2019年1月13日、
十数年、「スターバックス」でコーヒーを飲んでいる、私が、最近、思う事です。
私のスタバ歴は、十数年前、札幌駅西口の「パセオ店」で、当初、水筒(もちろんスタバで購入したボトル)にコーヒーを入れて持ち帰ることができるのがうれしくて、初めは店内では、ほとんど飲食しませんが、客先や公共の交通機関に乗っている時などに飲んで利用していました。今も「水筒男子」は変わらないのですが、その後、お店の中でも飲食するようになり長年通っていると色々なことが見えてきます。
お昼に入って、仕事帰り夜また来ますので、お昼、店を出る時は「行ってらっしゃーい!!」と女の子が声をかけてくれます。 ちょっと変ですが、こんな感じです。
1.学生アルバイト編ですが、その前に
1)スタバ内の用語
■PTR:全従業員をまとめて、パートナーと呼ぶ。
■階級(ヒエラルキー)は上から順に(更に統括がもう一人いる)
・DM :ディストリクトマネージャー(エリア マネージャー)いつも店には居ない。
・SM :店長(社員)
・ASM :副店長(社員)
・SSV :クロース作業(閉店)を任される(学生でもなれる)
・BT :バリスタトレーナー(新人さんのオペレーション教育係り)
■スタバの従業員の構成
・大学生などの学生アルバイト(男・女)
・フリーターの子(独身の子たち、主に女子)
・既婚者、子持ち(パートのお姉さん達)
・SM(店長)、ASM(副店長)
こんな風に分かれるのですが、差別しないよう、めんどくさいので、従業員の事を「パートナー(PTR)」と呼んでいるのでしょう。途中、2014年09月、TOB(株式公開買い付け)をかけて、日本の「サザビーリーグ」という会社と共同で経営していましたが、排除しましたので、一応、米国シアトルの100%外資系の企業になっています。
■ロイヤルカスタマー:週に3,4回入店する顧客を内々でそう呼ぶ。
私の場合は、複数店舗を訪問するので、「マルチ」ロイヤルカスタマーと自分で勝手に読んでいる。そのおかげで、スタバのカードに5千円チャージしても3日間しかもたない。
2)スタバの店舗に唯一、意見を言える手段として2つ
(1)スタバで、商品を注文して精算時に、レジから当たりのレシートが出てくることが有ります。当たると、フルスペックで、好きなドリンク一杯を無料でいただけるのです。その時、コメントを入力できます。
その条件として、
ちょっとメンドクサイのですが、スタバのWEBサイトにログインしてアンケートに答えて番号を取得し、当たりのレシートに記載し、注文時に提示する必要があるのです。
そのWEBページ上の複数のアンケートの最後のページに、文字(テキスト)を入力して答えるページがあり、私の場合、年に4,5回当たるので、いつも一言では言えないことが多く、「特に有りません」とパスするのですが、当てたお店のパートナー(お店で働いでいる人を全員「パートナー(PTR)」と云う、言い方をします)も書き込んだ内容をチェックしているそうで、下手な事は書けません。
でも、「爆弾発言」を投稿してみようか。。。と云う誘惑にもかられることが無くもないのですが、これだけは押さえています。 私が投稿すれば、誰が書いたか10秒でバレますので。
<補足>————————–
当初、WEBからアンケートに答ると、主に本社側が見るのだと考えていましたが、どの店舗で発行された事が分かるので、その店舗のパートナー達も、十分、気にして見ていることを知りませんでした。
私の場合、あまりにも、通常の顧客よりも、店のパートナーを知り過ぎている為、会社側の問題しか記載できませんでした。
当サイトには、あくまでスタバとうい企業にとって、都合が悪い事は記載しないと考えていますが、そこで働く子たちの事をあえて記載します。
企業やパートナー(従業員)の悪口を記載するようなつもりは決してありませんが、顧客側が、どう考えているのか。。。と云う「参考」になるのではと考えます。もちろん、私の場合、単なる客と云う立場を超えて、職業的な部分で見ている部分もない訳では有りませんが。
(2)カスタマーコメントフォーム
■ ご入力いただいた内容に対する回答はいたしません。
■ ご入力いただいたお客様の個人情報は「個人情報保護方針」に従い取り扱います。
■ 16歳未満のお客様は、本サービスの利用に伴いお客様の個人情報を入力することについて、保護者等の法定代理人の同意を得ていることを条件とします。
2.何が面白くて、スタバに通っているのか。。。なんで、はまってしまったのか?
