2024-11-14、
延々と続く、現代社会における解決不能の問題点について
社会の中で、社会情勢、社会の価値観などヒトの思惑で変わってしまって、何一つ解決できそうもない問題がたくさんある。そのような問題は「社会的ジレンマ」や「構造的問題」と呼ばれることがある。
これらは、個々の行動や価値観が複雑に絡み合い、利害関係が存在して簡単には解決できない問題を指します。例えば、環境問題や経済格差などがこれに該当する。
社会的ジレンマは、個々の利益と集団の利益が対立する状況を指し、構造的問題は、社会の制度や構造自体に根ざした問題を指し、これらの問題は、単純な解決策ではなく、長期的かつ多面的なアプローチが必要とされる。
一般的には、上記の様に、軽く、こう言われていますが、何の解決策にもなりません。何故なら他人に「考え方を改めろ」と言ったところで、何の役にも立ちません。
世の中、自由な時代になったが、貧富の格差も生じる中で、お互いに好き勝手にやれば、人間は、バケモノのような振る舞いが横行してくるのは必然である。
1.不登校問題
なぜ、こんなに多くなったのか原因は?
人間は、ある程度、小さい時から社会の中で、他人と関わりを持って、揉まれないと、ひ弱な奴は訓練されていないため、分かり易く言えば、弱っちいままのガキに育ってしまう。しかも、家庭の中でも父親は仕事で不在、結局、いつも女の母親が、その場をしのぐ対処しか教育できない。
まず、人間関係の希薄さ、親の未熟さ、愛着障害の連鎖、両親を含めた家族の精神疾患などをメインに調査すると、現代社会における不登校の増加には、いくつかの主要な要因が考えられる。以下に、特に人間関係の希薄さ、親の未熟さ、家族の精神疾患に焦点を当てて説明すれば
まず、
・人間関係の希薄さ
・親の未熟さ
・愛着障害の連鎖
・両親を含めた家族の精神疾患など、子供も大人も、地域社会の中で、家族だけで生活していて、社会との関りも希薄だ。
こんな問題、個々の人間が他人に対して対処できる問題ではない。 個々が何らかの原因で、劣化してきているものを個々の人間が対応して改善できるわけがない。
不登校の小中学生、過去最多の34.6万人(文科省調べ)
「日本の教育」が、すでに崩壊している訳ではないように思う。 その前に、一般社会が崩壊しているのだと思う。
不登校が急増する原因は?
1. 人間関係の希薄さ
現代の子どもたちは、外で遊ぶことが、極端に少なくなり、放課後のガキどものコミュニティも作れない。
SNSやオンラインゲームなどのデジタルコミュニケーションに依存することが多く、直接的な人間関係が希薄になりがちです。このような状況では、学校での友人関係がうまく築けず、不登校につながることがある。
2. 親の未熟さ
ジジ・ババを嫌い、2世帯住宅が当たり前になり、親自身が子育てに対する知識や経験が不足している場合、子どもに適切なサポートを提供できないことがあります。特に、共働き家庭が増える中で、子どもとのコミュニケーションが不足しがちであり、これが不登校の一因となることがある。
3. 愛着障害の連鎖
親が自身の愛着障害を抱えている場合、その影響は子どもにも及びます。親子の関係が不安定であると、子どもは安心して学校に通うことが難しくなります。これが不登校の原因となることがあります。
4. 家族の精神疾患
家族の中に精神疾患を抱えるメンバーがいる場合、その影響は子どもにも及びます。親が精神的に不安定であると、子どもも安心して学校に通うことが難しくなることがあります。
5.その他の要因
■コロナ禍の影響:
コロナウイルスのパンデミックにより、生活リズムが乱れたり、学校活動が制限されたりしたことが、不登校の増加に寄与しています。
■教育システムの問題:
画一的な教育システムが、多様なニーズを持つ子どもたちに対応できていないことも、不登校の原因の一つです。境界知能(ボーダーの子供たちの教育改善)の子供たちの処遇。
これらの要因が複合的に作用し、不登校の増加を招いていると考えられます。具体的な対策としては、家庭内でのコミュニケーションの改善や、学校でのサポート体制の強化が求められています。
<対策案>
- 個別支援:
不登校の子どもたちに対する個別のカウンセリングや支援を提供し、彼らのニーズに応じたサポートを行う。 - 教育環境の改善:
学校の教育環境を見直し、いじめ防止や学業のプレッシャーを軽減するための取り組みを強化する。 - 家庭との連携:
家庭と学校が連携して、子どもたちの状況を共有し、適切なサポートを提供する。 - 代替教育の提供:
オンライン教育やフリースクールなど、従来の学校教育に代わる選択肢を提供し、子どもたちが自分に合った学び方を選べるようにする。
これらのアプローチを組み合わせることで、不登校の問題に対する解決策を見つけることができるかもしれませんが、児童たち個々の問題点をちゃんと見出せないと、ここの解決策などありえないだろう。
あなたはどのような方法が有効だと思いますか?
