2018年8月2日、
昨日、NHKの放送で、精子が老化する!?NHKスペシャル「ニッポン精子力 クライシス」と云う番組を観てしまい、ちょっと驚いています。
自分は、もう、娘が2人居ますので、自分の「精子」がどんなに劣化していても、どうでも良いのですが、これから家庭を持ち、子供を育てようとしている希望のある方たちにとって、ショックなニュースです。 「喫煙」もダメです。 大きく関係しています。
1.不妊の原因は、女性だけではなく、男性の場合も大いにあるようです。
生物学的には、「卵子」もそうですが、「精子」も劣化と云うか、老化する。去年、「欧米男性の精子の濃度が40年で半減した」という衝撃の調査結果が発表されました。
男性の精子に危機が迫っているのですが、何がどうなのか?
WHOによると、自然妊娠するには精液1ミリリットル中に精子が1,500万以上。そのうち活発なものが40%以上いるのが望ましいとされています。
2.精子の状態に3つの問題があります。
1)濃度 :精液1ミリリットル中の精子の数が足りないのです。
2)運動率 :数はいるが、ちゃんと動いていない精子がある。
3)DNAの損傷 :
例え、受精できたとしても、35歳を過ぎると細胞分裂を促す精子の力が衰えていく人たちが存在するといいます。原因の1つと考えられているのが、精子の中にあるDNAの損傷です。
DNAの損傷した精子が、30%を超えると自然妊娠が難しくなるといいます。
3.「結婚適齢期」と「妊娠適齢期」は違う
現代では、昔と比べて、裕福になりましたが、晩婚化が進み、「結婚適齢期」は自動的に上がりましたが、「妊娠適齢期」は、生物学的には、ほぼ変わりません。
恋愛—->結婚—->生殖 現代人の方程式。。。守っていると、人類消滅の危機に至る?
女性の解放が進み、自由恋愛が進むと、中々、「結婚」にたどり着けません。
人間界も、ゴリラの様に「一夫多妻制」か、チンパンジーの様に「乱婚型」にでもしないと、メスが、なかなか子供を産もうとしません。 動物の様な社会制度は無理としても、フランスの様に「婚外子」を認めないと、日本の少子化に歯止めがかからないのかもしれません。
最近、「LGBTは、生産性が無い」とほざいた、自民党の女性国会議員が居ましたが、福祉の世界で見ると、産んだは良いが、育てられない、育てる能力が無い親の子供が、沢山存在します。
何? 親になるために生きていない? そんな人間も居るでしょうから、そんな奴はどうでも良いが。
たとえ「LGBT」であろうと、他人のそんな子供たちを引き取って、ちゃんと育て上げれば、立派な親になれます。生産できなくても、問題ないでしょうね。
女性が健全なX染色体を2つ有していますが、一方は、男性はX染色体1つとY染色体しか与えられないのですが、Y染色体は劣化して減少しています。 Y染色体なしでもオスを作れるようになるのだろうか。。。。
放送の中で、改善する方法もやっていましたが、やはり、独身男性の場合、食生活、生活習慣が大きく影響している様です。 生活習慣などを改善すると、基準値に届くようになると云っています。
彼女も居ない、結婚できる希望も無い、する気も無い、男性でも、いつ、結婚して、生殖できる相手と巡り合うかもしれません。
希望を捨てず、自分の「健康寿命」を縮めない生活を送る必要があります。
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