1)大きな勘違い
一見、スタバに対する「顧客ロイヤリティの高いおやじ」ように見えますが、そんなんでもありません。自分の居場所みたいになっているかと云えば、そうでもありません。
当初は、コーヒーの「補給所」程度でした。 コヒーに関しては、今も変わらず、ただの「補給所」です。
一応、私の様な常連客の事を内部では、店によって多少違うそうですが、「ロイヤルカスタマー」と呼ばれている様です。そう呼ばれたことは、1度も無いのですが。。。しかし、私の場合は、1店舗ではなく、複数店舗に通っていますので、ただの「ロイヤルカスタマー」ではありません。 マルチ「ロイヤルカスタマー」なのです。
歳ですので、いずれ去る時、来れなくなる日が来ると思うのですが、多分、それは、儚いほど、すっとやってくるでしょうと思っています。もちろん、お店の立地条件により、客層も、お店のパートナーも随分と違うので、全部に当てはまることでもないでしょう。
2)当初、どんな子が働いているのかなど、最初は何の興味もありませんでした
スタバには、色々な方が働いています。子供がいる主婦、フリーター、大学生の男女など、今は実に楽しいのです。社会経験の少ない、「おチビ」たちの成長してゆく姿が見えるのです。まだ何者でもない子たちが、実社会に出る前のリアルワールドです。
基本的に、親の経済的支援で大学などに通う子たちを、直接には言わないが「おチビさん」と呼んでいます。
今となっては、この「おチビさん」たちとの関りが、一番楽しいのです。
色んな娘(子)たちが居ます。例えば、
大学では、あまり友達が居なくても、人懐っこい子、 大抵は人懐っこい子は友達も多いのですが、そうでなくても良い子は居ます。ただ、いつまで経っても、私と「お友達」になれない子も、ある一定数居ることも確かです。
当然、人懐っこい子が、可愛いのですが、まず、こっちを向かせる努力が必要なのですが、それが通用せず、距離を詰める事ができない子も居ます。 そういう子は、無理せずほっておきます。
観ていると、分るのですが、女子でも、頭の良い優秀な子に多いのですが、「ASD(自閉症スペクトラム)」的な要素の強い子も居ます。しかし、女子の場合は、男子と違い「ASD」的な要素を詐称すると言うか、無意識のうちに「マスキング」するのが上手な子が多いのです。
彼氏いない歴21年!。。なんて子も居ます。 多分、欲しいと思っていないのでしょう。普通なら、最優先課題ですが、最優先では無いのです。こんな子は、親元を離れて、単身で学生生活を送って居ても、大きくなるまで愛情いっぱいに育っていますので、一人でも、あまり寂しくないのでしょう。 親の言いつけをちゃんと守るタイプなのでしょうか? 裏で悪い事は決してしていないのです。
女子の場合、すぐに調子こいてきます(いい意味で)ので、こちらが、チャラくしていれば、親しくなるのは早いのですが、男子の場合、ちょっと用心深いのか、慎重なのか、真面目なのか、私と雑談するレベルにまで達している子は、極めて少ないのです。
そうです。 この「雑談力」は、社会に出ても必要なのです。 なぜなら、相手に自分の事を知ってもらうのに必要な機会だからなのです。
親しくなるには、相手が何を考えているのか、どんなレベルなのか、どんな性格をしているのかを相手にお知らせする必要があるのです。 その手段の1つが、「雑談力」なのです。
3)顧客満足は、物であるコーヒーではない
私の場合、一つのブランドを使い続けるのは、
・洋服では「エディバウアー」(日本から撤退した)、
・クルマ・バイクでは「ホンダ」、
・パソコン関係ではAppleくらいです(腐れWindowsは、仕事で仕方なしに使っている)。
企業側から見れば、「顧客ロイヤリティ」の高い人間ではないかと思います、自分で云うのも何ですが?
ここまでは、物に対する満足度でしょう。
2017年度の調査結果は、「顧客満足」では、「ドトール」が3年連続の1位。2位は「ミスタードーナツ」、3位は「コメダ」珈琲店、4位は「カフェ・ベローチェ」で、前年4位だったスタバはさらに順位を落とし“圏外”に落ちて行ってしまいました。
コーヒーマシンの使い方を学ぶ前にまず「ファーストインプレッション」と「スターバックスエクスペリエンス」という教育プログラムを受けるPTRが、居るにも関わらず、「顧客満足」が、落ちてしまう理由は何なのか?
