【書籍紹介】 2022年夏休み コロナ禍(感染拡大の中、行動制限なし)関係ないが、読んでおきたい書籍10冊

2022-08-12、
本日のお題は、書籍紹介です。もう夏休みに入ってしまいましたが、 2022年夏休み、コロナ禍(感染拡大の中、行動制限なし)に関係ないが、読んでおきたい書籍10冊

3年目に突入しますが、コロナ禍で、感染拡大している中、今年のお盆は、行動制限なしの夏休みです。
感染者が「どこで感染したか?わからない」とホザク前に、よーく自分の行動を分析すれば、危ない場所に居たことがわかるでしょう。つまり、誰が感染しているか不明の状態の中、換気の悪い所でに滞在して、飛沫をある時間の間、浴びてしまったからでしょう。

私も、お客様の会社で陽性者が出るたびに、去年から、都合、PCR検査を4回も受けましたが、いずれも陰性で、ワクチン接種4回目が迫っていますが、いまだに、一度も感染していません。

感染しない様に気を付けると云う行動は、感染者が誰かわからない状態で、換気の悪い屋内で、近距離で人の「飛沫」を浴びない様にするしかありません。 特に家庭内感染の場合は、マスクもしない為、ウイルスに感染している人から、すぐに家庭内クラスターが発生してしまうでしょう。

手洗いなんて、ほぼ、意味が無いのです。
口から胃や腸の中に直接入り感染しない、コロナウイルスは呼吸器から入って感染する、ちょっと位、手に着いたウイルスを鼻から吸い込んでも、「細胞」はある程度の量のウイルスが付着しないと感染しない事も研究で分かっています。

ここ数か月、何だか忙しく、書籍を読む数が減少してきているのですが、読みたい書籍だけは、毎日、恒例の書店巡りをした時にチェックして、「ブクログ」サイトに登録する書籍が多くなりますが、読書が進みません。いわゆる、積読状態の書籍が多くて、頭が痛いです。 やはり、書籍をまとまった時間を取り、じっくり読むのは、自分に余裕がないと、疎かになってしまうのでしょうか。

本年度の新刊本の書籍をピックアップしてみました。

1.脳科学

 

1)オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

目次
第1章
衝撃の事実! 「オンライン」では心が動かない!!
──東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題
●「オンライン脳」には、致命的なリスクがある!
●「対面」と「オンライン」のコミュニケーションを比較する緊急実験をおこなった!
人間は協力しあうと「脳が同期してくる」
●「オンライン脳」は、ボーッとしているのと同じ状態だった!
●「オンライン」で情報伝達はできる。しかし「共感」や「協調」は生まれない など

第2章
人間の本能に反している「オンライン脳」
──相互信頼が築けない「オンライン脳」でコミュニケーションは成立するのか?
●オンラインでは「視線が合わない」のが大問題
スクリーンやモニタが小さいほど、脳は同期しにくくなっている
●脳には他人の視線をキャッチする「扁桃核」がある
●意思の疎通ができなければ、コミュニケーションではない
●コミュニケーションのゴールは、相互信頼関係を築けるかどうかだ など

第3章
「オンライン」と「スマホ」で、脳への複合的リスクがいっそう高まる!
──学力低下、脳発達の遅れ、うつ状態、依存はなぜ起こる?
●明らかなデータ スマホを始めれば成績が下がる。手放せば成績が上がる
使うアプリの数が多い子どもほど、学力が低い
●スマホ、SNSの「スイッチング」が注意力をどんどん散漫にしてしまう
●スマホで調べるのと紙の辞書で調べるのでは記憶の再生力が違う
スマホの長期間使用 3年で「脳の発達が明らかに遅れる」衝撃のデータ など

