【調理】 美味しい「そうめん」「ひや麦」の作り方について  茹で方次第ですごくおいしくなります。

2025-07-21、
今年は、北海道(札幌)もクソ暑い日が続いていますが、段々食欲が無くなり「そうめん」でも食べたくなります。いいですね! 暑い夏には特に美味しくいただけます。シンプルですが、結構奥深く、茹でる時ちょっとした工夫で格段に美味しくなりますよ。札幌の夏にもぴったりですね!

ここでは、ド定番の作り方、そうめんを美味しく作るためのポイントを紹介します。

NHKのテレビの料理番組で、先生のやっていた通りの作り方で「そうめん」を作ってみた所、大変うまく行きましたので紹介します。 「茹で方」に色々な私の知らないノウハウが詰まっていました。

1.基本の「茹で方」が最も重要!

そうめんの美味しさは、茹で方で8割決まると言っても過言ではありません。

1)たっぷりの沸騰したお湯で茹でる:
・そうめんの量に対して、最低でも10倍以上のたっぷりのお湯を沸騰させます。
お湯が少ないと麺がくっついたり、ぬめりが出やすくなります。
・ポイント: 差し水は基本的に不要です。麺を入れると一時的に温度が下がりますが、強火でそのまま茹で続けましょう。 びっくり水(差し水)もする。

2)麺をバラけさせるように入れる:
・ 麺を入れる際は、くっつかないようにバラバラと投入します。箸で軽くほぐしながら入れましょう。

3)表示時間通りに茹でる(再沸騰後):
・ そうめんの袋に記載されている標準茹で時間(通常1分半〜2分程度)を厳守します。
・ 再沸騰してからは目を離さず、麺が鍋の中で踊るくらいの状態を保ちます。茹ですぎるとコシがなくなり、ベタついてしまいます。

茹でる時間がきたら火を止めて30秒、蓋を閉めて蒸らす。芯までしっかりと火が通る様にする為です。

4)素早く冷水で締める:
・茹で上がったら、すぐにザルにあけ、氷水や流水で一気に冷やします。
但し、麺が水と同じくらいの温度に冷えるまで、手でかき混ぜないこと、手ではなく箸でする。何故か。臭いなどが麺に移るから。

・ポイント: ぬめりをしっかり取ることで、麺のコシが引き締まり、つゆも濁りにくくなります

補足説明>———————————————

2.そうめんや冷や麦、うどんなどの麺を茹でた後、しっかりと水洗いするのには、主に以下の3つの重要な理由があります。

1)ぬめり(表面のデンプン質)を取り除くため:
・麺を茹でると、表面からデンプンが溶け出し、それがぬめりとなって麺の表面に付着します。このぬめりは、食感を悪くするだけでなく、麺同士がくっつきやすくなる原因になります。
・しっかりと水洗いすることで、このぬめりを取り除き、麺がサラサラとして口当たりが良くなります。

2)麺のコシを引き締めるため:
・茹で上がった麺は、熱によって膨らんで柔らかくなっています。これを冷水で一気に冷やす(急冷する)ことで、麺のデンプンが再結晶化し、締まってコシが生まれます。
・水で洗う行為自体が、麺を冷やす手助けにもなります。

3)つゆを濁らせないため:
・麺の表面に残ったぬめりは、めんつゆの中に入るとつゆを白く濁らせてしまいます。
・しっかりと水洗いしてぬめりを取り除いておくことで、めんつゆがクリアな状態を保ち、見た目も美しく、風味も損なわれにくくなります。

これらの理由から、特に冷たいそうめんやうどんを美味しく食べるためには、茹で上がった後の水洗いは非常に重要な工程となります。

4)素早く冷水で締める:
・茹で上がったら、すぐにザルにあけ、氷水や流水で一気に冷やします。麺のぬめりを取るように、優しくもみ洗いするのがポイントです。

・ポイント: ぬめりをしっかり取ることで、麺のコシが引き締まり、つゆも濁りにくくなります。

5)水気をしっかり切る:
・水で締めたら、ザルを振るなどして水気をよく切ります。
水気が残っていると、つゆが薄まってしまいます。

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3.美味しさを引き立てる「つゆ」と「薬味」

そうめんの主役は麺ですが、つゆと薬味でさらに美味しくなります。

1)「つゆ」のこだわり:

・市販のめんつゆを使いこなす: そのままでも美味しいですが、ちょっと手を加えるだけで格段に良くなります。
・だしで割る: 水の代わりに、昆布とかつお節でとった本格的なだしで割ると、風味が豊かになります。
・ 薬味を足す: 少量のおろし生姜、みょうが、ネギなどをつゆに混ぜ込むだけでも、香りが立ちます。
・ 冷やしすぎない: 冷やしすぎると風味が飛びがちです。冷蔵庫でキンキンに冷やすよりは、氷を数個入れる程度で。
・ 自家製つゆ:
・ 醤油、みりん、砂糖、だし汁を合わせた基本のつゆに、干し椎茸の戻し汁などを加えると奥深い味わいになります。

2)「薬味」はたっぷり用意!:
そうめんの魅力を最大限に引き出すのが薬味です。多めに用意して、色々な組み合わせを試すのがおすすめです。

◼︎定番:
・ 刻みネギ   : 万能ねぎや長ねぎの小口切り。
・ おろし生姜  : 風味と清涼感。たっぷり入れるのがおすすめ。
・ みょうが   : 特有の香りがそうめんによく合います。
・ 大葉(青じそ): 爽やかな香りが食欲をそそります。
・ 白ごま    : 香ばしさとプチプチとした食感。

◼︎おすすめ:
・きゅうり : 細切りや千切りにして。シャキシャキとした食感が良いアクセントに。
・トマト  : 角切りにして加えると、酸味と旨味が加わります。
・梅干し  : 叩いた梅干しを添えると、さっぱりといただけます。
・ツナ缶  : 油を切ったツナは、ボリュームと旨味をプラスしてくれます。
・卵    : 錦糸卵や半熟卵を添えると、彩りも豊かになり、まろやかさが加わります。
・鶏肉(茹で鶏、鶏むね肉の蒸し鶏など): ヘルシーで食べ応えがアップします。
・ラー油、豆板醤: ピリ辛好きには欠かせません。少量加えるだけで風味と辛味がアップ。

■ちょっと変わった「アレンジ」そうめん いつもと違う味を楽しみたい時に。
・ぶっかけそうめん:
茹でたそうめんの上に、具材(豚しゃぶ、野菜炒め、キムチなど)とつゆを直接かけていただくスタイル。

・ゴマだれそうめん:
めんつゆに練りごまを溶かし入れたり、市販のゴマだれを使ったり。濃厚な味わいが楽しめます。

・中華風そうめん:
鶏ガラスープの素でつゆを作り、ごま油、ラー油、お酢などを加えて中華風に。

・タイ風そうめん:
ナンプラーやレモン汁、唐辛子などを加えてエスニックな風味に。パクチーを添えても美味しいです。

・温かいそうめん:
冬場はもちろん、夏場でも冷たいものが苦手な方には。温かいつゆでいただく「にゅうめん」も美味。

・炒めそうめん: そうめんチャンプルーのように、茹でたそうめんを炒めても美味しいです。沖縄料理のソーミンチャンプルーが有名です。

これらのポイントを参考に、ぜひお好みのそうめんを追求してみてください!
今年の夏は、より一層そうめんが美味しく感じられるはずです。

 

最後に、

実際に、そうめんを茹で上げる手順を正確に行うと、食べ残して、冷蔵庫に保存しておいたものを後から食べる時も、全然違います。 芯が残っている感じも無く、ツルツルと美味しくいただけます。

ゆでる時のちょっとした、扱いで、麺が後からでも美味しくいただける様に茹で上がります。

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