これは、私が考える事ではありません、会社側で分析すれば良いだけです。
物でないものに、ブランドを見出す事が必要なことぐらい、スタバ程度の会社でも理解できているでしょう。
3.その中で、「学生アルバイト」の子が、実に生き生きと働いているのです。
学生アルバイトの子たちは、社会に出る前の「社会勉強」になっている部分が、企業として、都合が、良いのか悪いのかは別にして、実に本人の成長の役に立っているような感じがします。
唯一、この部分だけは、スターバックスと云う企業が「社会貢献」しているのではと思います。(当初は、ササビーと共同出資でしたが、TOBで買い取りシアトルのスタバが本社ですが、良い所は変わっていないでしょう)
これが、ブランド力となっているのでしょう。
▮大学の卒業まじか迄になると、毎年、数人ですが馴染みの子たちが、スタバを去って行くときの輝いた姿を見るのが、何よりも、何よりも大好きで、今まで何十人も見送っています。
他のPTRさんに、この卒業時期になると「寂しくなりますねー」と優しく、私に声をかけてくれますが、絶対に「うん」とは答えません。 必ず「居なくなって、うれしい!!!」と負け惜しみを言います。
その後の成長した20年後の彼女たちの姿を見ることは、決して無いでしょうが(私は、あの世行きになっている)、私と出会った子はきっとうまく生き抜いているでしょう。
1)採用
女子、男子と、若干、女子の方が多いのですが、女子の方が「コミュニケーション能力」が高いのか、初めから接客のレベルが違うのです。 違うのは、仕方ないかなー。。。と思うのですが、女子と違い、男子の場合、中々「改善」できないのです。
大抵は、店長(SM)か副店長(ASM)が、面接をして、採用を決めるのですが、採用の判断をする人間が見る目が無いと、ちょっと、おかしな子が集まってしまいます。そこがまた良いのです。
女性の店長が多いのですが、「男子」を見る目が無い店長も居るのです。
「おいおい、なんでこんな子供を採用するか?」と思ってしまう子もいます。「悪い子ではない」のですが、サービス業(接客業)に向かない子が、たまにいる場合もあります。
これは、これは私が感じ取れるレベルの話で、他の人は気が付かない場合が多いのですが
・本人の家庭での育ち(養育環境)のせいの場合
・生れ付き「脳」の配線が、グレー状態で「発達障害」を背負っている場合
生れ付きの場合は、言って聞かせても分からないだろうと云う子もいます。
自分がどの様に、他人から観られているのか、「認識」できていないし、空気を読む事ができませんので、分からないのだと思います。 傍から見れば、だた単に「生意気なガキ」にしか見えないのですが、成長過程の子たちですので、まだまだ、本人は決して自覚することができないのです。しかし、わたしの後輩になりますが、副店長になるまで成長したメンズもいますので、長い目で見る必要があります。
2)教育
さて、最初、新人が入って来ると、教育に80時間もかけているのです。
階級(ヒエラルキー)は上から順に
・DM :ディストリクトマネージャー(エリアマネージャー)
・SM :店長(ストアマネージャー)
・ASM :副店長(アシスタントマネージャー)
・SSV :シフトスーパーバイザー
・BT :バリスタトレーナー
・バリスタ
・OJT(研修期間):覚える事が多すぎて、スタバでバイトをするのを敬遠する子もいます。
学生さんでも、「SSV」まではなれるようです。(閉店後の通称「クローズ」作業が出来る)
私の様に「社会性」が身に付いていない人間が言うのもなんですが、学生さんが「社会性」を身に付ける場として機能している様に思われます。
オペレーション以外の研修もちゃんとありますので、結構大変です。
3)評価基準について
DMとSM(店長)見ていると思うのですが、特にSM(店長)の場合は、成績評価は、売り上げ、利益率だけなのでしょうか?
