2023-10-14、
本日のお題は、どうなってんの? 札幌駅バスターミナル閉鎖で“仮設バス停”に移行 駅から離れ…冬へ不安の声【北海道発】です。
8月末で、札幌駅「エスタ」の商業施設は終わりました。ただ1階の奥にある「札幌駅バスターミナル」は稼働していました。いよいよそこも9月末で閉鎖になり、札幌駅南側周辺の幅の広い、交通の少ない道路に、バス停が設置されていましたが、これがまたスペースの関係でしょうか、簡易的な仮設のバス停で、冬などバスが来るまで待っていたら、酒でも飲んでいないと、凍え死んでしまいそうな、部屋になっていない、屋根のついた囲いだけのバス停です。
1.分散された仮設バス停留所 問題点
私の場合は、いつも利用している札幌駅から道庁周辺を通リ大通付近リまでなら、地下歩行空間を含めて、地下道のどこから上がれば、どこに出るのか把握しているが、東京の「八重洲口地下」ほどではないが、分かりづらいでしょう。
1)バスの種類としては大きく分類すると
JR北海道バス、道南バス、沿岸バス、じょうてつバス、都市間高速バス
札幌在住の人なら、上記の様な地図を観れば、大体、場所が分かるだろうが、特に、都市間高速バスの乗り場は、地方から出てきた人たちが多い為、迷子になってしまい分かりにくいでしょうね。
「自分がどこの居るのか分からない」と云う声が多数上がっています。
■市では変更に伴う混乱を避けるために地下歩行空間などに新たに地図や案内板を設置。
「日本生命ビル」向かいの「大同生命ビル」の地下歩道空間の「ミレド(商業施設」の入り口(左側)に、時刻表の電光掲示板と長椅子が設置されていますが、しかし、バス停からかなり離れています。
■案内図で行き先を確認してスマホでQRコードを読み込むと、地図が表示され、使いたいバス停までの行き先が案内される。 一見便利に見えるQRコードだが、 「スマートフォンを持っていない」人は、普通の時刻表を見るしかないのです。
2.冬 どうするんだ!
こんな感じで、東京なら雪もそんなに降らないので大丈夫でしょうが、札幌では吹きっさらしの中で、バスを待つ羽目になる。「なめてんのか? もっと何とかしろ!」と言いたくなる。
私の場合、冬になると、吹雪で電車が止まり、仕方なくバスで帰る時がありますが、こんなバス停では、少し大げさですが、凍え死んでしまいます。3人並べば、囲いからはみ出してしまいます。
雪が降る前に、もう少し、何とかした方が良いのではと思います。 冬季オリンピックの招致も断念したんだから、もう少し予算を回せばいいだろうが、これには、JR北海道も絡んでいるのですが、新しい建物を建てる前に「バスターミナル」を何とかしてほしいものです。
新しい「バスターミナル」の完成は、新幹線開業の1年前の2029年だそうです。その間の6年間このままで行くのか? こんな大都市で「バスターミナル」が無い都市はないだろう。
■新幹線の開業も遅れるかも。
北海道新幹線については、事業費の増額も冬季オリンピック札幌大会を前提に計画されていた。
しかし、札幌大会という工期を前倒しにする前提がなくなり、そもそももともとの計画だった2030「年度」内でなくても問題はないということになり、開業を延期してもいいのでは、と云う状況になっている。
ちなみに、東京の「新宿南口」のバスターミナル、更に新しく「東京駅八重洲口」のバスターミナルが完成している様ですが、まだ利用していません。
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