【書籍紹介】外出自粛の時間をどう過ごす? 「本を読もう」巣ごもり時間の有効活用方法です。

2020年4月21日(火)、
本日のお題は、外出自粛の時間をどう過ごす? 「本を読もう」 巣ごもり時間の有効活用方法です。

私の場合、「コンピューター ウイルス」なら駆除できるが、残念ながら「新型コロナウイルス」の駆除は無理です。

こんな冗談を言っている場合ではないが、おかげさまで「コンピューターシステム」は、会社で業務があり稼働していますので、今の所、仕事がなくなることは、ありませんので助かっています。ですので、普通にお客様の会社に電車とバスを乗り継いで出かけています。

札幌駅の状況
もう、終わりました。。。。。それでも、仕事している風でもない若者の姿が目立つ。

JR札幌駅周辺の店舗が、どこも閉まってしまうと、いつも訪れる店が無くなり困りますが、気持ちを切り替えて、代替えを探して、普段、あまり利用しない店(この時期でもやっている店は有るのです)に入ってみようと思うのですが、なかなか踏み込めないですね。

JR札幌駅周辺の「コーヒーショップ」も、軒並み休業状態です。 「スタバ」、「宮越屋」、「ドトール」、「マック」、「ミスド」は明日から、駅を出た西側のガード下の「サンマルクカフェ」とピザの「サルバドーレ」だけは、まだ営業していました。

今は、30年以上前のただの「札幌駅」と同じ感じでしすね。 何にもなくて。。。

札駅内の数件のお店から、コーヒー豆を購入するのですが、もうそろそろ、ストックが無くなり、コンビニかスーパーの一袋500円くらいの豆で、コーヒーを入れる羽目になりそうですが、私は大丈夫です。 「バカ舌」ですので、何を飲んでも大して変わらないのです。

コンビニのコヒーを飲む人が「超激増」している様です。結構、おいしいですので。

どこにも寄る所が無くなり、1時間以上早い、19時過ぎの帰りの電車も、いつもは混みますが、今は混雑することも無く、普通に座って帰れる日が続いています。

 

私の場合
何というか、映画ターミネーターのロボット「T-800」か、「コロナウイルスに対する抗体を持っている」のか分かりませんが大丈夫でしょう。 たとえ、感染して重症化して死んでも、別に、それはそれで、それまでの事でしょうと思っています。

しかし、ここ十数年、インフルエンザのワクチン接種もしたことが有りませんし、熱も出ません。 歳ですので筋力など体力は若い頃より低下しているでしょうが、体の中の「免疫細胞」の働きだけは、「脳」はあまり優秀ではありませんが、まだ、ちゃんと機能しているのでしょう。

お客様の会社の東北(花巻市)本社のシステム部に電話した折に、5月連休中に本社と盛岡市のお客様の所に遊びに行くかなと冗談で言いましたが、「菌を持って来るな!」と言われてしまいました。 そう、「岩手県」だけは、いまだ感染者数がゼロなんですが、「PCR検査をちゃんとすれば、絶対いるよね。。。」とお話ししました。

本当は、誰が感染しているかわからない状態では、これくらいしないとダメなんでしょう。

 

日本と海外の違い
米国では、抗体検査(抗体があるかどうかチェック)を初めようとしていますが、抗体を持っている人にとっては、多分、マスクなどしなくても平気なんです。

1918年-1920年の「スペイン風邪」の時も、そうですが、日本でも、1回目の流行と2回目の流行を合わせて約45万人以上の人が死んでいますが、日本人も「全滅しない」のです。必ず、生き残る奴が居るのです。 その中に入るか、入らないで、感染して重症化して死んで行くかどうかだけです。

ちょうど百年前で、その頃、生き残った人は、もうこの世に数少ないし、この後、東京では1923年9月「関東大震災」が起きていますので、スペイン風邪は恐らく忘れ去られているのでしょう。 たった100年前に起きた「パンデミック」の教訓が、時代は変わりましたが、何も生かされていないような気がします。

日本は、割りとのんびりしている様ですが、あまり、深刻な情報が入ってきませんが、海外では、特に欧州では、「もはや戦争状態!」ではないかと云われています。

人類の歴史の真実は、「死んだ人と、生き残った人が居る」と言う事実だけです。

百年前の日本のように、「新型コロナウイルス」が終息した頃に、「南海トラフの大地震」が起こらない事だけを祈ります。

 