出世する子(店長)を見ていると、「人間性」は評価の重要な項目に入っていないように感じる場合があります。
企業ですので、その能力は大事でしょうが、黙っていても顧客が入ってくる店などは、単純に、別に店長が良いから顧客が多く売り上げが大きいのでは、決してないでしょう。店の場所によって、売り上げが、そんなに高くなくても、良い店長もいる。
・売上額(ほぼ場所のせいでしょう。人気がある内は)。
・利益率(人工知能でもできる計算能力でしょう)。
・人を育てる能力(こればかりは、単に頭が良くても無理でしょう。この能力が有れば利益率にも繋がるのですが、重要視されているかは疑問もある)。
顧客目線でいえば、「人を育てる能力」が大切な気がしますが、この評価対象が、極めて低いように見えます。
十数年、観ていると、優秀だが極めて「ASD」っぽい店長で、「売上額」「利益率」が高いだけで、「人を育てる能力」が低くても、出世してゆく店長をみると、ちょっと残念な会社だなと思います。どこの会社も同じような評価をするだろうが、スタバはちょっと違うのではないかと云う期待が、見事に裏切れらる事柄でもあります。
スタバの場合、「顧客満足度」が、同業他社の中で、3位にもランクインできない理由の1つになっていなければ良いのですが。。。。
今は、とりあえず「人工知能」でもできる能力が高いと評価される人事評価なのでしょう。いずれ「人工知能」が導入されれば、人工知能にはできない「人を育てる能力」のみの評価になれば、「無能」か「有能」かの評価も替わってくるでしょう。
(1)スタバの場合、厄介な事が1つだけあります。
DMと店長(SM)が、営業中の客席の中で平気で打ち合わせをするのですが、私のような常連客だと、DMの顔まで覚えているのですが、たまたま座った席の背中合わせで、DMと店長とのやり取りを聴いてしまったことが数回ありますが、「社内」で話をするような内容の話を客席で、誰も聴いていないだろうと、平気で2人で会話をしている事自体、ワキが甘すぎます。
「社内」で話をするような内容の話を客席で本当にしているのです。 話の内容まる分かりで聞こえます。。。「おい!、おい!」です。
会話の内容まで聞こえれば、
DMとSM(店長)の「関係性」と「人間性」の「レベル」がバレてしまいますので、会社の「レベル」も同様に分かります。 敢えて、評価は言いませんが。
パートナー同士のコーチングも客席でやりますが、これは可愛いもんで、頑張れ! と思います。
(2)頭(脳)の配線が、完全におかしいモンスター客に対する対応。
一応、マニュアルが有るのか、通報、連絡体制だけはしっかりしているが、モンスターにやられたPTRに対するケアが、全然、無い。
モンスター客に、人格まで否定される様な事が、1度ならず、2度も有ると、そのPTRは精神的に相当、ダメージを受けて、自分がダメなのかと考えてしまいます。
まだ社会人になっていない学生バイトも居る中で、この辺のケアが、ほぼ何も無いでしょう。
モンスター客が来たら、遭遇したら、こう対応するだけでなく、モンスターにやっつけられた、その後のPTRのケアもちゃんとマニュアル化するべきでしょう。
男・女とわず、最近は、こんなモンスターが、最近は多いのです。
私がこのような現場に居合わせたら、徹底的に、発狂するくらい罵倒してやります。そして、「文句あるなら表に出ろ」と言って連れ出し、しばき上げるでしょう。
私より年上のおじさんパートナーさんも札幌のスタバで働いていますが、私の場合スタバでは、絶対に働けないでしょう。なぜなら、モンスターが現れれば、必ず、しばき上げるますので。
4.学生アルバイト 男・女の違い
まず、採用時の面接は店長(SM)クラスが、実施しているようです。
私が何十年もかかって改善できたことを2、3年くらいで改善できる子もいますので、本人にしてみたら、お店のオペレーションを覚えること以上に大変でしょう。
私も、同じ年代の頃は、人の事は言えないくらい「無理」と感じてしまうのです。何故なら、「脳」の注意力 、思考パターンまで、変更を与えないと、出来ないと思うからです。
私など、昔、会話をするのが、まったく得意ではありませんでした。
昔は、会社では「何を考えているのか分からない男」でした。 分かりやすく云えば、会社のことなど何も考えていなかっただけです。
今は、「口から先に生まれてきた男」の様に、若い人とお話しするのも、苦にならず、とても大好きです。 若い実の娘が2人居る事とも関係していると思いますが。
女子は、自分の娘の様に「無条件」に可愛いいし、コミュニケーション能力が高いのですが、男子の場合は、ちゃんと知的な話から、毒舌まで、爆笑しながら、世間話ができる子が中々居ないと云う前に、基本的な事が、いつまでたってもできない子が多いのです。
まあ、「世間話もできない」のですから、「どうしたもんかなー。。」と思うのですが、一体どこに問題があるのでしょうか?
何故なら、女子学生は、ある程度、顔を覚えてもらうと、色々な事をお話できるのですが、男子学生の場合は、何だかちょっとダメですね。
男子学生の中には、気が付かなくても、ちゃんと、この私の様な「超メンドクサイ親父」と普通に会話ができる子はちゃんといるのです。
でも、なんでダメな子は、ダメなのか?
■こんな子もいます。
「国立大学」の学生ですので、知能は決して低くない、むしろ高機能ですが、多分、相手を察する心が、ほぼ無いんでしょうね。しかし、同年代の子とは、1対1ではいくらでも話をできるのでしょう。
そして、極めつけは、半年以上経っても、私と「世間話ができない」し「雑談」もできないのは、なんでだろう? 雑談中に冗談も通じない。。。冗談が分からないのでしょう。たぶん、認知的な共感力が低いのではないかと考えます。
空気が読めない、相手の思いを感じ取ることが難しいのでしょう。だから会話のキャッチボールができないのです。もう、相手の思いを感じ取ることが難しいから仕方ないのですが。
だからでしょうか、一見、体は大きく大人ですが、「心」が小学生に見えます。 態度も、だた単に「生意気なガキ」にしか見えない態度になってしまう時が多々あります。
この子の場合は、卒業して、スタバを去るまでに、少しは改善するが、根本的な部分は、何とかならない様な気がします。 現在、ASMをしている!!
