2025-08-12(火)、
8月7日から新しくなった「4プラ」の地上2階と3階の店舗がオープンし、2階には「スターバックス」の紅茶専門店が道内で初めて出店しました。
上質な茶葉とボタニカルな素材を選び抜いたティーブランドTEAVANA™(ティバーナ)の多彩なティービバレッジを用意とありました。
昨日、誕生したばかりのスタバの新業態をどんなものかと覗きに行ってきました。
私が訪れたのは夕方。店内はほぼ満員で、お客さんを見ると日本人の若い女・子供がほとんどで、ちょっと入るのにうんざりで勇気がいるというより、入りたくもない。
その足で、大通リ5丁目の「ビアガーデン」に行くと、スタバの娘が友達とテーブルで飲んでいるではないですか。レジにももう一人、スタバの子がバイトしているので、その娘の所から飲み物と食べ物のチケットを購入して、ちょっとだけ3人でビアガーデンの雰囲気を味わいました。
■日本のカフェ市場は競争が激化し、コーヒーだけでの成長には限界が見え始めているようです。
国内で2000店舗にも及んだスタバにとって、それだけでは成長エンジンを支えきれなくなってきた。そろそろ本格的に新しい軸を探す必要が出てきた。そのときに「お茶」という選択肢があったわけだ。
このように市場が飽和したときには、新しい顧客を作る必要がある。
そのために各社はこれまで扱っていなかった商品や取り組みを開発する。特にスタバの場合、フラペチーノのようなスイーツ系ドリンクの提供で女性客の需要を増やし、ドライブスルー店舗の積極的な設置で地方・郊外のドライバーにまで顧客を広げた。事実、「ティー&カフェ」業態は通常店と比較して20代の女性客が多く、これまでのスタバに多かった30~40代よりも若い層を取り込んでいるという。顧客が拡大しているのだ。
スターバックスがお茶の商品に力を入れ、新店舗を展開することは、単にラインナップを増やすだけでなく、顧客層の拡大、既存顧客のロイヤルティ向上、そしてブランド価値のさらなる向上を目指す、多角的な戦略と言えます。
<4プラ情報>
札幌4丁目プレイス内に入る「4PLA(4プラ)」は、地下1階から地上3階までの商業施設で、1階部分の3店舗は4月に先行オープンしていました。
7月24日、施設内に入る予定の全店舗が発表され、2階には「スターバックス」の紅茶専門店や、3階には北海道初出店となる古着店などが入るということです。
また、10月には地下1階に海鮮や韓国料理、餃子などを楽しめる飲食店がオープンし、個性豊かな15店舗が出揃う予定です。
■「スターバックス」 札幌4丁目プレイス店
https://store.starbucks.co.jp/detail-4488/
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