いよいよ、本題、外出自粛の時間をどう過ごす? です。

私の場合、こんな時、若い時なら、「バイク」にテントを積んで一人旅でしょうが、今は、バイクは乗っていませんので、外出自粛の時間をどう過ごす? と聞かれれば「本を読もう」です。

ですが、「家事」をちゃんと、こなせる能力を持った男子は、この際ですので、家中、掃除をかって出ましょう。 掃除(なるべく汚い所)、洗濯(カーテンなども)やることはたくさんありますので、どなたかの機嫌を取るためにも良いでしょう。

 

本題の「本を読もう」ですが、5月連休明けまで、たっぷりと時間がありますので、本屋だけは休業せずにまだ営業しています。紀伊國屋書店などは、いつもより人が多いように感じますが、ソーシャルディスタンスを取って、書籍を探しましょう。

尚、「読解力」の無い人は、本など、全く読まないでしょうが、私もやっていますが、読みながらノートにメモを取ると少しだけ頭に残ります。

 

1.ウイルスについて

ただ、怖いとか、へったくれとか言っていないで、少し、ウイルスについて、人類の歴史の中で、どのような存在なのか、この際ですので、調べてみましょう。

1)ウイルス・プラネット

ウィルスは生物か無生物か。。。人類の進化の過程で、大きく絡んでいるのはウイルスだと言われています。

哺乳類のお腹の中で子供を育てる事が出来るようになった「胎盤」も「レトロウイルス」の遺伝子が入り込んだせいだと言われています。

ウイルス・プラネット

 

2)ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!

ウイルスはわれわれ生物の創造主!? 世界は未発見のウイルスで満ちており、われわれはウイルスの海の中を生きている!

ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!

 

3)感染症の世界史

インフルエンザ、SARS、エボラ出血熱、エイズ、ペストなど、おもな感染症の病原である微生物(ウイルス、細菌、寄生虫など)と人類の歴史から感染症の正体にせまる。

■感染症の世界史

 

2.人類学について

ジャレド・ダイアモンド博士の著書は、実に興味深い内容が記載されています。NHKの番組でも、学生たちと野外で講義している様子が放映されていますが、参加したいものです。

人間の本質的な部分を垣間見ることのできる定番の書籍です。

物事を視る「視点」をより広げるためには、このような書籍が一番です。

この書籍の上巻の後半にも「病原菌」の巧みな戦略について記載されています。

1)銃・病原菌・鉄〈上・下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

 

2)文明崩壊 (上・下巻): 滅亡と存続の命運を分けるもの

 

3)若い読者のための「第三のチンパンジー」

自分は、何者なのか? という疑問を持てば、「人間とは何か?」という問いになりますが、昔でしたら「哲学」なんでしょうが、現代では、自然科学の分野でいえば、人類学、文化人類学、生物学、分子生物学、遺伝学、脳科学(脳神経学)、心理学、発達心理学、言語学など様々な個別の学問に踏み込まなければなりません。

この書籍は、このような学問を横断した形で、「人間とは何か?」と云う問いに答えるような形で記載されています。

 

本書の最後の解説にも記載されていますが、現在、日本の中学校・高等学校では「人間とはどんな生き物なのか」を考える授業が殆ど有りません。

生物の授業に限りませんが、カエルの解剖ではなく、「生き物とは何か?」、「人間とは何か?」など、もっと大きなテーマを通年に渡り教える時代に来ている様に思います。

人間の不都合な「厄介な部分」を若いうちから、ちゃんと教え込んでおく、考えさせるのも、教育の一つのような気がします。

母親たちの間でも、人の「性格」を判断するのに、未だに「血液型」を持ち出します。もう、ここまで来ると地球100周以上周回遅れですが、自分が遅れていると自覚していない所が「哀れ」です。

 

最後に、

一生、自分の周り半径5m以内しか認識出来ない奴は、必然的に世の中で起きている事に興味が湧かないでしょうが、せっかく、情報を入手出来る道具「スマホ」を所有しているのですから、「バカ動画」、「エロ動画」、「バカゲーム」など暇つぶしのオモチャとして使うのでは無く、情報を収集する道具として使えば、テレビやネットのニュースのように表面的な、すぐ忘れてしまう薄っぺらな情報ではなく、世の中の色々な事柄にたどり着けると思います。

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