第4章
オンラインへの「対応力」で、格差がますます広がっていく
──できる子、できない子、できる親、できない親がデータで明確になってきた
●叩かれても私は言う「デジタル漬けの子ども」を救うのは今しかない
●デジタルを使った教育には「子どもたちに有益」との〝エビデンス〟が一切ない
●企業にとって「オンライン」は本当に有益なのか?
●本当に必要な人材には「オンラインでいい」と会社は言わないはず など

第5章
「オンライン脳」と、どう付き合えばよいのか?
──個人、家庭、企業が、今すぐ始めるべきこととは?
●「オンライン脳」は誰でもなるし、回復も可能なものである
スマホは3歳未満には絶対に触らせない
●まともな企業はすでに、「オンラインからの離脱」を始めている
●逆に、意味の薄い会議はどんどんオンラインでやればいい
●意識の高い人は、オンラインにたよらず積極的に人に会っている など
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2)面白くて眠れなくなる脳科学

目次
1 もっと知りたい!脳のはなし(死んでいるはずの脳が生き返った?;人間の脳と、ほかの動物の脳はどう違う?;守りは堅いのに、体によくないものは大好き ほか)
2 脳はふしぎに満ちている(5000年前のパピルスに記されていた脳;脳科学と心理学;ないはずのものを感じる脳 ほか)
3 脳の可能性は無限大(どうして夢をみるのだろう?;脳を流れる水の働き;頭が良いってどういうこと? ほか)
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3)ストレス脳

目次
まえがき
――なぜ人は不安から逃れられないのか?

第1章 私たちはサバイバルの生き残りだ
「適者生存」とはどういうことか/私たちは幸せでいるようにできていない?

第2章 なぜ人間には感情があるのか
感情が人を動かす/知性はオートマ化されている/「正しい」感情が生存へと導く/幸せが永遠ではない理由[コラム]あなたと私の脳は違う

第3章 なぜ人は不安やパニックを感じるのか
約4分の1が経験する「パニック発作」/火災報知器の原則/PTSDと記憶の関係/忘れたい記憶は「重要な記憶」/「あえて思い出す」ことの効能/「正常」と「治療」の境目/不安は自然の防御メカニズム
[コラム]恐怖症と進化/不安を騙すテクニック

第4章 人はなぜうつになるのか
うつとウイルス/かつては半数が大人になる前に死んだ/ストレスと感染症の関係/地獄の就職面接で免疫系が活性化!?/人間はウイルスの食べ放題ビュッフェ/炎症が脳に影響する?/うつに影響する44もの遺伝子/うつのリスクはこうして高まる/現代最大の炎症要因とは/肺炎や糖尿病と変わらない/悩むのは悪いことか?
[コラム]大統領と感染症

第5章 なぜ孤独はリスクなのか
孤独がうつのリスクを高める/孤独と病気の関連性/孤独が活性化する神経/「社交欲求」が存在するわけ/「将来的な孤独」は「事故」より危険?/孤独の「症状」/「孤独度ポイント」を計る/何人とつきあえばいい?/社交欲求の肉体的側面/対面とオンラインの違い/女子を襲うデジタルライフの問題点/SNSと比較欲求/孤独パンデミック
[コラム]隔離vs.飢え/人生で最も孤独な時期は?/史上最も売れた薬

第6章 なぜ運動でリスクを下げられるのか
自転車テストとうつの関係/ブレーキをかけるアクセルペダル/うつを防ぐ方法/運動の効果の検証/私たちの歩数は激減している/不安と運動の関係は?/精神科医が「ストレス」に処方するもの/運動の最低量/自信を向上させるには/なぜ人は歩かなくなったのか/進化を逆手に取る/脳は抜け目ない――しかし賢くはない/「身体」を思い出そう
[コラム]万能薬など存在しない!