2.いじめの問題などは?
いじめの問題は、まさに「社会的ジレンマ」や「構造的問題」の一例です。
いじめは個人の行動や価値観が複雑に絡み合い、簡単には解決できない問題です。学校や職場など、さまざまな場所で発生し、被害者だけでなく、加害者や周囲の人々にも深刻な影響を与えます。
いじめの問題を解決するためには、個々の行動の変化だけでなく、社会全体の価値観や制度の見直しが必要です。例えば、教育現場でのいじめ防止プログラムの導入や、職場でのハラスメント対策の強化などが考えられます。
1)このような問題に対して、どのようなアプローチが有効だと思いますか?
アプローチの問題ではなく、社会の中の個々の弱い人間達がどうして行けば良いか? どうすべきなのか、それが出来るのかが問題だと思う。
確かに、いじめの問題は個々の弱い立場にある人々にとって非常に深刻な問題です。彼らがどのようにして生きていくべきか、どうすれば自分を守れるのかは重要な課題です。
まず、個々の人々が自分を守るためのスキルや知識を身につけることが大切です。例えば、自己肯定感を高める方法や、信頼できる大人や友人に相談する方法を学ぶことが有効です。また、いじめに対する対処法や、いじめが発生した場合の具体的な行動計画を持つことも重要です。
さらに、社会全体としても、いじめを許さない文化を築くことが必要です。学校や職場でのいじめ防止プログラムの導入や、いじめに対する厳しい対処を行うことが求められます。また、メディアやコミュニティでの啓発活動を通じて、いじめの問題を広く認識させることも重要です。
個々の弱い立場にある人々が安心して生きていける社会を築くためには、個人と社会の両方が協力して取り組む必要があります。あなたはどのようなサポートが有効だと思いますか?
この様な価値観のコンセンサスが、いつまで経っても人々の間でとれないから、問題が解決しない。
価値観の違いや社会的なコンセンサスの欠如が、問題解決を難しくしています。特に、いじめのような問題は、個々の価値観や行動が複雑に絡み合っているため、全体としての合意形成が難しいです。
2)このような状況では、以下のようなアプローチが考えられます
■教育と啓発:
いじめの問題についての理解を深めるための教育プログラムや啓発活動を通じて、社会全体の意識を高める。
■コミュニティの強化:
地域社会や学校、職場などでのコミュニティの絆を強化し、互いに支え合う文化を育む。
■政策と法規制:
いじめに対する厳しい法規制や政策を導入し、被害者を保護するための制度を整える。
■個別支援:
いじめの被害者や加害者に対する個別のカウンセリングや支援を提供し、問題の根本的な解決を図る。
これらのアプローチを組み合わせることで、少しずつでも社会全体の価値観を変えていくことができるかもしれません。あなたはどのような方法が有効だと思いますか?
誰が、誰にこの様な説明をして、納得させるのか? ほぼ、不可能に近いでしょう。
<追記>
今年も、年賀状を書く季節になってきましたが、郵便料金も値上げされ、今年で「年賀状じまい」をしたい方が多いのではないでしょうか?
取りあえず、今年の年賀状で、止めるお報せをすることが必要ですね。
『年賀状じまい』で、失礼にならない簡単文例を見ると、1位になったのは
「私事で恐縮ではございますが、年賀状でのご挨拶を本年をもって卒業することにいたしました」
でした。
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