私の若い時にそっくりで、何だか笑ってしまうのですが、まだ若いし、自分の「脳」の特性を自覚できない所が、ちょっと痛いのですが、仕方ありません。
特徴的な症状がいくつも出ていますので、限りなくグレーゾーンの「自閉症スペクトラム症(ASD)」に見える子が居ます。
1)男子学生の場合、まず気が付いた点
■一応、ちゃんと「ご挨拶」ができても、後がない。
ご挨拶をするという事は、自分のアピールにもつながっているという事を知らない。
作業をしていて、忙しい時でも、女子の場合は、後からやってきて、ご挨拶してくれます。そう、ちゃんと自分をアピールするのです。「私、今日は居ます」と。。。。
挨拶だけは、いつも言われているのでしょう。 これは、ほぼできる様になりますが、それは「型」通リのご挨拶で、ダメな子は、そこから先に進みません。
■オープンスペースに店がある場合ですが、ちゃんと「客の動き、空間」を見ていない。
客が来た時も、帰る時も、スーッと帰る時でも、女子なら「ありがとうございました」と背中越しにでも声が聞こえるが、男子はほぼ皆無。
何故なら、ちゃんと、「周囲の空間」を見ていないからです。
そんな注意を、意識を向けることさえ、女の子と違って、ちゃんとできないのです。
■レジの前に立っていない時も、自分の作業に夢中で、来た客に注意がいかない?
注意力が、散漫なのか? その逆で、注意していないのか?、注意がマルチな方向に向けることができないので目に入らないのか? 女子は、殆んどできるのですが。。
■周りの気配に、気が付いているのか、気が付いていないのか?
気が付いているが、どう、リアクションをとればよいか、体が反応しないか?
■客の「さばき方」
「さばき方」と云うのは、客側からすれば、あまりいい言葉ではないが。。あまりにも、訳の分からない奴が、来店するので必要なのです。
例えば、
・混んでいるのに、大テーブルで、自分が座った隣の椅子に荷物を置いている場合など、気が付いて、客に注意を促すのは、女子だけです。 男子では、ほぼ見たことが無い。
・混んできて、レジ前に客が並ぶ場合でも、ちゃんと並ばせているのは、女子のみです。
これは、女子にとって、客を「さばく」行為は、自分のメンタルが、おかしくなるので、あまりやりたくないのです。
<客側の行動のいい加減さ>
客側でたまに居るのです。「空気が読める」はずの女性客の中に、前に並んでいる人との距離感が、とんでもなく開けているバカが居るのです。
「お前、なんでそんなに距離を開けて並ぶの? 前を見ていないか!!」どこが、先頭だか、最後尾だか分からないだろうと言いたくなる「ノー 天気な女」が結構居るのです(駅でバスを待っていて並んでいる時もよく見かけるのですが)。
女は、男より空気が読めると言われますが、何で、こんな簡単な「空気」が読めないのか、悪いと思っていない、自分が不利な状況にないと認識していると、まったく空気が読めないのも女に多いです。
この程度の「スカした女」、ちょっと「ノー天気」な客もたくさんいるのは認識しているのですが、さすがに、それが自分の前に居ると、気分的に不愉快になりますね。
頭のおかしい客は、「意識高い系」の客だけではなく、まったく理解できない「何も考えていない」普通のアホ人間もたくさんいるのです。
2)男子学生の場合、できる子は、すんなり何の問題も無くできるのですが、できない子はどうしてなのか?
みんな、基本「いい子」達で、悪(ワル)はいないのですが。。。なぜか?、世間話もできない。。。。そう「頭」が悪いのでは決してありません。
印象では、友達のような年代でない人と話しなれていない感じなのですが。。
<ちゃんと会話ができると云う以前に思う疑問点>
■昔とは違い、SNSなどが発達していて、薄っぺらな事は、色々と知っているのだろうが、対面でなぜ会話ができないのか?
■相手が異性だと躊躇するだろうが、同性の年上の私のようなジジイに話しかけられないのか?
■いつも会話している相手が、同年代の子ばっかりで、大人と話す機会が少ないのか?
■家庭で「両親」と、ちゃんと会話できているのか?
「両親」自体が、子供と会話もできない家庭なのか? 家族自体が、子供と会話もできない家庭環境の中で育ったのか?
■本人自体、教育上の「偏差値」は高いが、「自閉症(ASD)」的な傾向があるのか?
