【書籍紹介】 不倫 中野 信子 (著)  不倫の暴露本では、決して有りません。

2018年7月30日、
本日の書籍紹介は、不倫 中野 信子 (著)

脳科学、認知科学が専門の「中野 信子」さんの著書は、下記の4冊、今回、5冊目となりますが、中々、面白い発想をする方ですが、大学以前の経歴が不詳で、どんな両親に育てられたのかも、不明です。

従って、ちょっと「謎」が多いと云うか、生立ちが分からないと、「何者なのか?」と云う、部分が残ります。 最近は、テレビにも良く出ていて、馴染んでは来ているのですが。。。私にとっては、ちょっと、なぞ多き女性です。 何者なのか? ちょっと不安です。

もう一人、気に入っている女性が居ます。 国際政治学者の三浦 瑠麗(みうら るり)さん、「朝生」にも毎回出演しています。 彼女は、何となく安心できる女性です。

 

今回の著書「不倫」も、内容は面白いです。 不倫の暴露本では、決して有りません。

どんな不倫があるのか? などという愚問は、一切、記載されていませんので。

私と同じように、世の中の出来事、思惑を人のせいと云うより、「人類学」、「脳」や「遺伝子」のせいにして話を進める当たりが、面白いのです。

人間って、自分の意思だけで行動していると思ったら、大間違いです。 そう思っている人がほとんどでしょうが、「脳科学」上はそうなっていません。

著者 : 中野信子
文藝春秋
発売日 : 2018-07-20

– 目 次 –
第1章 人類に一夫一婦制は向いていない
第2章 不倫遺伝子
第3章 あなたの恋愛体質を診断する
第4章 不倫はなぜ叩かれるのか? 社会的排除のしくみ
第5章 不倫をやめられないあなたへ

なぜ不倫は減らないのか?
なぜ不倫バッシングは激烈になるのか?

第3章の「あなたの恋愛体質を診断する」では、私が愛読している「岡田 尊司」 氏の「愛着障害」関連の書籍を持ち出してきて、3つの愛着スタイル(安定型、回避型、不安型)から、恋愛&不倫のパターンを分析しいていますよ!!

関連記事、参考書籍
・【書籍紹介】 岡田 尊司氏の著書3冊紹介します。 最新版「愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる」

 

神経伝達物質 脳内ホルモンの中で、オキシトシン、セロトニン、ドーパミンなど、聞きなれない言葉がたくさん出てきますので、どんな場所で、どんな働きをするのか、認識ておくと、一層、面白いでしょう。

人類の脳の仕組みは一夫一婦制に向いているわけではない」。。。これも、生物学的、人類学的には、正しいのかもしれません。

下記4冊も、とても面白いです。 1時間で1冊読めますので4時間ですか。

 

 

 

上から、「サイコパス」、「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」、「ヒトは「いじめ」をやめられない」、「脳内麻薬」の4冊ですが、脳科学に興味がない方でも、分かりやすく、楽しく読めます。

 

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