第7章 人類の歴史上、一番精神状態が悪いのは今なのか?
田舎での生活はうつが少ない/10年単位で精神状態は悪くなっている?/私たちのライフスタイルの何が問題なのか/苦しみを減らす方法はある

第8章 なぜ「宿命本能」に振り回されてしまうのか?
自分をコントロールできない理由/知識についての知識こそが解決の糸口/一生変わらないわけではない

第9章 幸せの罠 最も建設的な「幸せの定義」
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4)意識はなぜ生まれたのかー-その起源から人工意識まで

1 会話するぬいぐるみ
2 カブトガニとタコ
3 カエルの視蓋
4 大脳皮質と意識
5 社会的意識
6 意識はどこにあるのか?―ヨーダとダース・ヴェイダー
7 さまざまな意識理論と注意スキーマ理論
8 意識をもつ機械
9 心のアップロード
付録 視覚的意識の作り方
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2.人類学

1)ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか

目次
はじめに 適者生存/最も友好的な人類
第1章 他者の考えについて考える
第2章 友好的であることの力
第3章 人間のいとこ
第4章 家畜化された心
第5章 いつまでも子ども
第6章 人間扱いされない人
第7章 不気味の谷
第8章 最高の自由
第9章 友だちの輪
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2)人類進化の傷跡とジェンダーバイアス : 家族の歴史的変容と未来への視座

目次
人類進化の傷跡とジェンダーバイアス
家族と女性の在り方を読み解く―何が問題か
女性の視点で捉える人類進化の三段階―進化の傷跡:女性が抱え込んだ難問
人類進化のバックグラウンド―障壁の形成と類人猿の種分化
石器と手作業の進化から狩猟仮説を考える―「男は狩猟に、女は採集に」は現生人類生来の習性ではない
人類家族の進化―母系性と父系性の葛藤
現生人類の日本列島渡来とサケ・マス漁―社会的分業の先行:性別分業発生の必然性は存在しない
日本の性別役割分担意識の形成過程―アンコンシャス・バイヤスがなぜ浮遊し続けるのか
男性と女性の人間的成長を目指して―両性間の齟齬の克服と性暴力の根絶のために
ジェンダーバイアスへの人類史的視座
両性の平等な協働が育む家族の未来
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3)進化論の進化史: アリストテレスからDNAまで

目次
はじめに―ダーウィン神話を打ち崩す
第1部 ダーウィン以前(曇った鏡に映して;偽りの夜明け;時の賜物)
第2部 ダーウィンの時代(ダーウィンからダーウィンへ;ウォレスとダーウィン;ダーウィンとウォレス)
第3部 ダーウィン以後(エンドウマメから染色体へ;DNAの役割を明らかにする;ネオ・ラマルキズム)
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3.歴史学

1)第二次世界大戦とは何だったのか 戦争指導者たちの謀略と工作

目次
序章 スペイン内戦と作品に隠された政治思想
第1章 ソビエトのスパイ工作とルーズベルトの能天気
第2章 日米開戦前夜の事件
第3章 英米の工作と真珠湾攻撃―第二次世界大戦を読み解く六つのファクター
第4章 原爆投下をめぐる狂気
第5章 戦争指導者たちの死
終章 戦争のリアリズム
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2)世界滅亡国家史

サンマーク出版
発売日 : 2022-04-04

国家は思わぬ形で生まれ、そして、間も無く滅ぶ。
本書は、滅んだ国で世界を読み解く人類史上、類をみないプロジェクトです。

 

3)物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国

物語 ウクライナの歴史―ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)
著者 : 黒川祐次
中央公論新社
発売日 : 2002-08-25

現在もロシアがウクライナに侵攻していますが、ロシア帝国やソヴィエト連邦の元で長く忍従を強いられながらも、独自の文化を失わず、有為の人材を輩出し続けたウクライナについて

目次
第1章 スキタイ—騎馬と黄金の民族
第2章 キエフ・ルーシ—ヨーロッパの大国
第3章 リトアニア・ポーランドの時代
第4章 コサックの栄光と挫折
第5章 ロシア・オーストリア両帝国の支配
第6章 中央ラーダ—つかの間の独立
第7章 ソ連の時代
第8章 三五〇年間待った独立
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