自分の事しか興味はないのか? 対人関係のどこかに障害があるとしか思えない。
自閉症は
1. 対人関係の障害
2. コミュニケーションの障害
3. パターン化した興味や活動
3つの特徴をもつ障害で、生後まもなくから明らかになります。
最近では症状が軽い人たちまで含めて、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」という呼び方もされています。
■「共感」で云えば、「認知的」共感の低さでしょうか?
これもASDの特徴で、認知的共感力が低いのです。
ヒトが、生れつき、あるいは幼児期からの発達段階に「脳」が阻害されると、共感することが欠如するようになる状態のなる場合があり、また共感と言っても2種類ありますが、一般的に男性は、女性より共感性の中でも、情動的共感が低い傾向があります。
共感は、2種類に分類されていります。
認知的 共感(:cognitive empathy)、情動的 共感(:affective empathy)
<2つの違いについて>
■認知的 共感 :相手の思考や感情を「知的に認識することができること」
職業としては、企業経営者、弁護士、外科医、救急隊員、警察官、自衛官、消防隊員、取締官などです。情的にはタフな職務なので、感じやすい人には務まりません。
職業によっては「情動的共感」はほどほどで、「認知的共感」が優れているほうが耐えられるものがあります。
分析力・洞察力は優れているけれど、冷たい人
自閉症者は、認知的共感は弱いサイコパスは、共感する心がないと言われているが、むしろこの感情は分かるのです。分かるから「偽装」できるのです。
「認知的共感」を「偽装」できて「情動的共感」が弱い人の中には、詐欺師や犯罪者、冷血な統治者もいます。
■情動的 共感 :相手の思考や感情に対して「情的に繋がって、自分の事のように反応できること」
職業としては、保育士や幼稚園教諭、福祉士、介護士、看護師、カウンセラー、芸術家、職人、ヘアースタイリスト、接客、客室乗務員などには「情動的共感」のほうを多く求められます。
優しい心の繋がりや感性のほうが重要な位置を占める職務です。
トンチンカンな理解をするけれど、とにかく情に厚い人
サイコパスは、情動的共感が弱い自閉症者には、認知的共感は弱いが、この「情動的共感」は、よい環境で育っていれば、ちゃんとある。
■人見知り?
脳神経学上、「幼児」なら分かるが、20歳前後くらいで「人見知り?」は意味不明。
用心深いのか、幼児期の問題を抱えているのか、家族の人間関係の問題か、育ってきた中で何か問題があるように思います。
■人類学的に男には無理なのか?
社会生活の中で性別の違いにより、男子の場合、身に付かないのか? でも、ちゃんとできる子はできるのです。
▮常連客の私に気を使っているのか?
私の様なじじいに対して、失礼なことを言った場合、困る、まずいと思うからか?
私の方は、全然、そんなことは考えていないが、妙に、怖がるのが、ちょっと雄々しくない様に思うのですが、やはり、こちらから、積極的に声掛けしないとダメなのか。
それでもいいが、どちらが客だか、分らなくなります。
「雑談力」の無い子は、原因は沢山あると思いますが、男子の場合は、興味もありませんので、私の方から努力せず、ほおっておきます。
<会話をしようと思う時>
問題は、相手に興味が有るかどうかと云うより、興味を持った態度を取れるかどうかが、結構、大事なポイントで、ここが透けて見えますので相手に伝わってしまいます。
女子は「共感力」が高いのですが、男子の場合は「共感」の中で云えば、「情動的」ではなく「認知的」共感の低さでしょうか?
