を何十年もしていれば、コンピューターを使用して事務仕事を行うのは、無理があります。 会社で専用の業務システムが稼働していれば、考えなくても、文字さえ入力できれば、何とかなる場合もありますが、数十人しかいない中小企業では、最低でもオフィスソフトを使いこなすスキルが必要ですが、そのスキル以前に、ドキュメントをクリエイトするだけのスキルが、ほぼ、無いのです。
なぜ、ワードやエクセルの使い方を習いにゆくのか? 私には、ちょと理解できません。手書きで文章を作成したり、手書きで「表」もつくれないのに、なんで? ワードやエクセルの使い方を習うんでしょうか? 覚える必要のあるスキルの順序が逆です。
手書きで文章を作成したり、手書きで「表」を作成できるスキルのある方は、ほぼ、ほぼ、「ワードやエクセルの使い方」なんて、ちょっと教えれば、十分自分で、調べて覚えてしまいます。
1)ハードルがいくつもあるのです。
(1)検索して、物を調べるための「キーワード」が分からないから検索できない。その結果として、知りたいことを知れない。
物事を認識する訓練をしていないため、自分の使用している道具(コンピューター)について、何も知ろうとしない。だからキーワードも出てこない。
(2)たとえ検索できたとしても、検索後の問題
検索できたとしても、人の書いた、ドキュメントを文章を読む習慣がないせいか、元々、読解力が低いのか、書いてある内容を理解、認識できない。
分かりやすく云えば、コンピューターの「リテラシー」ではなく、もっと基本的なリテラシー「読み、書き、そろばん」がちゃんとできていないのです。
4.誰のせいでもありません。 自分で「根性」を入れ替えて生活態度を改善するしかないのです。
私は、学校の先生ではありません。
こんな事柄を訪問先の従業員に教えるのは、安い金では、絶対にできません。
だだ、こう、言い放つことはできます。
新聞も読まない、年に1冊の書籍を読まない、仕事が終わり家に帰れば、風呂入って、「飯」食って、テレビを観てバカ笑いして、「糞」して寝るだけの生活を何十年もしていないで、毎日、自分で勉強すれば。。。と。
誰のせいでもありません。 自分で、根性を入れ替えて、生活態度を改善するしかないのです。
本人に直接云えば、傷つくでしょうが、他人から、自分をどう思われているかも認識できない人たちには、ちゃんと、言い放つべきでしょう。自分のレベルがどれだけ底辺か、認識できていないのです。
あとは、本人が、どう考えるかどうかです。
多分、「毎日、自分で勉強すれば。。。」と言い放つと、「どんなふうに勉強すればいいんでしょう?」と言ってくるでしょう。
そしたら、「自分で考えろ!」とでも、言いましょうか。
義務教育から高校、大学、職場で、自分で計画を立てて勉強もできなかった奴は、いくら歳をとっても、多分できないでしょう。
自分の与えられた業務で、自分がいかに「無能」か、認識できなければ、永遠に進歩しないでしょう。知能が低いのなら別ですが。
仕事ができなくても、毎月、会社から給料が、ちゃんと支払われています。
毎日、会社に遊びに来ている気楽な「プロフェッショナル?」が、結構居ます。
私は「会社員」ではないので、はっきり言います。
「給料泥棒!」と。。。
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