男子学生の場合、別に「可愛さ」は関係ないので、話しかけても、無理に話そうとしているのが、透けて見えるときもあります。たまに女性と同じ様な感じで、からんでこられると、「は?」となる時があります。
問題は、私(自分)に興味を持って、近寄れば、話が続くと思うのですが、無理に、接客時「一言」くらい話しかけられても、私の方が黙ってしまいそうになるのですが、冗談も言えない関係が続くと、ちょっと、めんどくさくなりますので、増々、私も話さなくなります。
こちらが冗談で言っているつもりが、相手が真剣に言い返してくることが有るのです。
自閉症スペクトラム障害(ASD)的な傾向が強いと、自分中心にしか物事をとらえることができず、違うと思ったら、空気が読めませんので、誰であろうと、相手が、冗談で言ったことでも否定するような言葉を無意識に発してしまうのです。 ですので、相手との会話が続かなるのでよう。
単に、「社会性」のなさか、脳の配線が未熟なのか、脳の障害なのか、男には興味ないので深く追求しようとも思いませんので、ただの「ぼくちゃん」だと思えば良いだけですので。
私の場合、「自閉症スペクトラム症(ASD)」の人達は、グレーゾーンの人達も含めて、大抵、分ってしまいますが、直接、「自閉症」的とか、「ASD」だねと言いません。 「ロボット(人工知能の)みたいな奴だな!」または、「ターミネーターか!」と言い方を変えます。
彼らは、態度や言動から、他人の心を読む事がほぼできませんし、ほぼ他人には興味が無いので、ある意味、めんどくさい事が無いが、ですが「親友」と思い込むと、残念な結果になる場合が多い。人間では無く「ロボット」だと思えば、腹も立たないのです。
若い子でしたら、男子はすぐに分かりますが、女子の場合は、男子よりコミュニケーション能力が高いので、無意識で「詐称」している場合がありますが、でも時間が経てば、段々、バレてきます。
多分、そんな女子は、「無意識」で詐称しようとしますので、精神的に疲れやすいのです。そして体調も崩しやすいのです。
殆んどは「偏差値の高い、知能の高い女子大生」に多いのですが、でも、こんな子がいると、尚の事、興味が湧き、可愛いので、私は、かまってしまう癖があります。 決して悪い事はしませんが。
3)女子学生の場合
女子学生の場合、最初、入ってきた「新人さん」を紹介してもらう時に、先に、自分から「変なおじさんだから気を付けてね!」と言う様にしています。
馴染みの子には、私に向かって「エロ親父」と言い放つ女子もいますし、「サイテー!」とか「いやらしい!」と言われる時もありますが、私にとっては「誉め言葉」だと言い返します。
そう思っていますので。。。。。平気です。
女の子の場合は「可愛さ」が武器で、自然?と身に着けた武器ですので、すぐに、こっちも慣れてくるのです。 おじさん的には「ころっと」騙されるのです(天性の魅力にはかなわないのです)。
暫くして、慣れてきて「この子、面白い!!」と私が思う子は、ちょっと問題のある子が多いのですが、学生の間、スタバでアルバイトをして数年が経ち、大学を卒業するころには見違える様に改善されています。 そんな子が、とても可愛いく愛おしいのです。
改善と云っても、本質的な部分(脳の配線)は、そんなに変わっていないのですが、よく訓練されているなと云う実感があります。 「社会性」が身に付くのでしょうか。
学生の第一難関、就職活動での「面接」これが全然違うでしょうね。 もしスタバでバイトしていなければ、「ボロボロ」の子も、数は少ないがいますので。。。
私の様な、めんどくさい「チャラいオヤジ」と普通に会話できるような子であれば、就活での「面接」なんて、全然OKでしょう。
いつも「あなたなら、大丈夫!」と言って、励まします。
私が、良い意味の「女子力」が高いと思う子は、そこちょっと難しい企業かな。。と思う目標の就職先も、あっさりと決まるので、驚くことがあります。「さすが!!!」と思います。
皆が、卒業して就職したら「接客業」につくはずもないのですが、日本の会社組織の中で、仕事をする上で、スタバは、誰も、学校でも、教えてくれないことを訓練してくれる場所でもある事は確かではないでしょうか。
近年では、入社試験でペーパーテストの成績の比率が下がり、面接の印象が良くなければ合格できなくなりました。
多くの企業も採用で重視する項目に「コミュニケーション力」を挙げており、「真面目にコツコツ努力することが得意、でも人と喋るのが苦手」な学生は、就職活動で自分をアピールできず、何十社受けても一社も内定が出ないことが珍しくないのです。
逆な意味で言えば、ただ単に「スタバでバイトできれば。。。」と気楽に考えている学生にとっては、非常に、作業を覚えるための時間が多くあり、面倒くさいバイト先になるので、敬遠されている場合もあると聞いています。
逆に「コミュ力」の低い学生ほど、役に立つ会社です。ここで鍛えなさいと言えます。
4)最近、私が思うこと
私の場合、女子ばかり可愛がり、男子には、殆ど声をかけません。と云うより、気なんか使いません。 当然だと思っていますが。。。。若い男子学生は、その様子をあからさまに見ていますので、中には、私は男が嫌いだと思いっているようです。
実際、店に行き、カウンターの中に、メンズばかり3人揃っていると、「注文せずに帰ろう」と思う事が有りますが、それは男の子、個人が嫌いなのではなく、可愛い子がいるのに、なんでお前らメンズ3人が、シフト(勤務)を合わせて、そこに、揃って居るんだ!!!。。。と思うのは、仕方ないのです。
メンズ3人揃って、同じシフトにするなと思っているだけです。決して嫌いではないのですが。
私は男が嫌いなのではなく、可愛い女子がいる方に気を取られているだけなのですが、何だか、男子は全然、かまってくれない。。と、うとまれているのでしょう?
普通に、メンズなら「また、あのエロ親父」女子にかまってもらいたくて、しょうがないなー程度に考えてくれていると思って、気にもしていませんでしたが、「おチビ」のメンズには、そう映らない子もいるのでしょう。
過去にはスタバのメンズと、普通に会話のできる男子もたくさん居たので、気にもしませんでしたが、今の「おチビ」のメンズには、私の方が気を使うべきなんでしょうか?私と「世間話」もできない原因が、ここにあるのなら、ちょっと困ったもんです。これなら、メンズ(男)ではなく、レディスでしょう。
女子の場合、特定の子ばかり、かまうのは厳禁なのは、よく認識していますが、「おチビ」のメンズたちも同じなのかと思うと、ちょっと疲れます。
5)ダイバーシティをちゃんと認識しているか
ダイバーシティと云っても、「LGBT」の問題もそうですが、「ニューロダイバーシティ」の問題を理解しているかです。
■「ニューロダイバーシティ」とは「神経構造の多様性」の事です。
つまり、発達障害、人格障害、愛着障害について、ちゃんと理解している店長など見たことが有りませんので。。。。
この様な本来、持って生まれものや育った環境の中で培った「脳」の特性まで、主に店長レベルの人間が、認識して「コーチング」するのでしょうが、これができる能力レベルを要求されていないのでしょう。社内で構築されていないのですから、たぶん、できていないでしょう。
ここを間違えると、とんでもないことが起こりうることを会社側が認識していないでしょう。
教育に関しては、普通の中小企業では、殆ど行われていないことを実施しているように思いますが、どんなに言い聞かしても、理解、認識出来ない子達が居るのですが、それは何が原因なのか、そこまで理解してコーチングしている訳ではないでしょう。 本当は一番、大事な点でもあるのですが。
■十数年、スタバに通っていますが、今まで、1度だけ1人の女性店長に嫌われてしまいました。
会社的には、とても優秀な店長としての認識だったのでしょうが、私的には「ちょっと。。」でした。
パートナーから聞いた話ですが、とても厳しい人だったことは確かで、嫌われてはいなかったのでしょうが、PTRから慕われていた様な感じでもなかったような状況でした。
コミュニケーション能力については、これは予想ですが、論理的に話すのは得意なのでしょうが、他人の気持ちを推測したり、場の雰囲気を読むことが不得意だったように感じます。
でも、私が嫌われた原因が、一体何なのか? 本当に分からないので、なんかモヤモヤするのです。
何か、失礼な事をしたり、言ったりした覚えは全く無いのですが、店長に嫌われて、最後、無視されているのと同然の扱いを受けました。
本当に。。何なんでしょう? 女は本当に分からない。 ちょっと「怖い」です。
多分、私には理解できない、どうしようもない、人に言えない位、くだらない事柄で云えば「妬み、嫉み、僻み、嫉妬」から「手の平返し」が発生して、こんな状態になる場合と、持って生まれたASD的な性質から、仲良くなれなかったのか、どちらかはハッキリしません。
女性の場合、無意識にASD的傾向を隠そうとしますので、精神的には疲れる状態が続いている様に思います。仲のいい同僚も居なかったように思いますし。
長く店に通うと、こんな目にも遭うんだ。。。と、思うしかないんでしょうね。
彼女は、出世して東京の大きな店舗に移動しましたので、今となっては、二度と、この女性店長と会うことも無く、論理的に説明できる問題では無く、個人の「認知的」な問題で済ませるしかなく、こんな状態になることもあるのでしょう。 そして、彼女の場合、友達もいないし、多分「結婚」もできないでしょう。
最後に、
今度は、長年通うと、副店長(ASM)、店長(SM)たちも、1つの店舗を数年で替わってゆきますので、店長たちの実態も分かってきますので、今度、そっと記載してみようか。。。。
何人もの優秀な店長を知っているが、どの店長たちも、それぞれ個性的で、味があり(スルメではない)、本当にいい子ばかりなのです(もちろん例外も、ありますが)。
昔、札幌のお店から旭川に移動した、私の後輩で、優秀で、大好きな店長が居るのですが、今年、もう一人、大好きな店長が、旭川に転勤で行ってしまいました。
最強の店長2人(二人とも独身ですが、仲がいいのです。結婚は。。。無理)が、遠くに行ってしまい、ちょっと寂しいのですが、いいコンビですので、お互い切磋琢磨して、いい仕事をするでしょう。
密かに、「店長になったら結婚できない」子が多いと言われていますが、それは違います。これは、男と仲良くなり、結婚まで行かないのは本人の問題でしょう。別に無理して結婚しなくてもいいのです。歳を取り自分にとって都合の良い異性は、増々なかなか見つからないのです。
▮Starbucks Coffee Japan – スターバックス コーヒー ジャパン
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